
ロングスリーパーの性格や特徴10つ!改善するためのポイントを解説
更新日: 2018年10月27日
体質的長時間睡眠者で、10時間近い眠りでも寝た気がしないで終始睡眠を欲する人が居ます。質の良い睡眠であれば人間は短時間の睡眠に於いて疲労や眠気を取り除けるものですが、ロングスリーパーの人は浅い睡眠により短時間の睡眠では疲労回復が望めないのです。
これに対して5時間程の深い睡眠で疲労回復出来るショートスリーパーと呼ばれる人も居ます。この2者の違いは何処から生じるのか。ロングスリーパーの性格や特徴について10つご紹介します。
1.責任感が強く、物事を楽観的に考えない
何事にも真摯に取り組み、最善の方法を常に探ろうとしながら非常に強い責任感を持って生きている人に多く見られます。
俗に言う完璧主義者の一面も持っていて、細かな点やほんの少しのズレすらも見逃せない性格です。それらをきちんとしようと努力を惜しみませんし、解決策を模索しながら自分を追いつめていってしまいます。
しかし、良い方法を見いだせなかったり成果に於いて納得が出来ない場合に、後悔する事でストレスを溜めてしまいます。
気持ちを切り替える事が不得手なタイプが多く後悔を引きずり勝ちになってしまい、性格的に楽観的になる事も出来ない為に不安が膨らんでしまうのです。その事が精神的疲労を増幅する要因となっています。
その上問題が解決していない事で更に不安に襲われストレスが溜って行ってしまいます。
どんなに完璧を目指しても、所詮は人間には何処かに穴が有る事を意識する事で、精神的に楽になれます。
どんな偉人や天才でも未だ完璧に何かを出来た人は存在しないのです。
宇宙や自然を見て、その完璧さと美しさに心癒される事でストレスを発散出来るならば、改善の余地が有ります。
2.優柔不断気味
即断即決が不得手で、何事にも細部に至る迄吟味し、精査したがる性格でその為の手間は惜しみません。失敗を恐れる余りに不安感に際舐められているのです。
協調性を持とうとするあまりに他人を尊重しますが、自分の意見は蔑ろにしてしまう傾向にあります。
自我を抑えた結果、多くのストレスを抱え込んでしまいます。
自分の意見を伝えていない事で、全体の決定に於いても本当にそれで良かったのかと言う疑問が頭の中に浮かんでしまう事によって不満がつのり、ストレスになって行くのです。
細かい事に拘らずに大胆に行動してみる事も経験としてやって見る価値はあります。そこで何か得る物が有れば、改善策も見つかる可能性が有ります。
3.内向的な性格
性格が内向的なので自らの意見を他人に伝える事が苦手になってしまい、自分の中に押さえ込んでしまいますし、何かで悩み事を発散すると言う事も不得手なタイプの人が多く、次第に悩みを自分の内側に膨大に蓄積させて行ってしまいます。その結果自分自信で自分を追いつめてしまい精神的に辛くなったり、多大な疲労を抱えてしまい長時間の睡眠に於いて疲労から逃れようとします。
蓄積している悩みも解決されていない場合が多く、更なるストレスの原因になって行きます。
現代は相手と面と向かわなくてもコミュニケーションをとる手段が存在していて、メールやLINEなどで意見を伝えるなどで解消出来る可能性があります。
4.想像力に富んでいる
シェークスピアやアインシュタインもロングスリーパーであり、元F-1チャンピオンのミハエル.シューマッハもそうで有った様に、頭脳の回転が速い場合は脳に過度の負担がかかり長い睡眠を必要とする傾向があります。
奇抜なアイディアをひねり出す作業もじっくりと物事を熟考する作業も大変な集中力を要し、のっぴきならない努力が必要になります。
ましてや常人では考えも付かない創造性に富んだ思考回路を持つ人となれば尚更驚くべき負担の上に作品や理論が構築される筈です。それらの創造性は大変貴重で我々人類の財産でもあるのです。
しかし、この創造の為の思考や作業は肉体や脳に多大な負担をかけ続けていくのです。
シューマッハの場合はとてつもない高速運転の中で、細かい計算とドライビングテクニックを駆使した上で、命の危険と言う計り知れないストレスと戦いながらレースをしていたと言う、常人では有り得ない脳の使い方をしていた筈です。
5.精神的に脆い
