異常気象が巻き起こりデジタル化が進む地球。状況は刻々と変化しているのに、いつまでも同じような性行為をしていてはいけません。貴方のパートナーも地球同様、刻々と変化を重ねています。ずっと傍にいてくれるとは限りません。

本記事では、Mの人がされて嬉しいことを紹介していきます。いつもと違う性行為でM男を貴方の虜にしてしまいましょう。

SとMの在り方

生物的に常に支配する側として立たされている人間は、同時に支配されたい欲も抱えています。
これは誰しも同じで、不思議なことではありません。管理職の人が現場に戻りたいと嘆いているようなものです。
一方に傾けば、必ずもう一方に揺り戻しがあります。

つまり、SやMといった括りにはあまり意味がありません。
それは人や環境に左右されるからです。誰でも常にどちらの性質も兼ね備えています。
それが、今時点でどっちに傾いているかというだけの話です。

要するに、自分や他人をSだMだと決めつけてしまう行為は愚かだという話になります。
いつ自分の立場が変わるかわからない。そういう心持ちで本記事を読んで頂けるとありがたいです。

Mの人がされて嬉しいこと【日常編】

直接的な性行為でなくても、Mは喜びをかんじます。
ここでは、日常の中でMがされたら嬉しいと感じることを紹介していきます。

Tシャツをダルダルにする

衣服は人間の象徴です。動物は裸を恥ずかしがりません。
そのため、これを雑に扱われると人としての大事な部分に手を出された気分になります。
通常はそんなことをされたら怒りますが、被虐性癖を持つMは別です。

Tシャツの首元をダルダルにしたり、裾を引っ張って伸ばしてしまいましょう。
油性マジックで自分のサインを書いてしまったりするのも、良いかもしれません。

ただし、破る行為はNG。あくまで、着用出来る状態にとどめておきましょう。
破ってしまうと捨てるしかなくなってしまいます。それはもったいないです。
ダルダルのTシャツの本当の効果はここからです。

この行為は、Tシャツをダルダルにするという暴力に意味があるわけではありません。
ダルダルになったTシャツそのものに価値があるのです。

ダルダルにされたあと1人になった時、MはそのTシャツを眺めます。
そして、先ほどの出来事に想いを馳せて被虐性欲を募らせるでしょう。
そのあとも、Tシャツを眺めては性欲を募らせる日々です。
そしてついに再会の時、MはおそらくダルダルのTシャツを着てきます。
この瞬間にこそ意味があるのです。破ってしまってはその瞬間1度しか楽しめません。

MがダルダルのTシャツをインナーにしてもじもじしているのを発見したら、冷たい目線と汚い言葉で嘲笑ってあげましょう。
きっと情けない笑顔で嬉しそうに頬を染めています。

ペットと比較する

ペットなどを飼っている場合、その子とMを過剰に比較するのも有効です。
Mの被虐アンテナは比較という行為に敏感に反応します。それは、その先に罵倒を見ているからです。

まず、とにかくペットを可愛がりましょう。すぐに比較、罵倒しては過程がないので効果が半減してしまいます。
一旦ペットにばかり構って、変則的な放置プレイの形を取るのです。とにかくペットを褒め続けてください。
そのうちMがしびれを切らして、何かしらのキーワードに反応してきます。
そして、「俺だって」のような言葉で割って入ってくるでしょう。
チャンスです。ここで比較を発動します。

「あんたなんかより」「この子の方が」などのワードを駆使して、さらにペットを褒めて下さい。
Mはこの時すでにもっと欲しいという状態に入っています。
そのため、果敢に「いやでも」「俺も結構やるけどな」と口を挟んできます。
そして、興奮したMが距離を詰めてきたり、「ねえ」と言って肩を触りながら体を自分に向けさせようとした瞬間、罵倒の出番です。

「止まれ」「触るな」などと吐き捨てて、Mを制しましょう。
この時まだMの方を見たり、目を合わせてはいけません。
この期に及んでもペットに構っている貴方を見て、Mの被虐性欲の火花はバチバチです。従順になり始めます。
そのまま「うるさい」「喋るな」などの短い罵倒を続けて、Mを黙って突っ立っているだけの状態にまで持って行ってください。

この状態になってから初めて、目を合わせたり距離を近づけます。
そして、仕上げとして耳元で愛の言葉を囁いてあげましょう。できるだけ甘い方が効果的です。

この手法は、ペットが小さければ小さいほど効果的です。
弱い生き物と比較された方が、自分の情けなさが際立つからです。
また、ペットがいない場合は、ぬいぐるみや掃除機などの家電で代用も可能です。
ただ、その場合は自分のスキルも重要になります。自信がある人は試してみてください。

食事にイタズラする

あまり褒められたものではありませんが、食事にイタズラするという方法もあります。
Mは隙あらば被虐されようと企んでいるので、食事のような定期的なイベントとは相性抜群です。

わざと辛いものを多く混ぜたり、食事の質に差を付けたりしましょう。自分が残したものを食べさせるのも良いかもしれません。
最初こそ戸惑うものの、貴方がイタズラっぽい笑みを浮かべて見つめてあげれば、M男はすぐに理解します。

