なぜ男は若い女が好きなのか?その驚きの理由と真実に迫る
PR 投稿日: 2022年09月23日
日本の男はみんな若い女が好き、という言説は半ば常識にように蔓延しています。
しかし本当に日本の男は若い女とばかり付き合っていて、大人の女には目もくれないのでしょうか?
確かに30歳を超えた頃から多くの女性は10代や20代の若い女達と比較され、恋愛市場で悔しい思いをすることが増えていきます。
しかしその一方で、30代や40代以上であっても若いライバルに負けずに恋愛や結婚で結果を出す人達がいることも事実です。
この記事では、なぜ男は若い女が好きなのかについて様々な角度から検証していくことで、男女の恋愛観や結婚観の違いに迫っていきます。
恋愛や結婚で成果を出せないことを年齢のせいと思い込んでしまっている女性や、自分の恋愛対象を年齢で選んでしまうことに疑問を感じている男性にとって、必ず有意義な内容となっていますので、ぜひご一読をお願いします。
「なぜ男は若い女が好きなのか?」という疑問へのアプローチ
男性の多くが若い女を好むことについての疑問は、現代日本に限らず世界中で昔から議論されてきたテーマでもあります。
実際に科学的な研究が色々な形で行われているだけでなく、文学や哲学の分野においても「なぜ男は若い女が好きなのか?」については繰り返し語られ続けています。
ここでその全てを紹介することは難しいため、まずは今の日本社会の中である程度の信憑性を持って語られている理由についていくつか紹介していくことにしましょう。
若い女性の方が子どもを産みやすいから?
健康で体力のある若い女性の方が、より安全に子どもを産むことができるのは確かです。
医学の進歩によって高齢出産が可能になったとはいえ、30代後半から40代での出産には30歳前後の頃にはなかった様々なリスクが付きまとうことになります。
恋愛や結婚を「子孫を残すための本能的な行動」と捉えるのであれば、男性が若い女性を恋愛対象として優先するのはごく自然な選択と言うことができます。
こうした「若い女を求めるのは男の本能」とする説は、主に進化心理学や社会生物学といった科学的アプローチを背景として現代社会でもかなり強固に信じられています。
この説に従う場合、女性が持つ魅力のほとんどの部分は出産能力を示すための異性へのアピールポイントに集約されていきます。
たとえば女性の髪を美しいと感じるのは、そのツヤの良さが出産に適した健康状態を示すからというのが進化心理学的な考え方です。
ただしこうした考え方には批判も多く寄せられています。
この説によれば「男が無意識に女性の胸やお尻を見てしまうのは、健康な子どもを産む女性を求める本能的な行動で仕方のないことなのだ」と言うこともできます。
これは突き詰めていくと性犯罪や子どもへの性的虐待などを肯定しかねない思想です。
実際のところ真面目な科学的研究において、恋愛が単に子孫を残すための本能的な行動であるといったシンプル過ぎる結論が採用されることはまずありません。
そのため「なぜ男は若い女が好きなのか?」との疑問に対して男の本能を持ち出すのは、男性側にとってあまりに都合の良い言い訳と解釈することもできるでしょう。
青春時代の恋愛を諦めきれないから?
すでに自己を確立している大人を相手にするよりも、まだ未熟な相手と付き合う方が「より純粋な」恋愛を楽しめると考える人は決して少なくありません。
お互いに未熟な青春時代ならば微笑ましい話で済みますが、年齢を重ねてからもそうした恋愛幻想を捨てられないと若いパートナーを求め続ける困った事態に陥ってしまいます。
この問題自体は男女を問わず存在しますが、現在の日本においては男性の方が青春時代に叶わなかった恋愛幻想に囚われやすい傾向にあります。
お金や社会的地位を得てから改めて恋愛相手を探すとなった段階で、そうした男性ほど青春時代の面影を追い求めるように若い女ばかりを追い回すことになります。
このケースでは客観的には「若い女が好き」なように見えても、本人としてはあくまで自分の精神年齢に釣り合う相手を探しているだけと考えることができるでしょう。
若い女の方がコントロールしやすいから?
まだ経験が浅く経済的にも弱い立場にある相手の方が、コントロールがしやすいというのも多くの男性が若い女性を求める理由の一つです。
完全に対等な関係性の相手とバランスを保ちながら恋愛や結婚を行うのは、どんなにお互いを思い合っていても難しいものです。
その点、一方が強く一方が弱い関係性であれば、幸福度はともかく関係を維持し続けることは簡単になります。
特に夫が全ての収入を担い妻が家を守る近代の家庭制度が機能している間は、男性側がこのパワーバランスを求めることには強い妥当性があったと言えるでしょう。
しかし近年この図式が崩れるに従って、自分よりも立場の弱い昔ながらのパートナー像を求める男達の需要は、さらに「若さゆえに社会的立場が弱い女性」に集中することに繋がっています。
つまり男が好きな「若い女」とは、決して肉体的な意味に限らないということでもあります。
男が本当に女に求めているのは若さではない?
