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風俗を卒業する箱ヘル嬢

箱ヘル嬢の卒業心理。お気に入り嬢のその後の進路とは?

PR 投稿日: 2024年01月19日

老舗風俗の代表と言えば箱ヘル。客層もコアな風俗ファンが多く、そこで頑張っている女性達も目的意識の高い方が多い印象です。

所属期間が長ければ何名かの常連客を抱えている嬢も多く、彼女達とお別れする際の男性諸氏は何とも言えない心情になるものです。

箱ヘル嬢が「卒業」という言葉を使う時の心理はどの様なものなのでしょうか。風俗歴30年、オキニ嬢の卒業を何度か経験した筆者がその時に触れた彼女達の気持ちを記していきます。

女性が箱ヘルで働く心理 

箱ヘル嬢に働く理由を聞く

箱ヘルと言えば裏通りにお店を構え、派手な看板やネオンのおかげで常連男性でさえ入店に気を遣ってしまうものです。

デリヘル全盛の今、出勤するのにもストレスを感じてしまいそうな箱ヘルを選んだ女性達の事情はどの様なものでしょうか。

目標を持って頑張っている女性

風俗の世界で頑張っている女性のモチベーションはやはり収入です。

しっかりとした収入を得たい理由は様々ですが、彼女達は明確な数字の目標を持ってこの業界で頑張っています。

入店する際の条件はその時のお店と女性の交渉次第なので、一番良い条件だったのがこの箱ヘルだったという事になります。

働きやすさを求めて在籍している女性

収入を意識して風俗業界で働く女性の中には、箱ヘルという店舗スタイルの中に働きやすさを見出して在籍しておられる女性もいます。
ラブホ等へ派遣されて男性客の相手をするよりは、男性店員さんが同じ建物にいる箱ヘルの方が安心感があるという理由です。
確かに男性客視点で考えれば、箱ヘル店のあの雰囲気で女性の嫌がる行為を強要すれば、トラブルに直結するという事が容易に想像できてしまいます。

又、少数派だとは思いますが女性の中には、一般企業勤務との比較で圧倒的に働きやすいという点を強調してお話してくれる方もいました。
老舗箱ヘルの早番(10時から16時)で、月に15日程度出勤した場合、収入は普通のOLさんよりは多い程度だそうですが、満員電車に乗る必要がない、早番は面倒な客が少ない、交渉次第で毎日決まった個室で待機可能といったメリットで辞める理由が見つからないとの事です。

お仕事の内容を自分の中できちっと割り切り、お店との関係が良好であれば、箱ヘルは意外と快適な職場になり得る場合もあるようです。

箱ヘル嬢の「卒業」の理由

卒業 イメージ

就学生にとって卒業とは正に人生の節目となる出来事です。
次の日からの生活パターンが一転してしまう場合が多く、今後の人生に何かとついてまわる学歴の境界にもなる為です。

箱ヘル嬢さんが卒業を迎える時の心理は、その理由によってわかれますが、学校におけるものと同じなのでしょうか。

より良い条件を求めて「お店」を卒業するパターン

目的意識を強く持って物事に取り組んでいる人たちは、常に自分の立ち位置を確認してより良い条件を探しているものです。
箱ヘル嬢さん達も、自分に対するお店の扱いが悪いと感じたり、他店舗の集客力や客層に魅力を感じたりした時には、そのお店からの卒業を意識することになります。

サイトなどを通して自ら就職活動する方もおられるでしょうし、スポーツ選手の様にスカウトさんという代理人に自らの希望条件を伝えて、条件交渉をお任せする方もおられます。この場合、女性の心理としては、環境を変えてまた心機一転頑張ろうという、卒業というよりはスポーツ選手の移籍という表現の方が合っている事になります。

自分のキャリアを意識して「業界」を卒業するパターン

女性が業界からの卒業を考える理由も様々です。

当初の目的を達成して次のキャリアを考える方もおられるでしょうし、年齢を意識してあと何年この業界で安定した収入を得られるのかと少し不安な気持ちの方、中には将来を考える事ができる交際相手が出来て卒業を考える方もおられます。

次の日からの生活が一転するという意味では学校における卒業と同様ですが、箱ヘル嬢さんにとって、そのキャリアが後の人生についてまわる事になれば一大事です。綺麗に静かに卒業していきたいというのが多くの箱ヘル嬢さん達の心理です。

