
初対面の異性とスムーズに会話をする5つのコツ
更新日: 2023年02月16日
ドキッとする出会いというものはいつどんな場所で始まるか誰にも分かりません。もしかしたらその出会いはすぐ目の前まで来ているかもしれません。
しかし、もしそれが運命の出会いだったとしても、最初はみんな初対面です。
相手の事を知るため、そして自分の事を知ってもらうためにはとにかく「会話」をしなくてはなりません。
初対面だと緊張してうまく喋れなくなってしまう方も、この記事を読めば解決です。スムーズな会話の引き出し方、広げ方、注意点をまとめました。
1.相手のファションや髪型に注目する
初対面で「この人と仲良くなりたい!」と思っても、会話の数もろくにこなしていないとまともな共通点も思い浮かびませんよね。まずはお互いを知り合いたくても、焦らずにひとまずは会話のきっかけを探しましょう。
内面や人間関係の情報が一切無くても誰でも気付ける表面的な相手のアイコン、それはファションです。よく相手を観察してみましょう。でもジロジロ見てしまうと嫌な印象を与えてしまうかもしれないので、それとなく自然にを心がけて下さいね。
- どんなジャンルの服を着ていますか?(お兄系・ドレカジ系・モード系・カジュアル系など)
- 差し色やワンポイントがありますか?(1色だけ派手な色や模様のアイテムがある・時計だけ高級そうなど)
- そもそも相手はファッションに興味がありそうですか?無さそうですか?(しっかりお手入れがされているか・埃やシワの付いた服かなど)
- タブーな話題は事前に分かりそうなら読み取りましょう(背の低めな男性がヒールの高めな靴を履いているとなると身長の話題は避けた方が良いなど)
一通り観察が終わったら、早速会話に取り掛かってみましょう。
ファッションに強いアイデンティティを持ってそうな相手なら、とにかく褒める!上手い褒め方がピンと来なくても、「お洒落ですね!」の言葉だけで見た目を意識している男性は嬉しいものです。目立つアイテムがあればそれも抜かりなく褒めましょう。
ここで注意するのは「芸能人の○○○みたい」の様な言い方は避けるべきということです。ファッションは自分の個性を表現する大きな手段の1つ。そこで有名人と似ていると言われてしまうと、個性的でいたい相手にとっては逆効果となってしまうかもしれません。
2.自分がしっかりとした回答を持つ質問を心がける
会話を続ける為には質問するように話しかけることが有効なのは周知の事実です。こちらからの一方通行にならずに、最低限の相槌だけだとしても相手からのレスポンスがあることに期待ができるからです。水商売で働く女性達の中では会話を途切れさせない為の常識のテクニックとも言われます。
しかし、その前にもう少しだけ先読みをしてみましょう。
もしも本当に相槌だけしか返って来なかったとしたら?
はたまた、自分も同じ質問を返されたりしたら・・・?
例えば、「休日は何していますか?」。これに対するリアクションが「別に・・・」「特に・・・」など薄かったりした場合、もしも自分まで休日に特に趣味も無く過ごしてしまっていたとしたら「私は○○○しています」とも広げられず、話題が止まってしまいますよね。
そうならない為に、相手に質問をする際は自分が同じことを聞かれた時にも最低限の具体的な返答をできる様な内容にしましょう。そうすると自分にとっても相手にとっても自然と次の会話の入口が見えてきます。
例えば休日の過ごし方の例だと、
- 「ペットの犬の散歩をしています」→(ペット飼っているんだ。犬種は?名前は?年齢は?何頭?)
- 「仕事がある日には作れない料理を作っています」→(料理が好きなんだ。何作るの?得意料理は?)
- 「友達と遊びに行きます」→(よく外出するんだ。何をして遊ぶの?学生時代の友達?お酒は飲めるの?)
など、1つの返答からどんどん次の会話のステップが広がります。その最中で相手からのレスポンスがあればしめたものです。こちらからもどんどん話題を拾って広げていきましょう。
3.基本的なマナーと身だしなみを忘れない
せっかく会話が続いても、初対面だとまだまだ相手の内面の良さや悪さも深くまでは分からないもの。出会って初日はできる限り楽しい会話を中心に良い印象を持ってもらいたいものです。ましてや和やかに過ごせている時間でふとしたキッカケで相手からの印象を下げてしまい会話が止まってしまったらと思うと、今までの努力も水の泡です。
そこで重要となってくるのが、食事中はもちろん行動の中の基本的なマナー・身だしなみです。
- 会話に夢中になってお化粧は崩れていませんか?油の浮いた肌やパンダ目では相手も顔を見るに見れませんよ!
