
デートで絶対役に立つ!効果アリの恋愛心理学テクニック集
更新日: 2018年10月27日
映画、食事、ドライブ、水族館、遊園地…好きな人とのデートはどこに行っても楽しくてウキウキしますよね。
でもはじめてのデートは緊張してしまうし、好きな人といい雰囲気で盛り上がれるか不安もあります。告白はいつどこでしようか…考えるだけでドキドキしてしまいます。
心理学のさまざまなテクニックは、実際のデートに生かせるものがいろいろあります。
はじめてのデートからアフターフォローに至るまで、デートで使いやすい効果アリの心理学のテクニックをご紹介します。
店(レストラン)の下調べは必要
女性を喜ばせるのが男性の仕事のひとつでもあります。男性は好きな人を喜ばしたいと自然に考え、女性は好きな人から色々してもらうことに愛情を感じるものです。
デートでは率先して男性が動き、男らしさを見せることも好印象に繋がります。
デートを成功させるかは事前の下調べが何といっても大切です。
昼のデートか夜のデートかにもよりますが、女性は雰囲気がよい場所が大好きです。その雰囲気に酔って、恋愛がうまくいきやすくなるのですからここは忙しくてもちょっと手間をかけましょう。
デートではかなりの確率でランチかディナーをお店でいただくことになります。
美味しい食事を二人で共有することは「ランチョン・テクニック」という心理効果を発揮します。
「食事の満足度を相手への満足度に重ねやすい」のです。これはビジネスシーン、接待などで使われています。
それだけ「食事」はデートに影響を及ぼす重要なポイントになるのです。下記のチェックポイントでお店選びの参考にしてください。
相手の好き嫌いに合わせる
その店が美味しいと評判かどうかはもちろんのこと、彼女がどんな料理が好きで、どんな物が食べられないかも知っておきたいところ。
シーフードが一切ダメなのにお寿司やさんに連れて行かれて困ったという話もよく聞きます。
せっかく男性が選んでくれたお店です。女性は食べられなくてもきっと無理してついて行ってしまうことでしょう。そのとき気まずい思いをしない、させないためにも前々からチェックしておきましょう。
また、極端に食べにくい、汚れやすいような食べ物もやめておきましょう。ボロボロこぼさずにはいられない料理は気を遣って疲れます。
マナー・言葉
食べ方が日頃から汚い人はキレイに食べられるようにしておきましょう。
いっぺんで幻滅される可能性のあるポイントだからです。
ちょっとこぼすくらいなら可愛いですが、くちゃくちゃと音を立てる咀嚼音など自分では意外に気づいてない悪習慣もあるので、家族や親友に遠慮なく聞いておきましょう。
お箸の持ち方は大人でもおかしい人がたくさんいるので、何とも言えませんが、姿勢よく美しく食べる人はそれだけで魅力がアップします。
また、「美味しそうに食べること」はそのお店に誘ってくれた人への最高のお返しになります。
「すごく美味しい」「素敵な店に連れてきてくれてありがとう」と素直に喜びを表現することこそ、これから仲良しになっていく秘訣です。デートの成功はすべてここにかかっている、と言っても過言ではありません。
また、店員さんに横柄な態度をとる男性がいますが、あれは女性がもっとも嫌う行為なので気を付けましょう。
何かを注意するときは、そっと呼び出して耳打ちすればいいだけのこと。スマートなところを見せるチャンスです。
あと、クレームをすぐにつけてしまう女性もコワいし、好感度下がります。
どんな人にも平等に接することのできる人は心が広く見えてポイント高いのです。
店の外観・雰囲気
昼間はちょっと小汚くみえる小さな店が、夜になるとライトアップされて外観が一気に魅力的に変わる所もあります。写真で見るのと、実際は店内の様子、広さにもかなりギャップがあります。
せっかくグーグルで探しておいても、デート本番の時間に合わせて足を運ばなければ、そういったことにも気づきにくいし、道に迷って彼女を歩き回らせることにもなりかねません。
店に行くまでの道も雰囲気のいい並木道があるのか、素敵な公園があるのか、窓際から見える景色は?なども気になります。最高のデートを演出してくれる周囲のスポットも探しておきましょう。
店のチェックポイントは、雰囲気、人気のお店で予約なしでは席が取りにくいのか、どこの席が眺めがいいか、店内はいつもにぎわっているのか、店員が明るくてサービスがよいか、などです。
まず、店員は大事なふたりの時間に意外にも関係してきます。明るて親切な店員さんばかりのお店はいい印象として心に残ります。
オーナーの方針、教育がしっかりしているので、他の面でもサービスが行きとどいています。食事がいくら美味しくても態度が悪い店員は、デートを台無しにしてしまいます。
評判のよい店はいつもにぎわっているものです。あまりに閑散としている店はなんとなく不安がよぎるのでやめておきましょう。
店内の音楽や周囲の騒音
割とシーンとしていて、お腹の音も聞こえてしまいそうな静かな店もあります。そういう店に限って、余計に緊張してしまい、フォークを落として音を立ててしまう…なんて失敗も起こりがち。落ち着かない店ははじめてのデートでは特にやめておきましょう。
逆に音楽がガンガンの店も会話が聞こえにくいので、相手がよっぽど好きな音楽でない限りはやめましょう。こういったことも事前にお店に行っておかないと分からないものです。
やはりここは適度に落ち着く音楽、ムーディな音楽が流れているお店にしましょう。