「卒業」を発表する方法

卒業を発表する風俗嬢

芸能界のガールズユニットではメンバーが独立する時に卒業の発表・コメントを行いますが、箱ヘル嬢さんにも発表の機会はあります。「重要なお知らせ」で始まる箱ヘル嬢さん達の卒業発表時の心理とはどのようなものでしょうか。

お店サイトの日記で発表するパターン

風俗店を紹介するサイトでは、在籍する女性がお客様にメッセージを発信する事が出来る、日記のコーナーが設けられています。彼女達はその中で出勤予定、来店してくれたお客様へお礼のメッセージを記し、たまには際どいサービスショットを掲載する事で有効な営業ツールとして利用しているようです。
中にはお仕事には直接関係のない、自分の普段からの思いや面白い文章を掲載して自分の個性を知ってもらい、遊びに来る男性の客層を絞っている女性もいます。

その中で「ご報告」や「重要なおしらせ」で始まるメッセージを見つけた場合、それは嬢の卒業のお知らせであることが多く、これまでのお客様へ感謝の気持ちが綴られています。

一見、感傷的になってしまいそうなメッセージですが、私のような風俗歴の長い男にとっては受け止め方が違います。
思いつくままにインターネット検索をかけ、嬢の次の在籍店を探し回るのです。

彼女達もさすがにこれまで在籍したお店のホームページで次のお店の名前を出すわけにもいかず、許される範囲で常連客へお知らせしているのでしょう。

箱ヘル嬢さんのサイト上での卒業発表は「また、私を見つけて下さい」の同義語なのです。

常連客に個別でご報告するパターン

ごく稀なケースだとは思いますが、私も1度だけ箱ヘル嬢さんから口頭で卒業のご報告を受けたことがあります。

安定のベテラン箱ヘル嬢さんで2か月前に報告してくれました。それまでに何度か遊びに来てくださいねという最後の営業だったのかもしれませんが、スケジュールの調整がしやすく、いつもより多いペースでお店へ行っていしまい、後で感心させられてしまいました。

オキニ嬢が卒業した時の体験談

オキニ嬢に風俗卒業を告げられる

私が風俗遊びをする時、タイプの嬢に当たった時には次回以降毎回指名をして、長い期間その嬢と遊ぶパターンが多いのですが、過去3人ほど、長いお店でのお付き合い後、卒業していった箱ヘル嬢がいました。

長い期間指名を続けると、嘘なのか本当なのか色々な身の上話をしてくれる事も多く、その話を基に彼女達が卒業する時の気持ちをご紹介します。

水商売から箱ヘル入りして現在は地方の工場で働いている女性

愛知県名古屋市内、錦の箱ヘルで知り合った彼女。長身で色っぽい雰囲気な彼女のお店での年齢は28歳でした。

仲良くなった後のお話では、福岡の出身で若い頃に神戸に出て暫く水商売を経験し、その時知り合ったお友達の後を追う形で名古屋の風俗業界に入ったそうです。

その後はスカウトさんのお世話になりながら何度かお店を移籍しているとの事でした。

彼女とは何度かお店で遊んでいる中で連絡先を交換し、ダメ元でお願いした裏引きに成功。安ホテルでゆっくり過ごした後お酒を飲みながら食事をするというパターンでしばらく遊んでいました。

そんなある時、お誘いのメールをしたところ、「家族の都合で地元へ帰ったから、もう会えない」との返信が。気になって彼女の在籍店のホームページを確認したところ、彼女の日記に丁寧な卒業のご挨拶が記されていました。
その時は、お店で遊んでいない私にも会えないとの事でしたので、彼女の卒業を真に受けていたのですが、数か月後お酒に酔った彼女から深夜に電話があり、金沢の人妻デリヘル店で働いていると聞きました。
「遊びに来て」と誘われ、一度だけ旅行がてらお店の客として遊びに行きました。

結局彼女は金沢での2年間で2回ほど在籍店舗のホームページで卒業を発表した後、程なくして業界から足を洗い本当に地元へ帰りました。
その後電話をくれた時に「地元って今福岡なの?」と聞いたところ、「何言っとんの?熊本ったい。客に本当の事言うわけないやん」と教えてくれた強者な彼女。今は派遣として工場勤務をしているそうですが、風俗を本当に辞める時に卒業の発表をする事は無かったそうです。

