失恋経験から学んだ7つのこと
PR 更新日: 2018年10月27日
失恋って、誰もが人生の中で経験することではないでしょうか。
振っても振られても、失恋は失恋です。
振れば、傷つけてしまったことへの罪悪感。振られれば最愛の人を失う喪失感。
本気であればあったほど、立ち直りにも時間はかかります。
でも、気づいていますか?
そんな切なく悲しい失恋経験から、人は必ず何かを学びます。
今回は、失恋経験から学ぶ大切なことをご紹介いたします。
1. 「恋は盲目」という意味を、身を以て知った
付き合っている最中は、すべてが明るく前向きに見えたカップルですが、少しずつ空き始めた溝は、いずれ埋めることもできない大きさになり、別れることでしか解決しないということもあります。
別れた直後、途方も無い喪失感と後悔。何でこうなってしまったのか、繰り返し繰り返し、頭の中をグルグルします。悲しみに浸る時間があればあるほど、自己反省を含め、どうしてこうなったかを、時間が経過するごとに、現実がクリアになっていきます。
そして悟ります。
確かに私も悪かった。でも、このまま付き合っていても、今度はキレイな別れ方ではなく、もっと歪みあっての別れになったかもしれない。だって、そんなにあの時、猛烈に想いを寄せていたほど、あの人はいい男(女)ではなかったもの。燃え上がる気持ちの熱さは、人の目までも惑わせ、客観視できなくなることを知ります。
別れをきっかけに、熱を持っていた恋愛に水が差し、急速に冷静になった途端、我に返ったら、大して相手のことはそれほどタイプじゃなかったことに気づいたりします。
2. いずれ恋人は去っていっても、友情は永遠
恋人はお互いの気持ちの同意があって、成り立つ関係です。
好きな部分、嫌いな部分、そういういろんな長所・短所がうまくバランスが取れている必要があり、嫌いな部分が多くなり、バランスが崩れた時、今まであんなに好きだとか、何があってもずっと一緒とか言っていたくせに、手のひら返しで、恋人は目の前から消えてしまいます。
でも、そうなって気づくこと。
友情は、どんなに自分の汚く醜い姿を晒しても、絶対的な味方でいてくれる存在なのです。恋人がいないのは寂しいけど、生きていける。でも、恋人はいるけど、友達がいないというのは、寂しいでは言い尽くせないほどの空虚感が襲うことを学びます。友情の深さは何よりも自分を自分らしく、強くいさせてくれます。
3. 自分の弱さ、強さを知るきっかけになった
恋人がそばにいると、自分という人間を、恋人を通して見るということが多く、本来の自分を振り返る機会というものが、なかなかありません。
失恋を通して、改めて自分を振り返ってハッとすることは少なくありません。
恋人がいないことで、世界の終わりとばかりどん底に落ち、人はここまで弱くなれるんだと、自分の心の弱さを知り、それでも、散々泣き崩れた後、ぐ〜っと鳴るお腹の音を聞いて、自分の中の強さを誇らしげに思ったり。
失恋をしたからこそ気づける自分の感情があります。
人が誰かを愛し、優しくするためには、喜怒哀楽の喜びと楽だけでは成り立たないことを、失恋を機に気づく事ができます。
自分自身の弱さを認め、強さに気づける人は、必ず人として魅力が増し、いい出会いを引き寄せる糧になります。
4. 人を愛する温かさを改めて知った
失恋直後は、とにかく何が自分の身に起こったのか、頭が拒否反応を起こし、現実逃避に走るかもしれません。でも、数日、数週間と時間が経つうちに、少しずつ冷静さを取り戻し、恋人との時間を振り返る事ができるようになります。好きだった人と別れた場合もそうでなかった場合も、いずれにしても、一時は好きで思い合っていた2人です。
時間とともに、楽しかったことや、くだらないことで、さんざん大笑いしたことなど、たくさんのいい思い出が蘇ってきます。それはそれで、別れた今、思い出すという現象は、切ない現実と向き合う辛い時間でもあるのですが、同時に、あったかい気持ちになるのも事実です。
いまだにまだ付き合っていたら、こんなあったかさは感じなかったかもしれません。「あいつ、本当にムカつく。何でいっつもそうなわけ?」という具合に、グチとケンカの繰り返しだったでしょう。
別れたからこそ気づけた、人を愛したときの温かさと、それを大切に守る難しさ。今度こそ、大切な人を温かく抱きしめ、大切にしていこうと思えます。
5. 愛情と情は違うことを覚えた
毎日一緒にいた人が隣にはもういない。
随分長い付き合いだったから、特別会話をすることもなかったけど、いるのが当たり前だったから、いなくなった今、私はどうしたら…
付き合いが長かったカップルが陥りやすい罠です。
好きな人を失った喪失感というより、いたはずの人がいなくなった、当り前化されていた日常が一変しただけのことに気づくのです。
「あの人とこの映画見たかったな」「あ、これ一緒に食べたいな」「これ、絶対あの人が好きだろうな」なんていう感情が湧くことはなく、日々当り前になっていたルーティンがなくなった違和感に少し、切なくなります。
そして改めて、とっくに愛情はなく、情でだけ繋がっていたのかなと思うのです。
情だけでの繋がりはある意味、情けの付き合いになるので、気づけて良かったとも思うかもしれません。
愛情で繋がっている関係は、どんなに付き合いが長くなっても、新しい景色を見たとき、「この景色をみせてあげたいな」と思える関係です。
付き合い当初のドキドキがなくなっても、愛情があるカップルは、そのドキドキが相手がいることへの安心感に変わり、離れると会いたいと思う関係のことだということを心から学びます。
6. 運命の相手は1人ではないことを知った
好きで好きで、間違いなくこの人が私の運命の人!そう思っていた相手との失恋。悲しいでしょう。お先真っ暗ってこういうことだよね?というくらい、泣きまくります。もう一生独身決定なんて嘆いてみたり。
散々、泣き喚いて引きこもった挙句、それでも立ち上がるのは自分自身です。痛い心を労わりつつ、すぐに次の恋愛とは、トントン拍子には気持ちはついていきませんが、それでも出会いに前向きに、アンテナを伸ばそうとしている自分に気づきます。そうです。運命の相手は1人ではないのです。
次の出会いこそが、運命の出会い。その出会いのための失恋だったと思えるようになります。
7. 物事に永遠がないことを知った
私たちの愛は永遠。そんな臭いことを本気で信じていた、いい時もありました。巷では、別れるカップルがたくさんいるけど、自分たちは別と、他人事に思っていた平和なあの日。
事実、悲しいですが、別れは自分たちにも漏れなく突然、訪れます。
完璧だと信じていた2人にも、永遠が存在しないという現実を思い知ることになりました。
永遠じゃないから美しいとか、儚いものだからみんなが欲しがるなんて言いますが、人を本気で愛して、深く失恋した人ならわかるはず。
永遠じゃないからこそ、今、瞬間瞬間を、あとで後悔しないために、愛していると伝え、相手のことを自分ができる全てで、大切に思うことが大事なのだと気づきます。
そして、次に出会う大切な人へはきっと、もっとうまく愛を伝えられるはずと、誓うのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
みなさんは、ご自分の失恋から何を学びましたでしょうか。
「七転び八起き」
失恋は私たちの心を深く引き裂き、立ち直るのにも事実、時間はかかります。
でも、私たちは必ず立ち上がります。それも、必ず何かを学び、成長して強く優しい自分になっているでしょう。失恋は、次のステキな出会いへの通過点です。