痛くないセックスをするコツ!痛みが生じる原因別の対処法も紹介
PR 投稿日: 2024年11月04日
「セックスがなかなか好きになれない」「あまりしたいと思えない」という人の中で、割と多いのがセックスのときの痛みが原因となっているケースです。
どうして痛みを感じてしまうのか原因がなかなかわからず、セックスをすることに対して臆病になってしまうのです。
痛いけれど我慢してる、という人もいることでしょう。
痛みを我慢したままセックスを楽しむことは難しいですよね。
今回はそのような悩みを抱えた人たちのために、痛くないセックスをするためのコツについて紹介していきます。
なぜ痛みを生じてしまうのかについてや、どのようにしたら改善できるのかについての対処法について知っていきましょう。
セックスで痛いと感じる2つのタイプ
まずセックスでの痛みのタイプを2つに分けることができます。それぞれのタイプによって改善法や対処法も変わってきますので、早速みていきましょう!
1.膣の入口側が痛む
潤いが不足している時に起きてしまっている痛みであると考えられます。
膣の潤滑が良くない状態でペニスを無理に挿入したり動かしてしまうと、それによって傷ついて粘膜から出血することもありますし痛みの原因となります。
この場合、なぜ濡れないのか理由を探り、それに対して工夫してみることで改善できたりします。
他の原因として、なにかの感染症にかかっていたり炎症が起きていたりなどの病的な理由だったりすることもあります。
2.膣の奥(子宮口)の方が痛む
もう一つのタイプとしては入り口よりももっと奥の方が痛むというケースです。
子宮口の近くにあるポルチオ性感帯は、普段から自分で刺激していたりなどの開発をしておらず慣れていない女性だと痛みを感じやすいのです。
この原因に対しては、挿入を浅くしてもらったり、奥まで当たりにくいような体位に変えるだけでも改善することができます。
もしも吐き気がしてしまうほどの激痛を感じたり苦痛を感じる場合は、クラミジアに感染していたり、子宮内膜症の可能性もあります。
婦人科に受診する必要があるケースもあることを覚えておきましょう。
回数を重ねて慣れれば改善される?
結論としては、パートナーの方とのセックスを徐々によりよくできていっている場合や、その人の痛みの原因によっては、回数を重ねていくうちにどんどん良くなるということも可能性としては十分にあります。
ですが、痛みを我慢したままセックスすることは気持ち的な負担も大きいですし、やはりあなたの原因に合った対策を行いつつ改善していくことが望ましいでしょう。
まず第一歩として、なぜ自分がセックスで痛みを感じてしまうのかという原因について知ることが大事です。
痛みを生じさせてしまう原因は?
セックスで痛みを生じさせてしまう原因は人によって様々です。
中でも6つの原因をご紹介していきますので、あなた自身に当てはまる原因がどれなのかを考えながら読んでみてください。
1.潤いが足りていないから
おりものや膣液などの愛液が分泌されていることは、挿入や出し入れする際に非常に大事なものとなります。
潤いが足りていないと、摩擦が強く起こってしまったりすることでそのまま動かされるのも挿れるのも痛くて辛いです。
濡れにくくなってしまう原因としては、疲れや血行不良、水分が不足していたり、前戯が足りていなかったりする肉体的なものだったりします。
その他にも生理の周期だったり、妊娠・出産・更年期などのホルモンバランスが変わることでも生じます。
緊張していたり、パートナーに対する愛情が薄れていたり、ストレスなどの精神的な要因でも起こりえます。
一度でもセックスで痛みを経験してしまうと、「次も痛むのではないか?」と不安を抱えやすくなってしまい、これが逆に濡れにくくしてしまうのです。
2.筋肉が緊張してしまっている
気持ち的な緊張だけでなく、筋肉の緊張でも痛みを感じやすくなります。
例えば初体験のときもそうですし、かなり久しぶりのセックスのときなんかですと膣の周りの筋肉は硬くなってしまっているのです。
身体の筋肉を動かさないと硬くなっていくのと同じですね。
3.病気が原因となっている
セックスの時に感じる痛みが病気によるものである可能性もあります。
特に、痛みの種類のタイプ2のような膣の奥のほうが毎回強く痛む場合は、一度病院を受診してみることをオススメします。
骨盤感染症、クラミジア感染、子宮筋腫や子宮内膜症などでセックスの時に痛みを感じるという症状が出ます。
これらはただの痛みだけではなく、不妊症を招いたりすることにもなりますので、気になった時点で早めに一度病院で診てもらいましょう。
4.身体的な特徴によって
女性器の形もそうですが、みんながみんな同じではありませんよね。
位置や形も違いますし、膣の中も処女膜の厚さや膣の狭さは人それぞれ違います。
こういった理由で痛いと感じてしまう人はいますが、いろんな体位を試してみたり、挿入の深さを変えてみたり、いろいろと工夫するだけでも改善することはできます。
5.男性側による誤ったテクニック
アダルトビデオなどの間違えた情報や知識が原因で、激しくしたり強くした方が女性は気持ちいいと感じると思っている男性がいますが、そういった乱暴なやり方によって痛みを生じていることもあります。
なかなか相手に正直な気持ちを打ち明けるのには勇気がいりますから、「次も強くされて痛かったらどうしよう」と不安になることも逆効果になります。