状況を理解したMは、積極的にイタズラされた食事を摂取します。
そして、貴方に見せつけるように大げさなリアクションを取り始めるでしょう。

そうなったら大いに笑ってあげてください。被虐性欲は笑いをも餌にする化け物です。
Mはさらに大きなリアクションを取り始めるでしょう。ここまできたら、スマホの登場です。
写真、動画どちらでも構わないので、爆笑しながらその姿をカメラに収めます。
「やめろよ」などと抵抗しつつも嬉しさを隠せないMがそこに写っているはずです。

常に笑顔でいてあげることがポイントになります。

食事と笑いでMの被虐性欲はあっという間に成長するでしょう。

Mの人がされて嬉しいこと【性行為編】

日常でMを刺激したら今度はベッドの上です。
たまりたまった欲望を開放するための手段を紹介していきます。

言葉を制限する

これは割とメジャーな手法です。聡明な読者の方は既に取り入れているかもしれません。
言葉を制限されることで、自分を満足に表現できなくなります。そのもどかしさに、Mは身をよじらせるしかありません。

ポイントは完全に黙らせないことです。

完全に黙らせると、Mにとっては嬉しいことですが、貴方のモチベーションの維持が難しくなります。
セックスは共同作業なので、2人が共に楽しむことが重要です。積極的に喋らせてみましょう。

まずは語尾を制限するところから始めるのを提案します。有名なのは赤ちゃん言葉ですが、それだとあまりに工夫がありません。
おすすめはお嬢様言葉です。語尾を「～ですわ」「～くださる？」「～かしら」などに統一させましょう。

お嬢様言葉は上から目線なのでMには不向きと思われるかもしれませんが、それが逆にもどかしさに拍車をかけるのです。
また、男性はお嬢様言葉に不慣れなので、上手く使えません。
それもまた、別のもどかしさとして被虐性欲を刺激します。
質問を絶やさないようにして、会話をできるだけ続けてください。
そして、語尾を間違えたらその都度ちゃんと注意しましょう。

これを続けていくとMの頭はぐちゃぐちゃになり、気付けば顔を真っ赤にして男性器を隆起させているでしょう。

男性器を別人格として扱う

これはペットを可愛がる手法に似てるもので、その応用と言ってもいいかもしれません。
MをMの男性器に嫉妬させます。やり場のない怒りは内側にたまり、それは性衝動として表に現れるのです。

まずは男性器に名前を付けましょう。
かわいい名前を付けてもいいですが、本格的に嫉妬させるにはMの友達の男性の名前がおすすめです。

名前を付けたら、犬や猫を可愛がる感覚でその子を愛でます。話しかけてもいいですし、撫でても大丈夫です。
名前を呼んであげるのを忘れないようにしてください。Mが口を挟んできても無視しましょう。
Mは触覚による直接的な快感の最中にいるので、大した抵抗はしてきません。すぐに男性器への嫉妬を快感に消化させます。

そのまま絶頂まで導いてもいいですし、タイミング次第では辞めても大丈夫です。
君がうるさいからストップしたよとでも言い放てば、向こうからもう1度お願いしますと頭を下げてくるでしょう。

Siriを使う

テクノロジーの発達は、セックスの役にも立ちます。
バーチャルアシスタントをセックスに導入すると、その無機質な声にMの被虐性欲は初めての快感を覚えるでしょう。

Mの喘ぎ声をSiriに聴かせます。これは性行為の終盤、Mの興奮が相当高まっている時が狙い目です。
Siriは「すいませんわかりません」と素っ気ない返事しかしません。
貴方もそれに同調して「わからないってさ」などのセリフを浴びせてください。

これを繰り返していくと、Mはその声と態度に堪えられなくなります。
その内「勘弁してください」と白旗を振り始めるので、そのタイミングでとどめを刺します。
貴方が「すいませんわかりません」と人間Siriになりましょう。突き放されたMは放心状態になるしかありません。

この手法は、第三者に見られているという羞恥も与えることができます。
Siriは声のみですが、Mはその被虐性欲を満たすためなら積極的に錯覚しにくるでしょう。

アレクサでも代用可能なので、環境に合わせて選んでください。

SMはあくまで楽しい遊びと忘れない

SMは時に肉体的な行為にまで及びます。エスカレートすると事故の原因になりかねません。
仮に攻める側の担当だとしても、エンタメだということを忘れないようにしましょう。

過去にスタンフォード大学が行った有名な実験があります。
監獄実験と名付けられたそれは、被験者を看守役と囚人役に分けて共同生活させるというものでした。
しばらく経つと、単なる役にも関わらず、看守役は囚人役の人たちを虐待し始めたのです。

この実験は後に疑義が呈され、結果はインチキだとされました。真相はわかりません。
しかし、人は権力を持つと暴走してしまうというのは歴史が証明しています。
勘違いしないように気を付けましょう。SMはあくまで楽しい遊びなのです。

まとめ

Mの人がされて嬉しいことを紹介してきました。

基本的には何かしらの制限を与えることが手っ取り早い気がします。
日常の中で自分で考えてみるのもいいかもしれません。

楽しいセックスは人生を豊かにするので、試行錯誤する価値があります。
パートナーと相談してどんどん新しいことに挑戦しましょう。

最後になりますが、相手が嫌がったら即座に辞めることを忘れないでください。