なぜ男が若い女を好きなのかについて、その理由自体は数限りなく挙げていくことが可能です。
しかし、それが本当に女性の「若さ」を好んでいるだけなのかについては疑問の余地があります。
ここから先はより具体的に男女の年齢による恋愛観や、実際に男性がパートナーについて何を求めているのかについて深く調べていくことにしましょう。
実際に男は若い女とばかり結婚しているのか?
厚生労働省が発表している全国の初婚年齢の全国平均は、令和元年の段階で「男性31.2歳・女性29.6歳」となっています。
また初婚率の推移について見ていくと、平成7年(1995年)の時点では「男性28.5歳・女性26.3歳」であったことが記されています。
つまり着実に晩婚化は進んでいるものの、初婚時の男女の年齢差についてはそれほど変わっていないことがわかります。
これを根拠に「長年に渡って日本の男は若い女ばかり結婚相手に選んでいる」と指摘することは確かに可能でしょう。
とはいえ都道府県別のデータを詳しく見ると、全ての都道府県で男性の年齢が女性を上回っているもののその年齢差はほとんどの地域で1歳程度の範囲に収まっています。
果たして1歳下の相手と結婚した男性を「若い女が好き」と判定していいものでしょうか?
しかもこのデータは平均値ですから、実際には年上の女性と結婚している男性も相当数いることになります。
また晩婚化の進行によって30代での初婚率は年々上昇しており、40代や50代以降での初婚や再婚も珍しいものではなくなっています。
こうした事例から、30代以降の女性が恋愛や結婚に失敗する理由を「男が若い女ばかり選ぶせい」とするのは少々無理があるかも知れません。
男の大半は実は熟女好き?
アダルト動画配信大手のFANZAが2018年に発表した統計データは当時大きな話題を呼びました。
そこでは人気検索ワードの堂々1位に「熟女」が輝いていたからです。
同じように妙齢の女性を想起させる「人妻」が4位、若い女性を連想させるワードの中では6位の「ギャル」が最高で「ロリ」に至っては23位と低迷しています。
また、より直近のデータとしてはアダルト小説や漫画を扱うFANZAブックスが公開した2022年版の人気検索ジャンルの情報があります。
ここでも女体化などのファンタジックなジャンルと並んで、やはり熟女や人妻が高い人気を持っていることがわかります。
男性向けアダルトコンテンツの世界では熟女ものの人気が高いことは長らく自明でしたが、世間にはなぜか「男性は若い女を好むのでAVや成年漫画もロリコンものだらけに違いない」という偏見が広がっていました。
FANZAが公開したデータはその偏見を打ち破るきっかけの一つとなったと言えるでしょう。
このデータに対してアダルトコンテンツの消費者は30代以上の中年男性が中心であるため同年代の熟女ものに人気が偏っているとの意見もありますが、それは大抵の男性にとって性的興味の対象となるのは極端に年齢の離れた若い女性ではないことを示してもいます。
男性が結婚相手に求めている条件とは?
女性が結婚相手に求める条件については安定した収入や浮気をしない誠実さといった条件がよく知られています。
一方で、男性が結婚相手に求める条件についてはあまり知られていません。
女性誌や婚活パーティー運営会社が発表した調査によると、現代の男性は結婚相手に「性格の相性」を強く求めている傾向が伺えます。
- CanCan.jp:【最新版】男性が今最も結婚相手に求める条件は…”三協”女性らしいけど…それってつまり何?
- 株式会社エクシオジャパン(PR TIMES):【婚活中の独身男女に調査】年代別の恋愛価値観「相手に求める条件」とは?
他にも重要視している項目に「仕事への理解」や「共働きと育児分担」といった要素が挙がっているのも注目に値するでしょう。
なぜならこうした条件は、若い女性が持つ特徴とはあまり当てはまらないからです。
まとめ
「なぜ男は若い女が好きなのか?」という前提に立って考えた場合、その理由の多くは男性の身勝手さに起因するものとなっていきます。
こうした理由を正しいとすると、現在の恋愛・婚活の現場は大人の女性にとっては実に腹立たしいものに見えてくることでしょう。
しかし視点を変えて「本当に男は若い女が好きなのか?」と考えていくと別の側面が浮かび上がってきます。
それは大半の男性は相手に若さなど求めていないのに、むしろ女性の側が自分が選ばれなかった理由を年齢に責任転嫁しているという可能性です。
もちろん恋愛や結婚の行方はケースバイケースですから、実際に若くないことを理由に上手くいかなかった場合もあることでしょう。
ですが、そうではなかったのに「男は若い女を選ぶ」との思い込みから原因を履き違えているケースも少なくないことは留意しておく必要があります。
恋愛や結婚はあくまで相手との一対一の関係性がもっとも重要になります。
若さもまた性格や職業といったその人を構成する要素の一つであり、それだけで関係の全てが決まってしまうようなものではないことは認識しておくようにしましょう。
大切なのは「男は若い女が好き」といったステレオタイプに囚われず、お互いを理解していこうとすることです。