
裏面の人生なんていらない!女性が結婚したくない5つの理由
更新日: 2018年10月27日
結婚生活はもちろんですが、楽しい事もあり、嫌な事も沢山あります。それは仕事も同様で、山あり谷ありなのです。
ここ数年で、一般的に結婚適齢期とされていた25歳が、ぐんと上がり30歳を過ぎてからそろそろ結婚を考えてみるかとなったり、結婚したくないと思う女性が増えてきました。その理由について5つあげて考えてみましょう。
1.子供が出来ると生活は180度変わります
新婚当初は2人でスタートして、新しい部屋や家具を見ているだけで嬉しく感じます。
お料理だって、今日はこんなアレンジした創作料理を作ってみようかなと張り切ってしまうのです。旦那様の帰りをウキウキしながら外で待っていたり、2人の生活が楽しくて仕方ないのです。
それから妊娠が判り、出産までの時間は更に幸せ度は上がっていきます。こんなに幸せで、本当に結婚して良かったと実感するでしょう。
これはとても良い事なのです。他人同士が出会い、2人の赤ちゃんが産まれてくるのです。感動的ですよね。
命をかけて産んでくれた奥様、この世に産まれてきてくれた愛しい我が子に、旦那様のやる気はぐんと上がります。
一家の大黒柱として、これから家族を支えていかなくてはいけません。
さて、出産後の奥様はとにかく大変です。
今迄はお腹の中に入っていたので、自分のタイミングで家事をこなせていましたが、出産後は赤ちゃんに全てタイミングを合わせていかなくてはいけません。
朝も夜も関係なく、起きては授乳、出掛けようと思ったらオムツが汚れ、さぁ今のうちに家事をと思ったら、電話がなって起きちゃった等、上手く自分の思う通りには事が進みません。
旦那様が仕事から早く帰ってきてくれるなら、少しは手伝ってもらえるかもしれませんが、帰宅は日付が変わってからなんて家も少なくはありません。我が家もそうでした。
やっと寝てくれた頃、バターンと音を立てて入って来たと思ったら、いきなり赤ちゃんを抱っこして起こしてしまうなんて事も多々あります。こうなると、奥様は微笑むどころかため息になってしまうのです。
子供が少し手が離れ幼稚園に入った頃には、すっかり生活は変わり、インテリアも子供使用に染まっています。
正直言ってしまうと、奥様は子供の為に一生懸命すぎて、旦那様の顔を今日見たっけ?なんて状態です。
あんなに旦那様の帰りを待っていた日々が気がつくと、「えぇー、今日休みなの?」なんて言葉も出ちゃいます。
目をかけるべき対象が、変わってしまったのですから仕方の無い事なのです。
旦那様は、子供を育てていく為の良きパートナーにチェンジです。
結婚に美しい幻想を抱いたり、変わらぬ愛情をいつまでも求めていたりする方には、この現実は少し違うかなと感じるのも理解出来ます。
結婚している側からすると、その時の状況で変化させていく事は当たり前なのですが、その変化でぶつかってしまったり、我慢したりする事も沢山あるのです。
この部分が結婚を踏みとどませる1つなのでしょう。
2.親族問題が常にちらついている
結婚すると同時に、両親や親戚が増えるのも当たり前の事です。
昔とは違い、今や長男だろうが、1人息子だろうが気楽に結婚も出来る時代になりました。そこに孫が関わってくると、急に密になるのが親戚なんです。
新婚時代は、よっぽど近くに住んでいない限りはわざわざ新婚家庭に押しかけてきません。しかし、孫の誕生となった途端もう来たくて仕方ありません。
初孫となれば、待ってましたと口から吹き出しが見えるかの様に走ってきちゃいます。
可愛がってくれるのは有難い事ですが、こちらにはこちらの予定ややるべき事がびっしりな毎日です。
出来ればもうこれ以上余計な気を遣いたくない!これが本音です。
孫問題から始まり行き着く事は、同居、介護、相続等あれやこれやと広がっていきます。結婚さえしていなければ、こんな問題で悩まないんだなと呟く既婚者は多いのです。
子供が成長し、さぁやっと自分の時間が出来たと思った途端、義両親との同居だなんて考えたら、結婚という形をとりたくないと思うのではないでしょうか。
当たり前の事なのに受け入れられない、そんな人達は沢山います。
どちらが良いとは言えませんが、この現実で精神的に病んでしまう人もいますので、それが当たり前なのだから受け入れなければいけないとは言えません。
結婚という形をとらず、好きなパートナーと年をとるまで2人だけで過ごしたいという人達もいます。
そんな人達を見ていると、時々羨ましく感じますから、どの方法を選択するかはあたな次第なのです。
3.お金の使い道の問題
色んな夫婦がいますので、お金をどう2人で蓄えていくのか、どの様に振り分けていくのか、どちらが管理していくのか等、まずはそこでぶつかるかもしれません。
結婚しても、仕事を続けている女性は沢山います。
仕事をしているうちは、お互いに収入がありますから、それぞれの管理で良いのです。