6.精神・心因性によって
セックスにおいて、精神面は気持ちよさなどに大きく関わってきます。
過去にセックスに関するトラウマがあって恐怖を感じやすい場合だったり、何かしらの罪悪感を持っていたり、家庭環境や何かしらの影響によってセックスに対するイメージが「汚い」「良くないこと」という考えの人も痛みを感じやすくなってしまいます。
この場合は、肉体的なものが原因ではないので、心の問題と向き合う必要があります。
セックスでの痛みを解消するための対処法14個
先程までにもご紹介してきましたが、セックスで痛くなる原因は人によっても違いますし様々な要因があります。
ぜひ、あなた自身の原因にあった対処法を実践してみてください。
1.しっかり寝て休息を大事にする
濡れやすくなるために大事なのがホルモンバランスを整えることです。
性的に興奮したりするときに分泌されるのがオキシトシンです。このオキシトシンが分泌されることによって女性器が濡れてきます。
寝不足や疲労というのはホルモンバランスを崩してしまい、オキシトシンの分泌を妨げてしまいます。
なので、あんまり眠れてなかったときのセックスは避けて、よく休息がとれている時にするのが良いでしょう。
2.潤いを助けてくれるようなアイテムに頼る
この後でアイテムを紹介させていただきますが、濡れにくい人にオススメできるアイテムというのがいくつかあります。
こういったアイテムに頼るというのも痛みを防ぐためにはかなり有効です。
そして、濡れやすくなるアイテムを使うことで、潤滑がよくなるだけではなく、気持ち的にも安心感やゆとりが出てきますよね。
精神面にも多少の効果を与えてくれます。
3.1人Hをする
1人Hをする中で自分が感じやすい場所を知ったり、イクためのコツを掴んだりすることはセックスでも活かすことができます。
あなたが男性を奉仕するときにも、どんな加減でしたら良いのかどんな速さでどこを刺激したら良いのかなかなかわかりにくかったりしますよね。
あなたのパートナーも同じく、あなたの気持ち良い場所を探り当てたりすることは結構難しいことです。
なので、あなた自身が自分の身体についてや、感度のいい場所について知っている必要があります。
後は、相手の人に「ちょっと強すぎるかな」「もう少し下の方が気持ちいい」などと素直に言えたらいいでしょう。
4.潤い確認をしっかりとする
外側だけ濡れていればいいわけではありません。中もしっかりと濡れているかどうかを挿入する前に確認してもらいましょう。
感じ始めると、膣の入り口から徐々に膣の壁からも分泌液が出始めてきます。
膣の外側が濡れているからといって中まではまだ濡れてきていないこともあるので必ず確認してから挿れてもらうようにしましょう。
5.夜は避けて朝にセックスをする
朝のHやオナニーは健康的なだけでなくいろんなメリットがありますが、きちんと眠って疲れを取った後の朝をセックスのタイミングにするというのもオススメできます。
朝に時間の余裕があれば、体力のある朝イチでセックスをしてみましょう!
6.水分不足をしっかり摂る
身体の水分が足りていなくても分泌液が減るので、膣が潤いにくくなります。
なので、セックスする前にはしっかりと水分補給をしておきましょう。
7.食生活や生活習慣を見直して改善する
更年期によってホルモンバランスを崩してしまっている人にも効果的な対処法となります。
女性ホルモンが減ってしまうと、肌のハリの弾力が落ちてしまったり、潤いも不足しがちなので、セックスの時に痛みを感じやすくなります。
次の食品を意識して摂ってみてください。
- 大豆食品
- 青魚
- カルシウムをとりいれることができる食品
その他にも有酸素運動をするように心がけるのもいいですね。
8.サプリメントに頼ってみる
食事だけではなくサプリメントで補うというやり方もあります。
病院へは行きづらいと考えてしまう人もいることでしょう。そういった人にとってもサプリメントは便利です。
更年期の方は特に、以下の種類がオススメされています。
- ハーブ系
- ざくろ
- ローヤルゼリー
- 大豆イソフラボン
- レッドクローバー
- ブラックコホシュ
エストロゲンに似た働きをしてくれる、エクオールという成分もサプリメントで摂取することができます。
9.リラックスしつつ、前戯をしっかりとする
1人Hのときもそうですし、セックスのときも感じやすくイキやすくするためには、リラックスすることが大事なポイントです。
最初はどうしても緊張してしまっているかもしれませんが、前戯を優しくしてもらったり、身体の筋肉をほぐしてもらったり、挿入の前にしっかりと快感を感じてリラックスできるようにパートナーにも協力してもらいましょう。
10.体位を色々と変えてみる(工夫する)
男性との身長差や性器の位置によっても痛みを感じやすくなっているケースがありますし、奥が痛みやすい場合も体位を工夫するだけでかなり和らぎます。
奥まで突きにくいような体位は正常位の他にも、女性自身が主体となって動ける騎乗位でも深さや当たる場所をコントロールできるはずです。
色々な体位を試していくなかで、痛みを感じにくく感度の良い体勢を探してみましょう。
男性側もペニスの硬さや調子はその日によって変わるもの。
女性も同じくその日によって子宮が下の方に降りてきてたり、ペニスが奥に当たりやすくなっていたり、いつもよりも性感帯が敏感な日もあります。
その日の調子に合わせて工夫してみましょう!
