
意地悪する男心~オトコの恋愛心理を探って彼を手に入れる!
更新日: 2018年10月27日
学生時代に男の子から意地悪されたり、からかわれたりした覚えのある女子はたくさんいることと思いますが、大人になってからも女性に意地悪なことを言ってきたりする男性の心理はいったいどういう感情なのか不思議に感じることがあります。
そこには恋愛感情はあるのでしょうか?
ここでは意地悪する男心の様々な心理や男性のタイプを見て、好きな彼の本心を探ってみましょう。
「反動形成」によるもの
「反動形成」とは、抑圧されている無意識の欲求が、意識や行動に表れないように、真逆の意識や行動に置き換えられることを言います。
もし、「攻撃性」が無意識の欲求として隠されている場合にこの反動形成が働くと、表面上はとても友好的で親切になったりします。事件の犯人が、「そんなことをする人ではなかった」「非常に好青年だった」という場合も実際には抑圧された攻撃性が隠されていたということになります。
これを「意地悪する男心」で考えてみましょう。表面的には「意地悪をする」という行動に表れているということは、本当の意識とは違う、つまり、実際は意地悪をしたかったわけではなく、その逆で、本当はその女子に構ってほしい、好かれたい、優しくしたい、好き、気になるといったような恋愛感情が潜んでいることを意味します。
なので、男心では、「意地悪をする = 嫌い」ではないことが多いです。
「好き」という感情を無意識に打ち消そうとして反対の行動に出ているのです。周囲にバレたら何を言われるか分からないなど、周りの目を気にするときにもそうなります。
もともと女子をからかうのが好き
男性の中には、もともとの習性として、女子をからかうのが非常に好きで、そういうキャラクターで長年過ごしてきた人もいます。そういう男性は学生時代から女子と話すことに慣れていて、女友達も多いタイプです。そういう男性を好きになった女性は、「自分だけに何か特別な点は無いか」に注目するべきです。
もし、他の女性にも同じようにからかったり、意地悪なことを言ったりして楽しんでいる様子であれば、そういうキャラクターの男性と思った方がいいです。
そういうキャラの男性は、さりげなく観察していると、好きな女性に対しては「好きバレ」しないように他の女性と同じようにからかいをしているつもりでいることがありますが、実際は好きな女性にだけは特にからかいや意地悪の程度が強かったり、しつこかったり、饒舌になっていたり、その女性だけよく構っている、ということがあります。
あるいは、好きということを意識し始めた途端に、その対象の女性にはむしろ何もできなくなる、意地悪ができずに真面目ぶったり、かっこつけたりする場合もあります。
こういうキャラの男性を好きになった場合は、彼の態度に、自分と他の女性とでは何かしらの差があるかを注意してみてみることです。
自分にだけどこか特別違う態度がないか、日によって違うのかなどを見てみましょう。
こういった男性、女子をからかったり意地悪をさらっとしてしまう男性は、女性慣れしていて非常にモテることが多いです。なのでライバルは結構いるかもしれません。
こういう男性に意地悪をされたら、心の中では喜んで、「も~からかわないでくださいよ~」などと言いながらさりげなく彼を軽く叩いたりすると男性も喜びます。女性の反応を見て楽しんでいるからです。こういった男性はその反応がいい女性、可愛い女性を好きになったりします。
恋愛慣れしていないシャイな性格
恋愛慣れしていない男性は、1の「反動形成」で、表面上は意地悪をすることがありますが、恋愛慣れしていない男性が取りがちな態度としては、女性に冷たくしたり、そっけない態度になることです。いわゆる「好き避け」です。
いつもいつもただ避けられている、ずっと冷たい、という場合には、本当に嫌われているという「嫌い避け」の可能性が高まりますが、その男性が特定の女性を「好き」かどうか判断するには、必ず行動に表れますのでよく態度や行動を見ることです。
「そっけなくてもいつもそばにいる」「彼からも近づいてくる」「意地悪なようで、たまに優しいところを見せる」「ぶっきらぼうだけど照れているときもある」「こちらから話しかけるとずっと話してくれる」「無表情でふだん何を考えてるか分からないけれど何かと関わってくる」などです。
こういったタイプは仲の良い男性がそばにいたりすると、性格が豹変することもあるので、なるべく彼が自分を出しやすい環境で、彼を見るとまた違った彼が見えてくるでしょう。
彼の冷たい態度やそっけない態度は女性に対する恥ずかしさからかもしれません。
「好き避け」であれば、いい時も必ず出てくるはずなので、彼を悪い人と決めつけずに、長期戦で心を探りましょう。
