セクキャバ依存症の原因と対処法!なりやすいタイプは?
PR 投稿日: 2023年11月22日
セクキャバは人によって好き嫌いが分かれるサービスです。肌に合わず二度と行かないという人もいますが、どっぷりと浸かり多額のお金を費やす依存症のような状態になってしまう人もいます。
なぜセクキャバは、一部の人がはまりやすく、そして抜け出しにくいのでしょうか。
今回は若い頃から長くセクキャバに親しんできた私が、セクキャバ依存症の原因と対処法について解説していきます。
セクキャバ依存症について知りたい方や、自身や近くの人間がなっている方は、理解を深めていきましょう。
セクキャバ依存症って何?
まず依存症というのは、対象に心を奪われ、それが思考の中心になり、それがないと成り立たないような依存した精神状態のことをいいます。
「ギャンブル依存症」「買い物依存症」「ゲーム依存症」などさまざまな依存症がありますが、その対象がセクキャバとなることがあります。それが通称「セクキャバ依存症」と呼ばれるものです。
依存症になると、セクキャバに通うことを何よりも最優先しようとし、他のことが見えにくくなるため、借金をしてまでのめり込んだり、仕事や家族に悪影響を及ぼすほどのめり込んでしまうこともあります。
セクキャバ依存症の境界線は?
以下のような傾向が見られると、依存状態にある可能性が疑われます。
- セクキャバに通うことが習慣化し生活の一部になっている
- セクキャバに通わないと不満が募り、落ち着かない、イライラする
- 通う回数が過度に多い
- 費やすお金が過度に多い
セクキャバに限った話ではありませんが、お気に入りの店が見つかり、そこへ繰り返し通うこと自体はごく自然なことであり、依存症とはいいにくいでしょう。しかしそれが過剰になり、通うこと自体が習慣となり目的となっていたり、糸目なくお金を使い金銭コントロールができなくなっている場合は、依存を疑われます。
なお依存症の正確な診断は、専門医に実際に診てもらわないと判断がつかない部分もあります。はっきりさせたい場合は、専門機関や依存症専用の窓口に相談しましょう。
依存症のメカニズム
依存症には、脳の報酬系と呼ばれる機能が関与していると考えられています。セクキャバが楽しいと自覚すると、セクキャバに行くたびに脳の報酬系が刺激され「満足だ」「快楽だ」という感覚を味わえるようになります。
しかしこれを続けると、次第に脳が麻痺し、より頻繁に刺激を求めたり、より強い刺激を求めたりすることがあります。これが依存症のベースとなっているのです。
ギャンブル、アルコール、買い物、ゲーム、そしてセクキャバのようなアダルトな娯楽は、報酬系を刺激しやすいです。手軽に報奨系を刺激し、心地よい満足感を得られますが、それを続け依存状態になると、普通の刺激では満足いかなくなり、回数が増えたり行為がエスカレートしたりするのです。
セクキャバ依存症がエスカレートすると?
セクキャバは、ワンセット(40分)で1万円以下で楽しめることが多く、夜遊び関連ではそこまで高額なお店ではありません。
しかし依存症になりエスカレートすると、毎日のようにお店に通ったり、一日に何セットも遊ぶようになり、結果、何百万円ものお金を費やしてしまうケースがあります。貯金がゼロになるまで使いこんだり、借金をしてまで通おうとする人もいます。
お気に入りの嬢から連絡が入れば、他の予定を顧みずセクキャバに通うケースもあり、そうなると職場や家族など、周囲に迷惑をかけ、信用を無くす結果にもなりかねません。
セクキャバに依存する理由
セクキャバは、ヘルスやソープのような風俗店より依存性が高いともいわれます。ここではなぜセクキャバは依存症になりやすいかの理由について解説します。
親近感を持ちやすい
セクキャバは、胸に触ったりキスをしたりすることができますが、そうしたアダルトな要素だけでなく、キャバクラのように女の子と会話を楽しむことも魅力の一つです。
雑談で盛り上がったり、仕事の悩みを聞いてくれることもあり、セクキャバ嬢側の身の上話を話してくれることもあります。その上で身体を触れ合うことができるため、女の子に対し親近感を抱き、虜やファンになりやすく、依存しやすい環境にあるのです。
勤務している女の子も、セクキャバの場合はどちらかというと風俗や水商売の経験が薄い、いわゆる「素人っぽい子」が多く、恋人のような感覚を疑似的に抱けることも依存に拍車をかけやすいのです。
一方、ヘルスやソープは、会話が発生することもありますが、どちらかというと性行為の方が主体であるため、特定の女の子だけにどっぷりと浸かるということは少ないのです。
通っている自分に酔える
セクキャバでは、特定の女の子を指名したり、女の子にお酒を飲ませてあげることもできます(通常、こうした行為は別料金となります)。
お酒を飲ませてあげると感謝され、余計におだてられるため、「自分はこの子の役に立っている」「認められている」「場を支配している」といった自己陶酔を味わえることがあり、これもはまると依存症になりやすい要素です。
エスカレートすると、セクキャバにいき、若い女の子と会話を弾ませ、身体を好きに触らせてもらえる自分が本来の自分であると錯覚し、自分が自分であるために、その環境に身を置こうとするケースもあります。
単純に居心地がよいから通う
セクキャバは、スナックやパブのように、お酒を飲み、女性と話せる憩いの場のようなものでもあります。
単純にお店の雰囲気が気に入ったり、話の合う女の子がいるという理由で通い続ける人もいます。中には胸や身体に触れられることはどうでもよくなり、特定の女の子と会話をし交流することを第一目的に通う猛者もいます。
セクキャバはアルコールも飲めるため、余計に心地よい場所と錯覚しやすく、セクキャバが第2のホームのように感じてしまうと、依存症につながりやすくなるのです。
安価なため依存の地盤をつくりやすい
高級クラブや高級風俗のように掛かる費用があまりに高いと、金銭的な理由から繰り返し続けることを自然と敬遠するため、依存症にはなりにくいものです。
その点、セクキャバは夜遊びとしては比較的安価なサービスであり、おこづかい程度の金額でも楽しめます。さらに初回の場合は割引特典を用意しているお店も多く、入口のハードルが低めです。
あまりお金が掛からないからこそ、ついつい楽しくて頻繁に通ってしまい、いつのまにか依存状態となるケースもあります。
セクキャバ依存症になりやすいタイプの人は?
