
30代独身女性の3人が深刻な恋愛の悩みを告白!恋人ができない理由とは?
更新日: 2023年02月16日
現在32才の独身女りな。美容関係の仕事をしている。18才~25才まで水商売で勤務。職場には美人で華やかな女性が多くそのなかで知り合った二人とは今でも仲が良く交流がある。
今回は仲良し三人組の過去と現在。20代のころは楽しく、時には笑い話にもしていたはずの『恋愛トーク』まさか自分達の10年後。男に困ることなんて無縁だと思っていたあの頃。30代になってからは 『恋愛トーク』なんて普通に笑えない。十年来の友人たちとの恋愛事情のお話です。
登場人物の紹介
【りな】
年齢32才。
職業 美容関係
彼氏なし。
結婚経験なし。
彼氏いない歴1年。
【朝子】
年齢32才。
職業 アパレル
彼氏なし。
結婚経験なし。
彼氏いない歴2年。
【ひな】
年齢30才
職業 無職
彼氏なし。
結婚経験なし。
彼氏いない歴5年。
りなの深刻な恋愛の悩み
りなの過去の恋愛
りなが彼と別れたのは1年前の31才のころ。
当時24才の頃に知り合ったお客様から猛アプローチを受け続け1年後の25才~31才まで交際をする。
順調にいっていたかのような交際であったが、31才の6年目の記念日に彼から『実は既婚者で妻が妊娠したのでもう会えない。』と告げられ破局。
今まで独身だと信じて疑わなかった6年間。
全てが嘘のカタマりだと気付いたときには31才。
りなの現在
過去の恋愛で騙された経験から人を信じるのをおそれていてなかなか前に進めないでいる。
りなの本心
本当は結婚もしたいし子供も欲しい。
過去の恋愛に傷ついている場合でないことはわかりきっているがトラウマから抜け出せないでいる。
年を取るだけ傷の治りが遅くなるというが心の傷の治りも若い頃に比べて遅くなっているような気がする。
と言うのが最近の口癖。
朝子の深刻な恋愛の悩み
朝子の過去の恋愛
朝子が彼と別れたのは2年前の30才のころ。
朝子は根っからの浮気性である。
過去は交際している彼氏が居ながらも他の男性と恋に落ちそして別れるというループを長年繰り返してきていた。
前回も婚約していた彼氏が居ながらまた新しい恋をし婚約者に別れを告げ新しい生活を進めていたがその彼からの執拗な束縛に耐えられず別れる。
朝子の現在
朝子は自身が『浮気性』なのではなく『セックス依存症』だということに気付く。
どんなに好きな相手が居てもどうしても他の男性との関係を自ら求めに行ってしまう。
朝子の本心
年齢や相手の職業や収入。そんなの関係ない。
自分が楽しく恋愛できて常に恋愛を楽しみながら生きていたい。
結婚はしたいけど子供はもともと好きなほうではないし35才までに出来なかったらそれはそれでいいと思っている。
ただ親からのプレッシャーだけが煩わしいと感じている。
ひなの深刻な恋愛の悩み
ひなの過去の恋愛
ひながアメリカ人の彼氏と別れてから5年前の25才のころ。
21才~25才まで付き合っていて婚約までしていたがひなの母親からの国際結婚反対の意見が強く次第に彼ともうまくいかなくなり破局。
ひなの現在
ひなにとって初めてまともに付き合った彼氏はアメリカ人の彼氏だけだった。
大きな失望感を埋められない寂しさと母子家庭だが働けない母のためにお金に執着をしている。
現在は社会的には無職だが愛人関係にある男性に全ての生活を面倒見てもらっている。
ひなの本心
周りの友達はみんな結婚して子供を産んでいたり、仕事を頑張っていたりするのに宙ぶらりんな自分の状態に焦りを感じている。
いまの自分を変えたいという気持ちはあってもなかなか行動に移せないのが現状だ。
将来的に結婚もしたいし子供も欲しい。
30代の恋愛
30代の恋愛は20代のころと違って単純に
『話が早い』
互いに私生活が忙しいこともあり相手に時間をかけなくなる。
20代の頃、最初のデートで相手のことをもっと知りたくて探りあいを楽しんでいたときとは違う。
30代のデートはなんだか要領のいいデートだ。
