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夫婦のモラハラチェック!モラハラ夫・モラハラ妻の特徴とは?

PR 更新日: 2018年10月27日

モラハラって最近よく聞きますよね。
昭和時代の父母からすれば、「そんなのモラハラでも何でもないわよ〜。私(俺)なんて、もっと酷いこと言われてたんだから」なんて言われそうですが、モラハラは、精神的殺人とまで言われます。

それがもし、心身ともに信頼し合わなければならない、夫や妻からモラハラを受けたらどうでしょうか。

今回は、夫婦のモラハラについてご紹介します。

モラハラの定義とは

モラハラ。正式には「モラルハラスメント」と呼びます。
DVとの大きな違いは、殴ったり蹴ったりする暴力ではなく、言葉や態度による、精神的な暴力で、相手を精神的に追い詰めることをいいます。

DVのように、体に傷やアザが残るわけではないので、周りの人に気づかれにくいのが特徴で、なおかつ、被害にあっている人間も、自分がモラルハラスメントを受けていると自覚する精神状態さえも、麻痺してしまうことがあります。

夫婦のモラハラ問題。被害者はどっち?

テレビでも雑誌でも、よく騒がられるのは「モラハラ夫」ではないでしょうか?

「俺が稼いでいるんだ」というセリフがよくあるように、大半の夫婦は、夫の方が収入が多い場合が多く、その、自分が家庭を支えているというおごりから、つい、相手への思いやりを忘れ、横柄な態度に始まり、それがやがて、DVやモラハラに走ることがあります。

でも実際、それって、夫だけが加害者なのでしょうか?
騒がられないだけで、妻がモラハラの加害者の場合はないのでしょうか?

実際は、表面化されないだけで、妻がモラハラをし続けるケースというのも存在します。

男性が被害者の場合、妻にモラハラを受けていると、恥ずかしくて誰にも相談できなかったり、仮に誰かに相談しても、「お前、男だろ?ガツンと言ってやればいいんだよ!」と真剣に取り合ってもらえなかったりするようです。

依然として、男性が加害者であるモラハラが、圧倒的に多いのが現状ですが、それでも中には、女性が加害者になることがあるのも事実です。

男女ともに、どちらも加害者になり得るモラハラ。
それぞれ、モラハラ夫モラハラ妻の特徴はどうなのでしょうか。

モラハラ夫の特徴

妻をことごとく下に見ている発言

モラハラ夫

「女としてあり得ない。っていうか、人間のクズ。これが自分の嫁だなんて、恥ずかしい」
「どんな育ち方したら、そんな風になるわけ?」
「そのだらしない贅肉だらけの体。まるで汚いお前の心の表れだな」
など、ことごとく心無い発言をします。
しかもそれは、何回も何回も繰り返されていきます。

自分の言い分が通らないと無視を決め込む

例えば、夫が新しいゲームを欲しがったとします。今月は余裕がないから来月まで待ってという妻に、モラハラ夫は我慢できません。
かわいく拗ねるというレベルではなく、ある意味、恐怖を感じるほどの、夫の無視が始まります。

話しかけても、そこに妻がいないかのように無視。
メールや電話もスルー。
最終的に、「何で無視するの?何で怒っているの?お願いだから言って」と聞こうものなら、「そんなこともいちいち言わなきゃわからない女なのか?」となります。

自分がルール。自分が正しい

自分が間違っている時でも絶対に謝りません。

夫自身、自分が間違っているのはわかっているのです。でも、認めません。

挙げ句の果てに、そう自分が間違ってしまったのは、妻のせいと責任転嫁を始めます。1言えば、10以上の言い訳が返ってき、疲れた妻の方が折れて謝ろうものなら「謝れば済むわけ?散々、人のせいにしておいて」と始まります。