セクキャバ依存症は、なりやすいタイプの人となりにくいタイプの人がいます。
ここではどういった性格や価値観の人が、セクキャバ依存症の素質があるかについて解説します。
おっぱいが好き、軽くいちゃつくのが好き
前提として、セクキャバは女性の胸を揉むことが一つのウリです。そのため、「女性のおっぱいが好き」「手軽に胸を触りたい」という男性はセクキャバにはまりやすい素質があります。
一方で、おっぱいというよりも、性行為自体がしたい場合は、通常はヘルスやソープに通い、セクキャバにはあまり興味を持たないものです。「胸しか触れないなら行く意味がない」「生殺しのようなものだ」と落胆し、人によっては2度と行かない人もいます。
自分の居場所がない
- 職場で認められておらず蚊帳の外の扱いをうけている
- 家族にも頼られず煙たがれている
- 腹を割って話せる友人がいない
など、自分を受け入れてくれる場所がない男性は、セクキャバに依存しやすい傾向が見られます。
セクキャバはコミュニケーションもサービスの一つであるため、女の子たちは快く話を聞いてくれます。「〇〇さんすごい」「〇〇さん素敵ですね」など必要以上に褒めたりおだてたりもしてくれます。
普段そのような誉め言葉や認められるような言葉に慣れていない人ほど、セクキャバにはまりやすいのです。
こだわりが強い
「物事に対してこだわりが強い」「興味を持ったことは徹底的に取り組む」といった気質の人もセクキャバに依存しやすい素質があります。これはセクキャバに限らずギャンブル依存症、ゲーム依存症など他の依存症にもいえることです。
こういったタイプの男性は、一度はまると他が見えなくなり「はまったものをより楽しむにはどうすうべきか」のような思考となり、一つだけを追及しようとするため、抜け出せなくなることがあります。
反対に、広く浅く楽しもうとする人、飽きっぽくすぐ次の楽しみに触れようとするタイプの人は、依存症にはなりにくいのです。
適度な刺激を求めている
「退屈な日常に飽き飽きしている」「心のどこかで非日常を味わいたい」というタイプの人もセクキャバに依存しやすい素質があります。
セクキャバは見ず知らずの若い女性の全裸が見られますし、薄暗く派手なBGMの流れる店内は独特の雰囲気があるため、非日常を味わえます。ヘルスやソープはよりハードで火遊びともいえるサービス内容となってしまうため、適度な範囲の刺激が欲しいという人にセクキャバはマッチしており、はまると依存症になりやすいのです。
セクキャバ依存症の対処法
実際にセクキャバ依存症になってしまった場合、どのようにして抜け出せばよいのでしょう。ここではセクキャバ依存症の対処法や治し方について解説します。
興味を逸らす
セクキャバ依存症となった場合は、セクキャバ以外のことに興味を持ち、思考の向きを変えることが大切です。
- 他の趣味を見つける
- 彼女をつくる
- 仕事に没頭する
など、何か別のことに取り組み、注意を他に向けることで依存状態を軽減できることがあります。
ただし、依存症の素質のある男性は、次にはまった対象にまた依存してしまうこともありますので、加減には注意しなければなりません。
しっかり向き合うには専門家の力が必要
依存症というのは、思っている以上に根の深い問題でもあります。
「気持ち次第でしょう?」「我慢すればよいのでは?」と軽々しく考える方もいますが、依存症が進んでいると自分の力ではどうにもならないこともあり、治療にもその人にあった適切な対応が求められます。依存症が進行していても、本人がそれを依存状態だと自覚できていないこともあります。
しっかり向き合うつもりであれば、素人の判断で解決を進めるのではなく、専門医の判断を仰ぐのが確実です。依存症の相談については、保健所や精神保健福祉センターなどでも受け付けています。詳しくは厚生労働省の依存症対策ページをご確認ください。
物理的に遮断する
以下のような方法で、物理的にセクキャバは通いにくくすることも一つの対策です。
- お金を別の口座に移し、遊ぶお金を引き出せないようにする
- セクキャバ嬢からの連絡をブロックする
- 住む場所を変える
- オナニー(自慰行為)などをして、性欲の面を根絶する
まとめ
セクキャバの依存症について解説しました。
セクキャバは思っている以上に依存性の高いサービスでもあり、自分がはまるわけがないと思っていた人が、いつの間にか依存状態となってしまうこともあります。
一度依存状態になると、抜け出しても油断すると再発することもありますので、しっかりと向き合っていくことが大切です。
また、依存状態にならないためにも、セクキャバは適度な距離感を保ち、加減をつけて楽しむようにしましょう。