- 「トイレ」ではなく「お化粧室」と言うだけで女性らしい印象が上がります。
- そしてお化粧直しの度にリップクリームや脂取り紙の併用を。カサカサの唇では相手も幻滅です。
- 食事中での会話は咀嚼音に気を付けましょう。ひとくちに入れる食べ物も小さめがベターです。
- 電車などの椅子に座っている時にはしっかり足を揃えましょう。膝と膝が離れないように気を付けてくださいね。
などなど、挙げだしたらキリがありません。
上記は女性向けの注意が多いですが、男性もお気を付けを。特に食事中のマナーには厳しい女性も多いです。がっつき食いや肘立て食いなどは絶対にNGです。
4.相手を暗示にかける
想像してみてください。全く自分にその気が無かったとしても、友人越しに「あの人、あなたに気があるみたいだよ」と言われると途端に意識してしまう経験がある方も多いでしょう。これは1種の暗示のようなものです。そしてこの方法は初対面の会話でも似た方法を取ることができます。
- 食事や行き先のチョイスなどで相手が決めたものと同じもの/場所にする
- メニューなどを決めるタイミングを合わせる
- 専門外の話題でも「詳しくは分からないけれど興味はある」という意思を伝える
- とにかく相手の言うことに同調をし、否定的な意見を控え尊重する
等を繰り返すことにより、相手に自分たちは気が合うと錯覚させる可能性がグッと上がります。そして極めつけの台詞、それが「無言になっても焦らずにいれて落ち着ける人って初めて」です!
これさえ上手く伝えることができれば、万が一その後過ごしている中で会話が止まってしまったとしても「波長が合う人と一緒にいれて落ち着けているから」という理由になりますし、それを言葉に出すことで更なる会話に繋げることもできます。
まだ相手のことを深く知らないからこそ、言葉の力で暗示をかけてしまいましょう。しかしやりすぎると不自然だと思われてしまうかもしれないので、ほどほどに・・・!
5.秘儀・オウム返し
もしも自分が聞いてほしい話題を話したとして、相手が見るからに興味が無さそうだったり生返事だったとしたら、あなたはどう思いますか?
せっかく共有できたらいいなと思ったのに、寂しく感じてしまうのではないでしょうか。それともつまらない思いをさせてしまったと申し訳なくなってしまうかもしれませんね。
自分がされて悲しいことは、当然相手にもしてはいけません。
仮につまらない話や興味の無い話だったとしても、それを態度に出してはいけません。特にスマホを見ながら適当に相槌だなんて、信頼関係の構築前である初対面相手には絶対にタブーですよ!
しかしいくら会話を広げようとしても、興味も知識も無い話はなかなか拾い辛いものですよね。そんな時こそ「秘儀・オウム返し」です。
なにも無理に知ったかぶりをする必要は無いのです。相手が話した内容をただ語尾を変えて返すだけで、相手は自分の話をちゃんと興味を持って聞いてくれていると思ってくれます。
- 「昨日ゴルフ行ったんだよね」→「へ~!ゴルフ行ったんだ!会社の人と?」
- 「新しいアニメが面白くてさ」→「新しいアニメ面白いんだ!どんなアニメなの?」
- 「○○○って歌手が好きで」→「○○○って歌手が好きなんだ!初めて聞いた~!音楽詳しいんだね!」
等の様に、オウム返しで一度相手の意見を尊重してあげれば、質問という形で話題を変えたとしても大きなテーマはそのままなので相手はこちらが興味の無いことをスルーされてしまったとは思わず、嫌な気持ちにはなりにくいです。
大切なのはとにかく、相槌だけで終わらせないことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初対面の相手との会話のキッカケ作りから、もしも無言になってしまった時の為の対処法までを提案しましたが、会話で最も大切で忘れてはならないのはやはり相手は心を持った1人の人間であること。
つまり、全てはケースバイケースであるということです。
しかしほぼ全てのケースにおいて言えることは、「人は、嫌いな相手からではない限り他人から好意を持たれると悪い気はしない」ということです。
どんなシチュエーションでのどんな会話の内容だとしても、そして話したい相手がどんな趣味を持ちどんな考えを持っていたとしても、自分はあなたと話したい/あなたのことを知りたいと思っているということをしっかりと伝えられるようなテクニックを身に着けましょう。