ロマンチックな音楽の中でだと、女性は雰囲気に酔いやすく、相手をいつもより一層素敵に思えたりします。
周りの人たちのざわめきが合わさっても、ふたりの会話の邪魔にならない程度の音が心地よい雰囲気を生みだします。
デートの服装
さて、デートの服装は男性はとにかく「清潔感」がいちばん大事です。女性は相手の清潔感を感じない服装を見ると、生理的に嫌悪感を抱きやすいのです。
一回ついたイメージを払拭するのは大変です。無精ヒゲもNG。ヒゲ自体あまり好きではない女性は多いです。ヒゲがトレードマークだった人が剃ったら全く印象が変わり、好青年になった、ということもあります。
私の友人は特に相手の服装にうるさいほうではありませんが、好きな男性がスーツでキメてきたのに、何かの拍子にヨレヨレの変な色の靴下が見えてしまい、すっかり幻滅してしまったと、ガッカリしていました。
一方、女性の服装は絶対スカートがいいです。これは男性が女性を感じるポイントが「自分には無いもの」つまり男性が持ってないアイテムや着られない服になるからです。
適度に短いスカートは可愛く見えて、オススメですが、あらゆるところが露出している服装は清楚さに欠けるのでやめましょう。足だけ、腕だけ、肩だけという風に一部分の露出は適度に色っぽくみえてちょうどよいです。
また、一時期流行った全身まっ白コーデ。爽やかさ、清楚さバッチリかと思いきや、全身白というのは実は近寄りがたい雰囲気を作ってしまうそうなので、ニットが白ならスカートは赤という風に色を変えてコーディネートしましょう。
あとついていけない奇抜なファッションもやめておいた方が無難です。ボーダーもカジュアルになりすぎる、平凡でつまらない、ので女子を感じさせる色や服選びで。原色より淡い色は好かれます。
余談ですが…不思議なもので、仲良しカップル、これから仲良くなるカップルはデートに着ていくふたりの服の色合いやテイストが「事前の打ち合わせなし」に似ることが多いです。
それも、一度や二度ならず、毎回色や柄を合わせたかのように同じになる、なんてことも少なくありません。いわゆる「シンクロ」に近いことですが、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
並んでみて、お似合いだなぁと思うカップルは長続きし、なんかチグハグだな~と感じると…、という感じです。
そこで提案ですが、彼の、彼女の好きな服のテイストに少し寄せていく、合わせていくというのもお互いに親近感が湧くのでオススメです。
人は自分に似ているものを相手の中に見つけると好感を持ちます。
「ミラー効果」といって、相手のしぐさや話し方、動きが自分と似ているとその相手に親近感を感じやすいというような効果もあるのです。
相手の好きなものは自分も好きになるって素敵なことです。
夫婦が長年一緒にいると顔や好みが似てくるように、相手と自分の何かが共鳴するからこそ、調和していくのでしょうね。
会話・告白
デート中の会話がもっとも盛り上がり、二人の雰囲気を良くする効果のある話題は「旅行」の話だそうです。
旅先の話は楽しい話、ハプニングなど興味を引くものが多く、だれでも気軽に話せるという利点があり、その明るいイメージがそのままその人のイメージになりやすいという効果があり、恋愛が進展しやすくなるのだそう。話題に困ったらぜひ試してみましょう。
また席は、向かい合うよりも、斜めのほうがリラックスできます。デートには特にカウンター席などで隣り合わせになるのも親密になれて効果的。
もし、会話も弾み、そのデートがほぼ成功したなら、「正式に付き合ってほしい」などの告白はぜひ夕方から夜にかけてにしましょう。
これは「黄昏効果」というもので、人は夕暮れ時が一番不安定になるので、女性が特に思考力や判断力が低下し、ムードや感情が高まり、思わず隣にいる人に甘えたくなるような時間帯なのです。本音も出やすくなるため、本心を知りたいときにも有効です。
また、デートの最後の時に告白するほうが、相手の心に強く残り、好感を持たれやすいという効果があります。
デート全体の時間ですが、朝から会っている場合は疲れ切ってしまうので、デートは短時間のほうが相手に集中でき、楽しい好印象のまま終われます。
「時間が足りない!」「もっと一緒にいたかったぁ」と最後に思わせるくらいのほうが成功するということも同時に覚えておきましょう。
また、忙しい合間にほんの数時間会いに来た、というのもとてもいい印象を持たれやすいです。
月イチで1日中会うよりも、空いた時間に短時間でいいからちょこちょこ会えるほうが「単純接触の原理」が働き、しょっちゅう顔を合わせている人に一番親近感を覚えやすくなるのです。
デートの最後には直接「ありがとう、楽しかった!」とお礼を伝えるのを忘れずに。あとからメールで伝えるのも効果があります。これで、完璧です。
まとめ
このように恋愛シーンにおいて、いろいろな心理学をうまく活用すれば、デートを成功に導き、好きな人とずっと一緒に仲良くいられます。
わざとらしくなく、さりげなく使うことができたなら、その効果を最大限に発揮することができるでしょう。
どれも楽しみながらできるものです。肩の力を抜いて相手と一緒に楽しもう、といいイメージを持ちながら行動にうつすと、そのいいイメージのままデートが成功します。本当です。
これも一種のイメージ・トレーニングで、相手といるところを想像し、相手が喜んでくれて、楽しそうに一緒に笑い合ってるところを想像しておきましょう。
みなさんの楽しいデートがいつも成功することを祈っています。