一般企業の正社員をしながら副業で箱ヘル勤務をしていた女性

名古屋駅周辺の老舗箱ヘルで知り合った彼女は、具体的な目的は分かりませんが忙しく頑張っている女性でした。
お話では、名古屋近郊が地元で、そこの比較的大きな工場の品質管理のお仕事をしており、夜には実家の飲食店でお手伝い、週末の副業でお店に在籍しているとの事でした。

彼女はもう一店、栄地区の老舗箱ヘルと掛け持ちで在籍している強者で、私としてはそんな強者箱ヘル嬢を私のクンニテクニックで何とかしてみたいという思いで通いはじめてしまいました。

推定年齢30代前半、地元には結婚して子持ちのお友達も多いらしく、「なぜ結婚しないの?」という質問を最近煩わしく感じているという彼女は、普通っぽさとその巨乳が魅力です。

いつも長い時間のコースで予約し、シャワー後の会話もそこそこに長時間のクンニで頑張った甲斐もあり、「イクまでそこ舐めて」と身体をゆだねてくれたスケベな彼女でしたが、その後の濃厚サービスや連絡先の交換は許してくれませんでした。

その後、駅近くの店舗は大規模開発工事の影響を受けて閉店し、近くのグループ店に移籍しましたが程なくして卒業のご挨拶を発表して栄地区のお店のみに在籍する形になりました。
私は栄地区のお店でも何度かチャレンジを繰り返したのですが、お店で規定された以上のサービスは受けられず、1年後、彼女は卒業を告げてくれる事もなく退店。プロとしての厳しさを教えてくれた彼女でした。

10年近く同じ箱ヘルに在籍していた女性

これも名古屋駅近郊、先ほどの女性とは別の老舗箱ヘル嬢です。お店のホームページで濃厚サービスと紹介されていた彼女、目の細い地味系でおっとりした性格は私の好みでした。

一度お相手してもらい、嬢の方からのお誘いでプロフィール通りの濃厚サービスを堪能した私は、指名して通おうかなと思った時に長期出張になり、再開は1年後でした。覚えている事はないだろうと思いながらサービスを受けた後、頂いた名刺には「私の事、覚えていて下さってありがとうございます」という感動的なメッセージが記されており、それから卒業までの5年間、月1~2回のペースで彼女に会いに行くことになりました。

彼女は沖縄の出身で、自動車部品工場で派遣社員として働くために愛知県にやって来た後、服飾関係の店員さんや一般企業を経て風俗業界に入り、私と最初に出会った時には4年程度のキャリアを持つ箱ヘル嬢さんでした。

彼女はお店のホームページ内の日記に投稿する事は一切していない方でしたので、お店に遊びに行ったある時に2か月後の卒業を告げられました。
卒業の理由は「実家の親が病気で…」との事。「一番お世話になった客さんなので、最後にお食事でも…」とお誘いを受けたので、お酒を飲みながら色々とお話を聞きました。
他の常連さんからは「結婚する事になったんでしょう?」と聞かれることが多かったそうですがそうではない事や、長期間実家に戻っていない為、これからの生活を考えると最近お腹が緩くなることが多いとの不安をお話ししてくれました。
お酒が進んでくると彼女も口が滑らかになり、最近お店の経営体制が変化し彼女への待遇も悪くなり、好みではないボーイのおじさんから愛人にさせられそうになって、それも辞める理由の一つと告白され、こっちの方が本当の理由なのかなと思いました。

お店のプロフィールでは出会った時から28歳で変化しなかった彼女ですが、当時の私とあまり変わらないアラフォーな事を教えてもらい、新しい生活で上手くいかなかったら又同じようなお仕事をするかもしれないから、その時はまたメールするからよろしくと言って別れた彼女の、その後の幸せを願わずにはいられませんでした。

まとめ

女性が箱ヘルに在籍するのは、働きやすさに魅力を感じて在籍する方もおられますが、その女性の目標の為です。

箱ヘル嬢さんの卒業理由は大きく分けて、より良い条件を求めていた場合と、目標を達成した場合の2通りがあります。

箱ヘル嬢さんは、お客様との関係を継続したい場合はお店のホームページで発表する事が多く、そうでない場合は個別に常連客さんにお伝えします。

卒業する時の状況は様々ですが、本当に風俗を卒業する時の箱ヘル嬢さん達の気持ちは「静かに、何事もなく」といったものです。