妻のすることは全て気に食わない

妻が気を利かせてやったことに「余計なことをして」と罵りが始まり、逆に何もしないと「気が利かない」と罵ります。

どっちにしても、夫の気分次第でヤジが飛ぶのは、息が詰まる毎日です。

モラハラ妻の特徴

家庭内では妻が絶対的女王

妻の理不尽な言葉

社会ではまだまだ女性は、弱いという立場で見られますが、家庭内においては、そんなことが通用しないことがあります。

圧倒的に妻が強く、「バカじゃないの?呆れる。そんなこともできないの?」「そんな常識的なこと知らないで、どうやって今まで生きてきたの?あり得ない」などと、例えば、家事や料理、育児に無知な夫をことごとくバカにします。悪いことに、そこに子供がいても御構い無しなところが怖いところです。

外に出たら天使の笑顔。家では常に鬼の顔

モラハラ妻があまり表面化しない理由の1つがこれです。

1歩外に出ると、良妻の顔に大変身するのです。

家では夫の顔を見るたび、眉間にシワを寄せ、何かにつけて文句の嵐ですが、そんな姿を知らない家庭外の人からは、いい奥さん扱いなのです。

家庭内でやたら不平等な平等を押し付けてくる

昔と違い、社会では男女の平等が叫ばれ、男女平等にしていこうという動きが強まっています。が!モラハラ妻の平等の捉えどころは違います。

専業主婦の妻が、家事分担を持ち出します。それをおかしいと指摘しようものなら、「男だからって、外で稼いでいれば家のこと、何もしなくていいと思うな!男女平等って言葉知らないの?」と、理不尽な平等を無理やり迫ります。
当然、夫はそれに従うしか選択はありません。

自分のために嘘をつく

モラハラ妻は、自分の立場が何よりも大事です。常に自分が、夫より優位な位置にいなければイライラします。

なので、その立ち位置を守るためなら、「夫のモラハラがヒドくて〜」なんて、嘘までついてしまいます。
もちろん、夫はそれに気づくたび抗議はしますが、だんだんとその攻防に疲れてきて、結局モラハラ妻の言いなりとなってしまうのです。

モラハラに気づいたらどうする?

あって欲しくない問題ですが、「うちの夫(妻)に、モラハラされてる」って気づいたらどうしたらいいと思いますか?

解決しようと、相手と話し合いをしたいと思っても、その話を振るなり逆ギレされたり、またもやモラハラされてしまったりすることが大半です。

そこでまず、あなた自身がこのまま夫婦生活を続けたいのか、続けることさえ苦痛なのか、自問自答するなり、頼れる友人に相談しながらでも、自分の頭をクリアにしましょう。

夫婦のモラハラ問題を乗り越え、修復したいなら…

弁護士に離婚相談をする女性

夫婦 モラハラ」などでインターネット検索をすると、ダダダーっと離婚や、弁護士相談などの文字が並びます。

本当にモラハラがひどく、心身ともに疲れ、一緒にいるのも苦痛になってしまった先は、離婚しかないのかもしれません。

でも、本来、一度は愛し合って結婚した仲です。
その結論に至る前に、修復できないか模索することも、1つの方法だということを知ってください。

もし、できるなら修復する方向に向かいたいと願うなら、離婚するためではなく、修復するためのカウンセリングもあるのです。

最初から夫婦で通うことが難しくても、自分の気持ちを整理するためにも、1人でカウンセリングを受けることも可能です。

客観的な立場からの意見を聞くことで、楽になることや、気づかされることも多いでしょう。

夫婦のモラハラ問題、修復不可能の泥沼に…

三つ子の魂百までといいます。
どんなに努力しても何も改善されない。そんな状況の場合、どうぞ頑張るのを止めて楽になりましょう。苦痛を耐える人生くらい、つまらないものはありません。

モラハラ夫(妻)との離婚に向けて、体力を温存することに努めてください。特に、モラハラ夫との離婚は、おそらく一切お金を出すことを拒否るでしょう。
離婚調停で合意に至らなければ、裁判になります。モラハラはDVと違い、他人からは見えにくいので特に、難しいのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「親しき仲にも礼儀あり」
モラハラは、亭主関白や、妻のかわいい、ちょっと度を越したわがままとは格が違います。一生、愛した相手の心に消えない傷を残す、肉体的暴力にも勝る暴力なのです。
ちょっとした一言が、モラハラのスタートです。