しかし子供が産まれてからは状況もガラっと変わります。
子供を産んで育ててくれたら、あとは旦那様が頑張るから家事をしっかりしてくれたらいいと言われたとします。
うれしいと感じる方と、何だか寂しいと感じる方2通りいるのです。
元々仕事を辞め、家庭に入ろうと思っていた方は良いかもしれません。
しかしバリバリ仕事をしていた方は、社会から離れてしまう不安、ママ友社会で上手くやっていけるかの不安を抱えながら、お金を頂いて暮らすという違和感に襲われます。
家庭に入り嬉しく思っていた方も、やりくりをしながら自分の事に使う罪悪感、だったら子供に回さなきゃ等あれやこれや出てくるのです。
子供が少し成長したら、パートに出れば良いのでは?自由に使えるお金をと思いますが、いくら自由なお金とはいえ、結局は家族の為になって行きます。
旅行に行きたいと思っても、自分のタイミングで行く事なんてまず無理ですよね。
結婚という形をとらなければ、お金とタイミングは自分次第で合わせられますから、誰に振り回される事もなく自由に管理が出来ます。
自分で働いて、お金を貯めて、それを好きなタイミングで好きな人と好きな用に使っていきたい!そんな人には結婚は煩わしいかもしれませんね。
4.自分自身の変化(気持ち編)
これはもちろん個人差があるのですが、結婚をするという事は、家族になるという事ですから、彼氏彼女の関係とは全く違い、相手に対しても責任感が出てきます。
ただ相手を好きという気持ちで一緒にいるのではなく、相手と一緒に守っていかなくてはいけない事、言わずともお互いの役割分担も振り分けられます。
そうなってくると、自然と見方も変わってきて、俗に言う空気の様な存在、そこにいるのが当たり前になってくるのです。
もちろんしっかり相手を見ていますし、頼りにしていますが、好きだばかり言っていられないのです。
責任があるだけに、本当は言いたくない事も言わなければなりません。
子供が出来てからは尚更、そこに親族も絡んできたりしますから、どんどんぶつかります。そんな日々がずっと続いていくと、自分自身の中でいつの間にか、愛情は別の形にすっかり変化している事に気付くのです。
結婚という形をとらなければ、お互いはお互いの人生があるのですから、入りこまなくても良い問題には目を瞑る事が出来ます。
余計な事も言わなくても良いですし、言い方は悪いですが当たり障りなく、相手を愛しているという気持ちをしっかりと持って一緒にいるだけで良いのです。
お別れするタイミングが来てしまったとしても、誰も巻き込みません。
責任がないからです。
気持ちも純粋に楽に居られるので、何故わざわざ結婚をという気持ちになるのでしょう。
5.自分の変化(時間編)
これが結婚したくない理由の最大の問題かもしれません。
独身の方も、フルタイムで仕事をしている方がほとんどだと思います。
しかし必ず決められた自分の休日がありますよね。
これが全く無く、年中無休状態なのが主婦なのです。
当たり前の事なのですが、改めて言葉にすると少し気持ちが下がります。
朝早くから家事をして、すぐにパートに出て帰宅したらまたすぐ家事に追われます。あれやこれやとやる事だらけです。
土日だって主婦には関係なく、むしろ平日より忙しいくらいです。
病気をしても寝てはいられません。
世の中の大勢の主婦が、これを受け入れて日々の生活をしています。
週末に自分の趣味を満喫していたりする独身の方にとっては、ガラっと変わる生活にストレスを感じてしまう方も多いでしょう。
もちろん結婚していても、趣味を大切にしている方は沢山います。
しかし時間は限られて、思い立った時にやる事がなかなか難しいのです。
子供がいると、せっかくやっと休めるとコーヒーを飲もうと座った途端、新たなる問題で呼ばれたり、時間は容赦なく遮られます。
それが主婦にとって、ストレスの原因の1つになっている事は事実です。
仕事と趣味の時間を上手く使い、自分のペースを大切にしている方は結婚という形はとらないのだろうと思います。
まとめ
結婚をしなくても、結婚をしていてもどちらが幸せかはもちろんその人次第です。
しかし比べてみると、生活の変化が激しく変わる事は間違いなく、そこに上手く対応して受け入れていける覚悟がないのであれば、結婚という形を選択しない方がストレスは溜まらないでしょう。
数年前までは、結婚はゴールと考えていた人達が多かったのです。
それが今はガラっと変わり、結婚は新しい世界へ1からまた始めるもの、ゲームで言うと、振り出しや裏面なんて考えをする方もいます。
そんな変化を嫌い、今の自分の生活を維持したい、自分は自分で守っていける、私に裏面の人生はいらないと考える人達が増えた事が、結婚したくない気持ちへと繋がっていくのでしょう。
幸せの形は色々あります。
あなたの選んだ道を大切に自信を持って歩いて行って下さいね。