
ぶりっ子はモテる!嫌われがちなぶりっ子が男心を掴む3つの理由
更新日: 2018年10月27日
「こんなの重くて持てない?」なんて言うぶりっ子の女性に嫌悪感を抱くことってありませんか?その気持ちわかります。
今回はこんなタイプのぶりっ子がなぜ男心を掴むことができるのかを説明するとともに、男性サイドが見習うべきぶりっ子のマインドを詳しく描き起こさせていただきます。
ぶりっ子を嫌う女性にもついつい引き寄せられてしまう男性にも読んでいただきたい内容です。
ぶりっ子がモテる理由について
「ぶりっ子好きなおじさん」のぼくが客観的に見た「ぶりっ子に騙されているバカな男」の男心を3つの項目に分けて説明させていただきます。
そもそもぶりっ子がなぜ嫌われるのかって話なんですけど、単純に男にモテるようなキャラ作りをしているからですよね?
「本当はそんなにか弱くない」
「普段そんなに高い声出してない」
「男といるときと女といるときでキャラが違う」
といったように「男」の前だけ、男に好かれるようなキャラ作りをすることがそもそもの嫌われる原因です。
ではなぜ、ぶりっ子女子は嫌われるリスクを負ってまでしてぶりぶりするのか?
もちろんモテるからです。モテるということは男性にその存在が求められているということ。
では男に求められているような言動や行動をすることで男心の満たされていない部分を埋めることができているぶりっ子の特徴はなんなのか。
さらに男心をつかむぶりっ子からスキルを学び、そこから男性が女性の心を掴むためにとるべき行動についてのぼくの考察です。
1.男にはないものをウリにしているから
基本的にほとんどの男性は女性の前でしっかりしていたいし、格好つけたい生き物です。
でも女性も昔までの古い価値観とは違い、家事だけではなくバリバリに仕事をこなすキャリアウーマンなんて言葉も浸透してきているくらいなので、仕事自体では「女にしかないもの」をアピールするチャンスはなかなかありません。
そこで一番男性と女性で分かりやすい違いが「腕力の差」です。
これに関してはよっぽどでない限り、体の構造的に女性が男性を上回ることはありませんよね?
だから男性は安心して力を発揮できるんです。重いものを持つ、BBQで活躍する、タイヤ交換をしてあげるなんていうのが分かりやすい例かもしれません。
ぶりっ子を一番発揮しやすいのもここで、冒頭部分にも書いたように「重たくてもてない?」の言葉で男は簡単に「自分がいないとダメなんだな」という発想に至ります。
他にも、主導権をうまく握らせる(実際には手のひらで遊ばれている状態)ことも多いですね。基本的に男というのはかなり単純なので。
それが2つ目の項目につながってきます。
2.適度にわがまま
ぶりっ子女子の特徴として多いのが「言い方はぶりっ子だけど要望がはっきりしている」です。
これはどういうことかというと、「ランチの行き先」「欲しいもの」などが割と明確なので、男性側からのアクションがとりやすいんです。
ただし、そこには男性が自らそのわがままを叶えてあげたいという心理が働いています。
ぶりっ子がなぜわがままを通すのがうまいのか。その根本にはおそらくぶりっ子になっていることの意味にあります。
男に気に入られるように振舞うことがうまいということは、つまり「男がどんな反応を求めているのか」という男性側の需要を理解しています。
なので、男性が気に入るような態度をとることで好感を得るような言動、行動を自分のバリエーションの中から引っ張り出してきます。
それによって相手の心を適度に満たしながら自分の希望する方向へ男性を導きます。
わかりやすいところでいうと、「食事をする店選び」でしょうか?
かわいい女の子を連れていくのに、ただ飲めれば満足の安居酒屋には連れていきたいとは思いませんよね?