攻撃性のあるモテるタイプ
硬派で一見あまり恋愛していないように見える男性で、実はとてもモテるタイプもいます。ルックスが普通以上でカッコいい部類に入る男性は、女性に対して多少攻撃性があっても、冷たくしてもぶっきらぼうでもかえってモテるのです。
外見上はそんな風に見えなくて実はSな性格のギャップに落ちる女性もいます。
また、ルックスのいい男性が、一見恋愛慣れしていないように見えたり、シャイな性格というだけで、彼からは女性を追い回さないだろう、と女性が勝手に判断し、女性側から少し積極的に行けば意外と簡単に手に入るとてもお得な男性に見えたりします。
そういう男性は肉食系女子にとてもモテます。
こういうモテるタイプの男性は、他のことに打ち込んでいて、チャラチャラしてるようには見えないため、女性に興味があまりないのではないかと見えるだけで、これという女性を見つければ割と積極的に一途にアプローチしています。手当たり次第ということは無いタイプです。
このようにモテるタイプのぶっきらぼうな男性が、少し慣れてきた好きな女性に見せる態度はS的な俺様の一面であったりします。支配欲をむきだしにするタイプもいますが、無理を言ってきて女性の愛情を試したり、強引な態度が意地悪に感じたりもしますが女性からはそれがたまらない魅力に映ります。
彼にとてもキツい一言や鋭い指摘をされても、こういうタイプは脈ありです。
貴女のことを大切に思うからこその助言であったりします。
また、本当の意味で助けてくれる頼れる男性であることもあるので、意地悪に感じたとしても彼からの意見は素直に聞き、本気で叱ってくれている場合はしっかり受け止める方がいいでしょう。
ですが、理不尽な態度を取られた場合はスルーしましょう。下手に出る必要はありません。このタイプの意地悪は愛情表現のひとつです。
性格がひねくれているタイプ
中には世の中を斜めにみているタイプの男性もいて、環境がそうさせたのか、トラウマなのか、人を信じていないようなタイプです。
「ひがみ」「ねたみ」「そねみ」などが備わっていたり、嫌みばかり言ったり、すぐに意地悪なことを言う人もいます。
人を信じていない人は、自分が裏切られることを極端に怖れています。なので、彼が意地悪なのは、自分の心を防御するためです。人からされるよりも先にしてしまおうというタイプは意外といます。心の闇を抱えている場合もあります。
そういう男性が心を開くことはめったになく、飼っている猫にだけ優しさを見せる、など人間不信になっていることもあります。
こういうタイプの男性を万が一好きになってしまったのなら、彼にとってはレアケースで、とても大事なかけがえのない女性に昇格できるチャンスです。
彼の良さを知っているのは自分だけ、という自信を持って、彼の意地悪な性格も気にせずにどんどん関わっていくうちに初めは嫌がっていた彼の心も徐々にほぐれてくることでしょう。
長期戦で、彼の意地悪にめげずにとことん付き合うことです。そんな女性はめったにいないので、彼が一度信用してくれたらずっと大事にしてくれるでしょう。
彼のようなタイプはひとたび心開くとその独特の世界観に女性の方がハマってしまうことが多いので、貴女の知らない世界を彼と一緒に長く楽しめるかもしれません。
プライドが高く短気なタイプ
性格が短気で闘争心旺盛な性格で、優秀な女性に対してもライバル心があり、負けたくない、負かしたい、などの闘争本能が働くために意地悪になるタイプの男性もいます。
こういったタイプはエリートであったり、何かに秀でていて、こだわりが強く、プライドが高かったりするので、少々面倒なのですが、女性側が張り合うことをやめ、負けてあげて、弱さを見せ、彼を頼ったり甘えればよいのです。
女性の中には相手が好きな人や彼氏であるにも関わらず、負けじと応戦してしまい、男性を正論で言い負かしてしまうような人がいますが、恋愛は勝ち負けではないので、意地悪をされたからといって、仕返ししていては恋愛対象として見てもらえなくなる可能性があります。
相手を自分の思い通りに動いてほしければ、その場は負けなければいけないこともあることを覚えておきましょう。
まとめ
以上のように、さまざまなタイプの男性の意地悪する心理を見てきましたが、好きな彼に当てはまるところはあったでしょうか?
人は自分に無いものを相手に求め、お互いに補い合うものです。貴女に意地悪をする彼の気持ちは実は貴女に惹かれ、貴女に構ってほしくてやっているのかもしれません。
好きな彼から意地悪をされても、すぐに嫌われていると判断したり、カッとならずに、意地悪をする男心をちゃんと理解して、彼との恋愛をうまく実らせましょう。