相手を好きになるより先にこの人ならありかもといったような感覚で恋愛というより恋愛関係になる機会が増える。
相手に完璧を求めるな
30代になると背負っているものが20代の頃よりもある。
例え互いにいいと思って恋愛関係になったとしても
『既婚』『離婚経験あり』『子持ち』
そういう問題もそう少なくはない。
自分は初婚だし子なしなのに!といつまでも理想を抱いていたりしたら必ず心が折れる。
女の売り時は株と一緒
適年齢という言葉を誰もが聞いたことはあるだろうが、女に生まれて身に染みて感じる適年齢という言葉の重み。
本当に適年齢といわれている時期に適した行動をしていないと後から後悔する。
どんなに美味しい食べものでも、どんなに人気のある場所でも数年後には劣化するでしょ。
人間も同じ。
自分の1番の売り時をわかっていないと誰も買い手が居なくなってから行動を起こしても遅いということ。
周りの30代の女性
家庭をもっているのが7割。
正直置いてきぼりな気分で寂しいという気持ちが強い。
かつては遊びに行く男友達や彼氏を作ることを高いハードルに感じてはいなかったがいまでは
『1からはじめること』
へのはじめかたが億劫になっていて
『始めるまでに始まらない』
状態だ。
恋人ができない理由とは?
3人の共通点。
- 諦めているわけではない。
- 女を捨てているわけではない。
- ネイルサロンにも行っているし美容院も月1で行っているし本人たちは手を抜いていないつもり。
大事なことだから二度言わせてもらうが本当に諦めているわけではないのだ。
それなのになぜ恋人ができないのか真剣に議論してみた結果が
- 必死感が出ているのとナチュラルさが欠けている。
- 謙虚さが足りない。
- 優しく見えるようにする努力をする。
- 笑顔でいることが大事。
- 見た目だけを気にするのではなくもっと内面磨きを。
- 30代だからと若く見せる努力をするのではなく年相応の綺麗さを目指す。
- 清潔感をだす。
- 明るい色の服を着る。
- 歯と髪と肌が綺麗ならそこそこ美人に見える。
- 出会いの場にも積極的に行ってみる。
- 待ってるだけではなにも来ない。
- 自分の直感を信じる。
- 知識を増やす。
- 意味のないことはない。興味があることへの経験を増やす。
- 許容範囲を広げること。
と無数の案が浮かび上がった。
読み返すと笑えてくるが本人たちは至って真剣な意見である。
一人の時間が増える
いままでずっと仕事をしていて余程狂った金銭感覚がなければこの年になると大抵のやりたいことはできる。
それが段々一人でなんでも出来るようになっていき
一人でご飯を食べに行く。
一人で飲みに行く。
一人で旅行に行く。
一人で映画に行く。
欲求をすぐに叶えられてしまうようになるのだ。
今までは恋人や友人と共有していたはずの時間が『一人の』時間になっていく。
こうして独り身の女は強くなるのね。
と悪態をついてはみるが本心は違う。
・人と関わること。
・相手から拒絶されること。
・傷つくこと。
をおそれているのだ。
恋人ができない理由よりも作る理由を
今まで自分に恋人ができない理由を考えてきたが、できない理由よりも作る理由を考えてみた。
なぜ自分は恋人ができないことを悩んでいたの?
- 精神衛生上、誰かを好きになったり思いやったりする気持ちがあると安心する。
- 人同士の肌のふれあいは大事なことだと思う。
- 恋人がいると一人じゃないという安堵の気持ち。
幸せなこと。楽しいこと。悲しいこと。怒っていること。
を共有できる。 - 日々の仕事等の糧になる。
- モチベーションがあがる。
- 自分は愛されていると思うと自分のことをもっと好きになれる。そして相手のこともさらに好きになれる。
- 孤独を感じない。
色々取り上げてみたが、人間の本能は子孫を繁栄させるためにあるので恋人を作る理由というよりも『作らなければいけない』のだ。
今回登場した3人はお互いに自分達がなぜ彼氏ができないのか理由を探していた。
だが、なぜ彼氏ができないのかを探すよりなぜ彼氏が欲しいのかを考えたことにより前向きになれた。