その時点でぶりっ子は価値を発揮しているのです。
自分でいいお店を選ぶにしても、女の子に多少の希望を聞いて決めるにしても、男心の中で「多少値が張ってもあの子を連れていくのに恥ずかしくないお店を選びたい」と思うはず。
「どうでもいいと思っている女の子を連れていく3000円でコース料理付き飲み放題のお店」が「ぶりっ子を連れていくに値する料理だけで5000円+飲み物付きで10000円のお店」になるのは同じ女性であってもそこにぶりっ子の付加価値がつくからです。
この部分にうまく誘導できる、そしてちゃんと自分の希望を男性の気分が悪くならないように、男性がみずからその行動を起こすように誘うことのできる適語なわがままに男性は弱いのです。
第1の項目の中で書いたように、「自分がいないとだめなんだな」と錯覚しやすいので。
3.夢を見させてあげているから
ここまで書いてきたことを全て覆すような内容になる上で、男性には自覚を、女性には一番認知しておいてほしいのがここです。
男は本当にバカなやつじゃない限り、ぶりっ子はあくまで作られているということは理解しているんです。
いつもホットミルクを飲んでいそうな女子も実際には家では芋焼酎を飲んでいたり、ご飯と缶詰で夜ご飯を済ませていることもあることくらいわかってるんです。
でも、それでも信じたいんですよね。ドラマや漫画に出てくるような可愛い女の子は存在するハズだと。これは現実を直視しようとしないバカで愚かなことかもしれません。
でも実際は存在しないかもしれない、本物のぶりぶりした女子の存在を信じること自体で救われているんです。
だから男は心の奥底でぶりっ子がこれからもぶりっ子を続けてくれるように願い、ディズニーランドに行く気分と同じように現実逃避しているんです。
ただしそれを伝えることはしませんよね。逆にネット上でアイドルに対して「あいつ本当は性格悪いんだ」って言ってる人も同じです。
アイドルがプライベートでも同じようなキャラクターであると信じたいんですけど、実際にそうだった時に知ってはいたけど見たくなかった現実にぶちあたることを恐れています。
アイドルを妄信的に信じて応援している人もネット上で叩いている人も、「根本にある思い」はかなり似ていて、女性が猫をかぶっているのではないと信じたい人と信じて違っていたとき落胆するのが怖いから最初から信用していない。たったそれだけの違いです。
まとめ
これまで書いてきたのが「ぶりっ子大好きなぼくの本心」を掘り下げて書き出した事実です。
自分が理想とするような女の子が存在しないことくらいわかっているけれど認めたくはない。
だからこそ、その幻想を守ってくれているぶりっ子はこれからもきっと絶滅することはないでしょう。需要があるから。
男心をつかむということをプライベートな目線でなく、感情を抜きに仕事にたとえて考えてしまえばきっと納得がいきます。
仕事ではみなさん顧客のニーズに合わせて対応するはずです。そして需要を満たすからしっかり恩恵をいただくことができているんですよね?
その観点から言えば、男性からの需要を満たすぶりっ子は間違いなく利益を叩きだす存在であると言って過言ではありません。
これまで説明してきた通り、ぶりっ子がモテる理由にはちゃんと正当な理由が含まれています。
需要を探る能力、満たす能力、付加価値をつける能力。これが男性との関わり方の中に活かされているんです。
ここまでちゃんとぶりっ子を好きな男心について理解していれば男心をつかむぶりっ子に怖がることはありません。
むしろその力を男性側に置き換えて使えば、女性との関わりにおいて関係が良好になる確率は間違いなく高くなります。
自身のマーケティングと捉え、女性は一体どんな男性を求めているのか、そこに向き合って真剣に考えることで、これから先の女性との関わりに必ず役に立ってくれるマインドとなり得るはずです。
自身のブランディングにもしっかり応用し、ぶりっ子という存在としっかり向き合うことでぶりっ子について深く考えなかったこれまでよりも、きっと視野が広がるのではないのでしょうか?
以上、ぶりっ子大すきなおじさんから見た嫌われがちなぶりっ子が男心を掴む3つの理由でした。