彼氏にしたくないメンヘラ男子の特徴と上手な扱い方
PR 更新日: 2018年10月28日
見た目はごく普通の好青年。いい企業に勤めてるし身なりもそこそこ、センス良し。どちらかといえばかなり高得点に入りそうな男性。「もしかして、ついに私の王子様到来?」と喜んで、いざおつきあいが始まったら…。
「やばい。こいつやばいかも」。彼は俗にいうメンヘラ―だったのでした。
皆さんの周りにこんな体験をされた方はいらっしゃいませんか?
あるいは、あなた自身こんな男性と出会ってしまったことは?
人の好みはそれぞれといいますが、メンヘラ男はどんな女性にとっても、かなりキツいです。メンヘラ男と上手につきあえる女性といえば、相当に大人で精神的に安定しきっている方か、もしくは同じくメンヘラちゃんかも?
そこで今日は「メンヘラ男」の見分け方と、うっかりつきあっちゃったときの賢い扱い方を一緒に考えていきましょう。
メンヘラ男の第一の特徴・スーパーネガティブ思考
「仕事、全然うまくいってないんだよね」「俺ってほんとダメだよなー」。メンヘラ男の口癖は、常にネガティブ。延々と自分否定を繰り返します。
具体的に「何があったの?」と聞いても、実際に何か特別なトラブルがあったわけではなし。本当にただの「口癖」なのです。
「今日、課長とこんなことがあって…」というような具体的なエピソードがないので、聞いているほうとしては、会話として成立しません。というのも、これらのネガティブ発言は、話している相手に「そんなことないわよ」と否定してもらうためのものだからです。
最初は、「そんなことないよ、○○くん、仕事頑張ってるじゃん」と彼女が慰めても、何度も何度も繰り返されるうちに彼女も閉口するしかありません。
「私、仕事頑張っている男の人って好きだよ」と優しい言葉をかけたつもりが、それさえもネガティブに受け取り、「俺より仕事頑張ってる男なんてそこらじゅうにいるからなぁ。なんだか寂しいなぁ。君の口からそう言われると」というふうに、どこまでいってもネガティブ。
「そんなつもりで言ったんじゃないのに」といくら女性が弁解しても「いいんだよ、どうせ俺ってダメダメだから」とか、「君なら他にもっといい男がいるよ」などと、ネガティブ妄想は彼の中で勝手に広がっていくのです。
「もう無理…」と思ったら、この時点で女性はだんまりを決めましょう。
「そんなことないわよ。あなたが一番よ」と言わせたい彼の手腕にまんまと引っ掛かってはダメです。
「そうなの」とただ一言いって、早々に会話を打ち切りましょう。
メンタルが弱い俺!が彼の自慢?
そのネガティブさは、現在に限らず、過去の出来事にも遡っていきます。
過去に起きた会社でのトラブル、そのときの絶望感などなど。
大抵の場合、それらはどれもさほど大した話でない場合が多いです。そこで最終的に「体、壊して入院した」というところで、とても自慢気に締めくくるところもこのメンヘラ男の特徴。
正直、「そのくらいで入院までするか?」と思う上、「私だって会社員やってたら、それくらい、いやもっと酷いことだってさんざんあったわ」と内心彼女は思うのです。
どこまでもネガティブな彼の話に、最初は我慢して「うんうん」と相槌を打っていた彼女も、だんだんそれさえ面倒になり、「あー、やばい。つきあう相手間違えたかも」と思いつつ、心の中でとにかく早くこの話題終わってほしいと切実に願うのです。
これがつきあう前であれば、こんな男とは絶対に距離をとりましょう。つきあっても楽しいことは何1つとしてありません。
「しつこさ」と異様なまでの執着心。メンヘラ男には危険がいっぱい
「さっきまでデートして別れてきたのに、もうLINEがきた」というのはまだいいほう。ついさっき駅前でバイバイしたのに、「やっぱりもう少し一緒にいたいから来ちゃったよ」と、家の前まで来ている。普段の「別れ方」がとても面倒な「メンヘラ男」。
「私、今、お風呂に入ろうとしてたのに」とやんわり断っても「いいよ、ちょっとだけお茶飲んだらすぐ帰るから」と平気な素振り。女性のほうはもう休みたいのに、彼には全くそれを察することができません。
夜中に「近くまで来たんだけど、今からちょっと寄っていい?」というのもメンヘラ男の定番中の定番です。
