嫌いだけどなんか気になってしまう人の特徴5つ
PR 更新日: 2018年10月27日
人を嫌いになってしまう理由は、悪口を言われたり危害を加えられたり、知らない人だけど周囲が嫌うからいつの間にか自分も嫌いになっていたり様々です。
一度嫌いになった人を好きになることは難しいことです。それでも嫌いだけれど、なんか気になってしまう人はいるものです。そんな人の特徴をまとめました。
自分が嫌われてしまっている時、逆転して好かれるためにどうすればよいか、考えるきっかけにもなりそうです。
1.嫌いだけどすごい才能を持っているから気になる
嫌いな人なんだけれど、どうしても気になる理由の一つとして、周囲の誰もかなわないほど才能を持っていることがないですか?
たとえば同じ会社にいる性格が悪くて嫌いな人が、外国人と専門分野について話せるほどに英語ペラペラだったり。
会社内では自分を含め、誰よりも専門の仕事ができたり。
カラオケに行く機会があったら、誰よりも上手に歌ってみせたり。
そんな事実が分かってしまったりしたら、どうしても気になる存在になってしまいます。
その才能が、会社や組織内で必要不可欠だったりするとき、気になるどころか意識せざるを得ない存在になっているでしょう。
だから好きか嫌いかという基準じゃなくて、必要か不必要かで判断すると、「嫌いだけれど必要だ」という考え方も持ち合わせなければいけないでしょう。
何しろ自分より有能で、金の成る木だと、認めざるをえないわけですから。
特に会社の経営者など上に立つ者にとっては、人間を好き嫌いだけでは判断できないものですね。嫌いになったら会社や自分にとって、損することになるかもしれないのですから。
嫌いな人の才能が凄いと、会社としてはその才能を最大限に発揮させようとするし、いつの間にか嫌いな人が上に立つ人物になっているかもしれません。
すると、すごい才能を持っている人のことを嫌うことは、リスクにしかならない可能性だってあります。
才能を持っている人を見かけたら、嫌いになるかどうかは考えものでしょう。
2.嫌いだけど魅力的な容姿を備えている
性格も会話もなんだか自分とぜんぜん合わなくて嫌いだっていう人がいても、珍しいことでもなんでもないです。
それでも気になってしまうのは、容姿が誰よりも優れていることも関係していたりしませんか。
そんな優れた容姿の人は、小さな会社ではわずかに数人いる程度だったりしますが、その人を嫌いになってしまうこともあるんですね。
見た感じ、顔も綺麗で、スタイル抜群、モデルみたいな人だから、異性だけでなく同性の誰もが視線を奪われてしまっています。自分が嫌いな人がモテモテ状態なんです。
そこがまた、人によっては気に食わない原因になっていたりします。
見た目の良すぎる嫌いな人を意識しないようにしても、その場にいるだけで他の人よりも目立っているのですからたまりません。自分が嫌いだと思っても、周囲の人々が放って置かない存在になっていることも有り得る話です。
合コンでは異性を寄せ付けるための必須アイテムとして利用されもするからです。また、会社で一番容姿のいい人が、社内のパンフレットのモデルに選ばれたりすることがあります。
嫌いな人が表紙を飾っていたりするので、見る側としては面白くないですが、確かに容姿が優れている人を起用することは、会社としてはいい宣伝です。
人として嫌いだけれど、誰もがきれいだと認めざるを得ない、これはなかなか複雑な思いがします。
3.嫌いだけど一々話題になるから気になってしまう
何故かいつも、話題の中心になっている人っていませんか。それはいい意味でも悪い意味でも。
何をするわけでもなく、普通にしていても常に目立っているような人が確かにいます。そういう奇特なタイプの人は、自分から率先して目立とうとする目立ちたがり屋な人もいれば、そうじゃなくて、目立たないように行動しているのに、何故かいつも目立って仕方のない人もいるから不思議です。
例えば、会社でミスばっかりする人は珍しくもないもので、どんな会社にも1人や2人、ダメな人はいるものです。そんな人は常に話題の中心へと、自然と置かれていたりしますよね。
他にも、怖くて嫌いな上司が、同僚のなかでは常に話題になりがちだったりします。そうした目立った特徴のある人は周囲から嫌われてしまいがちでもありますが、嫌いな人がいつも会話の中に出て来てしまうのが、気になる原因となっています。
そういえば嫌いな人の話をすることは、怖いもの見たさにどこか似ているようです。
人は怖いものや否定的なものを、あえて見たがる本能的な習性を持ち合わせているのでしょう。
「もういい加減に話題に出てこないでほしいんだけど!」と思っていても、誰かしらが話題に出してくるのですから、拒否権などないに等しいこともあります。
そしていざその人が話題に出てくると、留まることを知らない泉のようにして、とことん話は盛り上がってしまいます。そうした存在感の大きさがあるのは、ある意味で嫌いだけれどすごい才能といえるのかもしれません。
4.嫌いだけど気になるのは事実上は虜になっている?
よく嫌いな人の話題を持ち出してくる人がいますが、人を嫌っているのに頻繁に持ち出すことは、実は好きなんじゃないの?という方向に持って行かれることがあります。
要するに「嫌い嫌いも好きの内」だというお話です。
あまりにその人の話ばかりを持ち出してくる人は、実際には好んでいるからだ、そんなことを指摘されたらどう答えますか。
「嫌いな人の話をすることを好んでいる」のは事実なわけですから、事実上は好きで、虜になっていると言われても否定できないところはあります。
ファン心理とは違いますが、悪役がいてこそ周囲が引き立つということもありますし、嫌われる人というのは他人を虜にしてしまう能力を備えているのは間違いなさそうです。
そういう意味で、嫌いな人の虜になっている側というのは、嫌いな人に気持ちを左右されている、もっと言えば光に吸い寄せられる虫のようになっているのでしょうか。
嫌いな人というのは、やはりのっぴきならないパワーを持っているのでしょう。
5.嫌いな人を気にしないことはできるのか
よく嫌いな人のことは無視するのが一番だなんて言います。でも実際に無視ができるとは限りません。
会社では最低限、大人の対応を求められているし、仕事を一緒にこなす必要が出て来ることもあります。
仕事をする時にも無視を決め込んでいると、会社のプロジェクトの足を引っ張りかねません。
そうなったら自分が嫌われる側に回ってしまうことだって考えられるでしょう。
嫌いな人のことは、無理やり無視を決め込むと、かえってリスクを追うことになりがちです。無理やり嫌いなものは嫌いだと、信念を貫くことすら危険性が高いです。
人は自分の信念を貫こうとして、間違った方向に向かっていることに、気づかなかったりもします。
嫌いな人を気にしないというのは、単純に無視をするという判断だけじゃないと考えることもできます。
例えば嫌いだけれど気にしないで普通に接することだって、人には十分にできるはずです。それができるのは真の大人だと言われてしまうかもしれないですが、この際、真の大人の対応を目指したって、かまわないことではないですか。
いっそのこと、嫌いな理由さえも気にしない対応をできたら、どれだけ人生が楽になるんでしょうか。
まとめ
嫌いだけれど気になる人、そんな人は何らかの能力やパワーを秘めていることが、明らかになってきました。
その能力やパワーは、ポジティブな方向だったりネガティブな方向だったりします。
そして嫌いな人というのは、常に話題の中心になり、話題を振りまくという存在感を持っていることもわかりました。
気になるという感情はある時は楽しい座談会のネタとして必要になり、またある時はうざったくて仕方ないものです。それでも嫌いな人がいてこそ、人生では何かしらの生きるヒントや刺激を受けられることも確かなようです。