11.挿入したら少しとまって待つ
痛みをなくすコツとして、挿入がスムーズにいったとしてもすぐにはペニスを動かさずに待つことです。
10秒くらい止まったあとで、膣となじむまでは浅くゆっくりと動かしていきましょう。
12.パートナーと気持ちや状況を共有する
これは思っているよりも効果があります。
「打ち明けるだけでうまくいくの?」と思うかもしれませんが、セックスの際に精神面や思考はかなり重要です。
濡れにくくなっている事実を伝えてみたり、「実は毎回少し痛いんだ」って本音を打ち明けたりしてみてください。
相手の考えや配慮を聞くだけでも安心できたり、気持ちが前向きになってそれだけで解決してしまうケースもあるのです。
パートナーが今までよりも気遣ってくれるようになってくれたり、「こんな感じでどうかな?」などと聞いてもらえれば、女性側ももっと言いやすくなりますよね。
ぜひそういった機会を設けてみてください。
13.病院でカウンセリングやホルモン補充療法などの治療を受ける
もし心の問題によってセックスの時に痛みを引き起こしてしまっているのであれば、心の中を整理したり気持ちを打ち明けたりするために、カウンセリングを受けるという手段もあります。
自分だけでどうにか解決しようとする必要はありません。パートナーと一緒に受けてみるのもいいでしょう。
病院での治療では、カウンセリングの他にも女性ホルモンを投与したり、漢方を使った治療などを受けることができます。
14.病気によって痛みを感じやすいときは病院へ
病気によって痛みを感じやすくなっているということもあります。
感染症や炎症だけでなく、痛みがかなり強かったり生理痛が重い、おしっこや排便の際に強い痛みを感じるという場合は、カンジダ膣炎やクラミジア感染、婦人系の何かしらの病気である可能性があります。
なので、こういう症状がある場合には早めに病院へ受診しましょう。
痛みを感じにくくするためにオススメのアイテム
痛みを感じにくくするためにいくつか便利なアイテムがあるので、どんなものがあるのかをご紹介していきます。
ジェルをたっぷりと含んでいるコンドームを使う
膣の潤いを助けてくれるアイテムとしては、ジェルたっぷりのコンドームを選ぶようにすることです。
普段からコンドームを使う人であればこれが手軽でオススメです。
ローションや潤滑剤を使うのに抵抗がある場合には、こういったコンドームを用意しておけば良さそうですね。
深い挿入で痛いときはオーナット
まだ本店には取り扱いございませんが、、、。
OHNUT(オーナット)って商品をみつけたときは感動で前が見えませんでした!!
世の中はスバラシイラブグッズがたくさんあるんだなあ~~!! pic.twitter.com/3SwMIvs3zc— SEX SHOP ワイルドワン渋谷本店 (@wo_honten) September 2, 2019
こちらの画像で紹介されているオーナットというアイテムを使うことで、深い挿入を防いだり奥のほうが痛むということを軽減することができます。
使い方は簡単で、ペニスの奥にこちらのアイテムを装着するだけです。
ペニスの根本が多少締め付けられることによって男性側の感度も上がるとのことです。
コンドームの上から使用可能ですので避妊しながら使うことができます。
潤いを増してくれるモイスチャー美容液
相手に知られることなくケアしておきたいという場合でもオススメなのが、メノケアなどのモイスチャー美容液です。
デリケートゾーンに適した成分を配合した商品がありますので、そういったものをセックスの前に女性器に馴染ませておくことで使用できます。
パートナーの方もあなたの膣の潤いを感じることができるはずです。
まとめ
セックスの時に痛みを感じたまま我慢するのは本当にしんどいことです。
痛みを感じてしまう原因は様々ありましたね。
場合によっては女性側の原因だけではないこともあります。
自分1人だけで改善を試してみるのもいいですが、パートナーの人と共有したり、お互いに協力しながら痛みを軽減できるように工夫できる状況が一番近道ではないかと思います。
あまりに痛すぎる場合には病気が原因となっている可能性もあり得ますので、我慢し続けてしまったり無理したりせず、一度病院へ受診してみることも視野にいれていってくださいね。