「私、今すっぴんだし、部屋も散らかってるからまた今度にして」とキッパリ断ると「来られちゃダメな理由でもあるの?」「誰かそこにいるの?」などなど、また面倒なことになるのです。
それでも「ダメなものはダメ」と断ると「やっぱり俺じゃダメなんだ」とネガティブ発言が始まります。もう「どうにかしてよーッ!」って感じですよね。
メンヘラ男たちはこうやって無理難題(本人がそれを自覚しているかどうかは不明ですが)を彼女にぶつけることで、彼女の自分への関心の度合いを測っているのです。
そして、「ダメ」と分かれば引き下がれば良いのですが、「ダメ」だとわかると余計に「頑張ろう」「なんとか彼女の関心をひこう」とやる気を出させてしまうのです。なんともやっかいな人種です。
もしもこういったメンヘラ男につきまとわれたら
いくら見た目が良くても、いくらハイスペックでも、メンヘラ男とつきあっても、女性は幸せになれません。彼氏にはしない、という選択肢をとるのが無難です。
メンヘラ男の気質は、早々短期間で治るものではないので、「一時的なものかもしれない」「ちゃんとつきあって信頼感が生まれたら変わるかもしれない」などと自分に言い訳するのもやめておきましょう。
LINEやメールはブロックして、万が一の為にできるだけ多くの友人に彼の存在を話しておくといいです。
「ちょっとつきあうみたいになっちゃった」「家を知られちゃった」という方は、ハッキリとお断りをしましょう。やんわりとそしてキッパリと「やっぱり私たち、おつきあいはできないと思います」とズバリ言うのが一番。それ以上にまだ何か言ってくるようなことになったら警察に届けることも匂わせて、断固拒絶することをお薦めします。
メンヘラ男の見分け方って?メンヘラ男の共通点は?
冒頭でもお話したとおり、メンヘラ男は、一見しても殆どわからないのが大きな特徴。変な奴どころか、イイ男にさえ見えてしまいます。
ですから見た目だけで判断はできないのですが、せいぜい30分でもお茶でも食事でもして話をしていれば、ある程度見分けがつくでしょう。
初対面で顕著に見られる特徴としては、初対面から割と重い話をすること。例えば、関係も深くなって、重かった口で「実は俺さ…」と切り出しそうな、打ち明け話を初対面でしてしまいます。
これも実はその話自体に、重みも深さもない証なのですが、彼らにはそれに気付きません。最初から自分の一番弱い部分や重い部分を吐きだすことこそが「相手に関心をもってもらえること」だと信じているのです。
世話好きな女性だと、「そんな辛い体験を、初対面の私に打ち明けてくれるなんて!」と感動するパターンもあり得なくはないですが、これこそがメンヘラ男との地獄の関わりの第一歩だということをお忘れなく。
さらに、自分の話が中心で、相手の話は殆ど聞かない、質問もしない、ということも大きな特徴。これはどんな男性でも女性には疲れるパターン。
初対面の「これからつきあうかも?」の男女の会話は、「明るく楽しいキャッチボール会話」が基本です。
明るく幸せな交際は、明るく幸せな初対面デートから。いきなりのネガティブ話をするような男性は避けてくださいね。
また、メンヘラ男には実は、長年彼女が不在ということもよくあります。これは一概にメンヘラ男だけとは限りませんが、見た目もスペックもいいのに、彼女いない歴が長いという男性には、念のためメンヘラ気質を疑っておいてくださいね。
最後に
ここまでメンヘラ男の怖い特徴をあげてきました。
殆どの女性は、こういう彼らをうんざりするでしょう。「彼氏にはしたくない!」。当然です。
だけど女性のメンヘラも存在します。男性と女性に共通するメンヘラの特徴は「他人の関心をひくことに執着すること」。実はこの特徴を持っているのは女性のほうが多いといわれているんです。
このコーナーを読んでくださった女性のあなた自身、決してメンヘラではないでしょう。メンヘラ男を不気味に感じたことでしょう。
しかし、これを機にあなた自身のことも振り返ってみてください。相手の気をひこうと常に画策していませんか?
ネガティブ話ばかりして、彼の同情をひこうと考えたことはありませんか?
誰にでも棲んでいるメンヘラ気質。今もあなたの心の奥底で巣くっているかもしれません。