ソープなどの風俗の話をしていたり、体験談を読んだり、あるいはオプション欄を見ていると、度々遭遇するのが「即尺」です。

あなたは即尺って何のことかご存じですか？

オプションや即尺が一般的なソープを訪問するときは何に気を付けるべきか、風俗遊び歴12年の筆者が解説します。
また筆者が実際に体験した即尺の事例も紹介します。

なお、即尺はその性質上、女の子やお店が対応していなかったり、お客さんの清潔具合で断られることもあります。
即尺をお願いするとき、どういった注意点があるのかも知っておきましょう。

即尺とは何か

「即尺とは即尺八の略です。」と言うと、聞いた方は、「ハア？」となってしまいます。
尺八は時代劇等で虚無僧が吹いているリコーダーのような形の縦笛です。これは比喩表現でフェラのことを指しています。
勃起した陰茎を咥える様を、尺八を吹く様に喩えたのです。そう聞くと、フェラの表現を尺八というのはなかなか通な表現に聞こえます。

尺八という表現自体は、日本でソープランドが登場する前の遊廓のあった時代から使われていた風俗用語です。そこに即という言葉がつきます。これにより、本来なら洗体等フェラに至るまでにいくつかある過程をすっ飛ばして、いきなりフェラをするという意味になります。

つまり、オプションなどで即尺を選ぶと、「プレイルームに入ってすぐに、特に洗体する前に、あなたの陰茎を咥えますよ」という意味になります。

似たような言葉に即即というものもあります。これは即尺即セックスという意味で、即尺に加えて、そのまま最後までやっちゃうという意味です。
即即は高級店でのプレイスタイルの一つです。よく高級ソープを標榜するAVで再現されています。参考までに、下記に作品を載せておきます。

例：超高級中出し専門ソープ 深田えいみ

このように、即尺あるいは即即というのは、少し過激なサービスになります。
ですが、ある意味、女の子と対面からプレイルームに向かうまでイチャイチャしていたらすごく自然な流れだと思います。
また、お客さんがSで女の子がM寄りの場合にも好まれるプレイです。

この他に、フェラ繋がりで潜望鏡というプレイもあります。こちらは湯船に浸かる場合はほぼデフォルトのプレイスタイルです。
これはどういったものかというと、勃起した陰茎が湯船の水面から突き出した様を潜水艦が水面に潜望鏡を出している様子に喩えたもので、この状態で女の子はフェラをしてくれます。
洗体後に湯船に浸かりながらするプレイなので、即尺や即即の様な衛生上の懸念もなく、性器に性病の疑いがあるような全てのサービスが断られるような事態でない限り、断られることはありません。

即尺を楽しむうえでの留意点

即尺は既に説明したように、お客さんがプレイルームに入室後、すぐに女の子がお客さんの陰茎を咥えるサービスです。

陰茎は排尿にも関わる場所ですし、一日働いた後であれば、汚れていたり臭いがすることがあります。
そのため、即即や即尺が標準のお店（主に高級店）では、お客さんはお店を訪問する直前に銭湯などで身体を綺麗にしてきているという暗黙の前提がありました。

また、女の子の判断で衛生的でないと判断された場合は、即即や即尺のサービスを断ることもあります。
そのため、即尺や即即をする予定の場合は、事前に銭湯に行くなどして体、特に陰茎をはじめとする陰部を綺麗におくのがマナーでした。

お店によっては、お客さんが即尺や即即を希望した場合に、トイレ等で事前におしぼりなどで綺麗にしてもらうことがルールとなっていることもあります。女の子が気持ちよく仕事をしてもらうためにも、こういった事前準備や配慮は必要なことです。

即尺と即即は両方とも洗体などをすっ飛ばしてフェラをします。即尺をしてくれるのなら即即もしてくれるかというと、中級店などのオプションの場合、即尺はしても即即はしないことが多いです。
あるいは即即は即尺とは別のオプションになっていて、即尺は〇でも、即即は×が付いていることも珍しくありません。
女の子が即尺OKだったからと言ってそのままベットに押し倒したり、その場で着衣プレイに直行することはやめましょう。

そのままセックスしたくなる気持ちはよく分かるのですが、相手の様子を伺いながら基本は洗体してからだということを押さえておきましょう。

ドＭなバニーちゃんで即尺体験談

数年前に筆者が雄琴のドＭなバニーちゃん（既に閉店）で体験した即尺の流れを紹介します。
このお店は、当時、即尺がオプションでしたが、希望すれば特に割増料金を払わずとも楽しめる料金体制でした。もちろんオプションなので即尺に対応していない女の子もいましたが、多くの女の子が即尺対応だったと思います。

お店に着いて受付の際にオプションについて質問され、そこで即尺を希望すると、案内される前にトイレに入っておしぼりで陰茎を綺麗にしておくように言われます。
不衛生だと女の子が判断した場合は、即尺はしないこともあるとクギも刺されました。

当時の雄琴では、中級店や大衆店において追加料金なしの即尺はあまりなかったと思います。オキニの女の子がたまにしてくれたりもしましたが、それはあくまで個人的なサービスであって、お店のシステムとしてはあまり見ませんでした。

トイレに入っておしぼりを取り出して半立ち状態の自分の陰茎をフキフキするのは、ちょっとシュールでしたが、しかたありません。もちろん排尿後にします。
使用済みのおしぼり入れには何枚も入っていて、多くの男たちがここで自分のイチモツをキレイにして、バニーちゃんに咥えさせに行ったんだなあとか考えながら、自分の使用済みのおしぼりを一枚追加で放り込みました。

自分の番がきて、バニー姿の女の子と対面です。
プレイルームに入ったら、カバンを扉付近の籠に入れてすぐに即尺です。
バニーちゃんが私の股間をズボンの上から撫でまわし、そして私のズボンとパンツを脱がします。そして既に半勃ちの陰茎を咥えてくれました。
このお店ではお客さんは立った状態で女の子は膝立ちや正座で咥えていました。

即尺をしてもらう場所には床に正方形の鏡が敷かれていて、直接見ることのできない裏筋側も見ることができ、鏡に映る私の勃起した陰茎を咥えるバニーちゃんもすごくエロかったです。
そのままフェラでいかされるということはありませんでしたし、この後は普通のソープランドでのプレイでしたので割愛します。

まとめ

風俗関係でよく見聞きする即尺という言葉について解説しました。

即尺は、洗体などをすっ飛ばして女の子に陰茎を咥えてもらうという点で少し過激なサービスです。

この記事を読んで即尺して欲しいなと思った方は、ぜひオプションで選択していただいたり、デフォルト設定のお店を訪問してください。

ですが、それと同時にサービスを受けるには事前に綺麗にしておくことが重要であることも指摘しました。
また、即尺はできても即即はできないことも多いことを指摘しました。
このような注意点を理解して、ぜひ、そのような機会があったときは、事前にあなたの陰茎をキレイにしてからお店に行きましょう。