ストレスを溜め込み易く上手く発散する事が不得手な人が多く、溜り過ぎたストレスの爆発によって精神疾患を患ってしまう可能性が高いと言う特徴があります。
元々性格が内向的なので悩んでいても周りの人々に相談する事が叶わず、精神的に追いつめられて連絡不通になったり雲隠れしてしまったりする人も存在します。
過剰なストレスにより脳が休息出来ない状態に陥り、身体が寝ていても脳が起きて活性化している状態で、横になっても睡眠が浅くなり、肉体の回復の為に長時間の睡眠を必要としてしまうのです。
精神的ショックで寝付けない様な状態を毎日繰り返している様な物です。そんな事位では命までは失わないと腹を括ってしまえれば、精神的に大分楽になります。
6.誤解を産み易い
惰眠をむさぼっている様に見えるので、第三者から見たら「怠け者」ととらわれ勝ちになります。
「怠け者」と言われたく無いが為に努力して無理矢理に睡眠時間を削ってしまう事により、昼間の活動時間中に急激な眠気に襲われ、その様な生活を続ける事によって生活サイクル自体が崩壊する可能性が高くなります。
元々内向的で悩みの相談等も不得手な性格なので、相手に理解され難く、溜ったストレスの発散も侭ならないので誤解が生じ易いのです。
素の自分をさらけ出す事にも拒否反応を示すタイプで、自己主張も殆どせずに周囲の人間の顔色を窺いつつ行動する傾向が強いので、周囲の人々はその人の人となりを理解しづらく、不安感や焦燥感が多い為に端からの見た人からも不安感を感じられてしまいます。
自分の意見を周囲の人々にはっきりと伝える事が改善に繋がります。
7.遺伝的なもの
親もロングスリーパーであると言うケースも少なからず存在しています。
遺伝に寄るものと考える事が出来ますが、体質だけでは無く、性格等も遺伝する為、当然の様にあり得る事です。
血液型の中で最も免疫力の弱いとされているAB型は体調を崩し易く、精神的にも落ち込み易い事も有り、ロングスリーパーになりやすい傾向にあるので、これも遺伝の一つに考える事が出来ます。
又、子供の頃の生活環境も親と同様の為、後天的にも親と同じになり易い事は必然の事実になります。親と違う環境に身を置いてみる事で改善の糸口になる可能性があります。
8.発達障害者
脳を機能させる効率が悪く、普通の人と同様な生活をしても疲労が多くなる症状の為に長時間の睡眠を必要とします。
睡眠時も多夢や明晰夢と言った状態により、脳が働き続けてしまうと言うケースもあり、アインシュタインもこの発達障害の可能性があります。
脳機能の効率が悪い状態での「相対性理論」の完成はどれ程のストレスや努力を要したのか創造を絶する疲労を伴う作業だったに違い有りません。
このハンデを背負いながら偉業を成し遂げた人々は決して少なく無い事も、別に考察する必要が有りそうです。
9.慎重派
何事にも熟考しつくしてから行動に移す為、失敗する事が少ないと言う特徴が有ります。
精神的に脆い為、失敗した時に生じるストレスに恐怖しているのです。その為に考察に多大な時間を要してしまい、実際に行動すると言う経験量が一般の人と比較すると格段に減ってしまいます。
経験が減る事により、失敗したときの対処なども身に付ける機会が減ってしまう事で更に慎重にならざる負えないと言う、悪循環に陥り勝ちになります。
昔から「失敗は成功の母」等と言う様に、そこから新しい物が産まれる可能性すら減らしてしまう事になってしまいます。たまには思い切って実行に移す事が此の様な人には必要です。
10.生活が安定していない職業に就いている人
自営業等で収入が安定していない場合、将来に対する不安からストレスが溜り易く、ロングスリーパーになる確率が高くなります。
やはり生活に対する不安はストレートに精神に響いてしまいます。
睡眠時間を削ってでも、何かで収入を増やす算段を取れれば良いのですが、不安に潰されてしまい、実行に移せない人はストレスが増幅して行き、問題も解決していない場合は悪循環に陥ってしまいます。
収入だけでなく、病気等で肉体的に生活が安定しない場合にも同様にストレスを溜めてしまう為、ロングスリーパーになる可能性が高くなります。
その他にもDV等の家庭内暴力の恐怖を抱えている等の生活に不安を感じざる負えない状況下に置かれている人等もこのくくりに属しています。これらは生活の不安を取り除く事で、改善されて行きます。