
夫婦がいつまでもラブラブでいるために守るべき9つのルール
更新日: 2023年02月16日
親しき仲にも礼儀あり。
これはまさしく、長く一緒に暮らす夫婦にも当てはまります。
何十年も長く一緒に暮らし、相手の全てを知ったつもりでも、他人とまでは言いませんが、やはり別人格。そういうつもりじゃないのに…とすれ違うことも少なくありません。
自然体でいることが1番!なんていう人もいますが、自然体でいるために、守るべきルールも存在するのです。
今回は、死ぬまで仲良し夫婦でいるために、ぜひ守って欲しいルール9つをご紹介します。
1. 隠し事はしない
隠し事といえば、少し大げさに聞こえてしまいますが、どんなことでもオープンでいることが大事ということです。
大したことじゃないから、いちいち言わないでおこうは、すれ違いの元になります。10あった出来事を、全部話す必要はないかもしれませんが、毎日の生活の中で、一緒にいなかった時間の出来事を共有し合うのは、知っているはずの、お互いの新しい部分に気づけるきっかけになったり、日常のマンネリ化してくる会話の打破にも繋がります。
また、例えば、心配させないようにと、わざと会社であった出来事などを隠して、言わないということが続くと、知らず知らずのうちに、言わないでいたストレスが溜まることで、自身の殻に閉じこもる原因となり、本来、あなたの最大の味方でいるべきはずのパートナーとでさえ、距離を感じるようになってしまいます。
いいことも悪いことも、一緒に乗り越える「同志」になることが、仲良くいるための秘訣です。
2. 相手の話の腰を折らない
ついつい長く生活していると、相手の話のパターンが読めてしまったり、忙しくパタパタしている時の、ちょっと長くなりそうな話など、「結局、こういうことなんでしょ」などと、話を切ってしまわないことです。
簡単なことに思えますが、意外と知らないうちにやってしまうことがあります。
たまにそんなことがあるのは仕方ありませんが、一方がいつも忙しぶって、話の腰を折るようになってしまうと、折られる方は、最初は何とも思っていなくても、次第に話すことが億劫になって来てしまう場合があります。
会話がないということは、夫婦として健全ではありません。
3. 1番の理解者であるために、相手が嫌なことは絶対しない
夫婦がお互いに、相手が1番の理解者で、「何かあっても、この人だけは最後まで私と一緒にいてくれる人」という絶対的な信頼関係はとても大切です。
そうであるためには、どうすればいいでしょうか。
お互い、いつでも心を開ける状態でいればいいのです。
そのためには、一緒にいるからこそ知る、相手が嫌うことがありますよね?
絶対にしないことです。
あなたにとって、それは些細なことでも、相手にとっては大嫌いなこと。
「そんなこと」で終わらせ、その嫌なことをされてしまうと、絶対の信頼関係は築けません。信頼関係って、小さな思いやりから生まれるのです。
4. 四六時中、一緒にいない
新婚夫婦でも、ある程度長くいる熟年夫婦でも、四六時中、一緒にいるだけが仲良しじゃないことを覚えておきましょう。
ずっと同じ相手と生活していると、いい意味でも悪い意味でも、新鮮さは無くなります。それが逆に、居心地の良さに変わってくるのですが、居心地のいい関係も度を越すと空気になってしまいます。
お互いに、新しい話題でお互いを刺激するためにも、常にピッタリ行動するのはやめましょう。
たまに自身の友達と会ったり、1人で何か趣味を始めたりする時間を持つことをおすすめします。
お互いが別々の時間をたまに過ごし、そこであったことを、食事の時に話し合うなんて、ステキではありませんか?
常に新しい空気を2人の間にふかせることは大切なことです。
5. どんなに忙しくても、一緒にご飯を食べる
働き盛りの年齢の夫婦だと、特に、週に1回、一緒に食事ができればいい方かも。なんて人いませんか?
確かに忙しくお互い仕事をしていると、残業で帰る時間もバラバラ。朝の出勤の時間も、ご飯を食べる時間も惜しく、慌ただしく出かけてしまうなんてありますよね?
でも、同じご飯を一緒に食べるって、シンプルなことですが、仲良し夫婦でいるためのとても大切な儀式なのです。同じものを同じ時間に一緒に食べる。これは夫婦だからこそのことです。
同じものを、顔を見ながら、話をしながら食べた日は、そうでなかった日よりも明らかに充実感があるはずです。
平日どんなにバタバタな毎日でも、お休みの週末は、一緒に食事する時間をぜひ作るようにしてください。
6. 同じ寝室で寝る
これは一緒に食事することにも通じています。
お互いの仕事の関係で、例え、寝る時間がバラバラでも、最終的に同じベッドで眠ることには大きな意味があります。
同じ寝室で寝ることで、相手の存在を近くに感じ、1人ではなく、2人だという安心感が湧きます。
これは、どんなにケンカ中でも、別々に寝るべきではありません。
ケンカ中で、やや居心地が悪く、寝つきも悪いかもしれません。でも逆にその方が、さっさと仲直りできるきっかけにもなります。
そして、ある程度の年齢を超えてくると、一緒の寝室で寝ることで、相手の健康管理にも気を配れますよね。
普段、いびきをかかない人がいびきをし始めたとか、危険な無呼吸症候群なんかの早期発見にもなります。
7.○○であるべきということにこだわらない
夫婦とは、こうあるべきとか、妻は、夫はこうあるべき。という○○であるべきという形にこだわってはいけません。
夫婦にはいろいろな形があります。そして、その夫婦も、お互い全く別人格なので、ピッタリ同じ価値観を持てるかは、わかりません。
それを、ピッタリ合わせようとしてしまうと、息がつまる状態になってしまいます。
夫婦の形は、お互いの年齢でも変わってきます。
こうでなければいけないという縛りを設けないことが、リラックスして夫婦を続けるポイントになります。
8. 絶対にお互いの親の悪口は言わない
長い夫婦生活の中で、必ず関わってくるのがお互いの家族です。
どんなにお互いの両親を、お互い、大切にしていこう、していきたいという思いはあっても、やはり、肉親ではなく、育った環境も全く違う人間。
分かり合えないこともあります。
「何でそんなこと言うんだろう」「どうしてそういう風に考えるんだろう」
思いがこみ上げてくることもあるでしょう。
でも、絶対にお互いの、特に親の悪口は言ってはいけません。
あなたにとっては他人でも、相手にとっては大切な親なのです。
親のことを悪く言われて、気持ちいい人はいません。
相手の家族とは、合わなくて当然という気持ちで渡り合い、基本的に居れることが賢いやり方です。
どんなに何でも話し合う夫婦でも、お互いの両親の文句の話題はタブーです。
9. 以心伝心を過信しない
長く夫婦をしていると、「何年、一緒にいるの?いい加減言わなくてもわかるでしょ?」
と、思う瞬間があります。
この、言わないでもわかるでしょ。と言うのは、とても危険なもので、そう思い出してしまったときから、「何で、言わなきゃわからないの?」に変化をし、結果、「あなたは私の何を見てきたの?」になったりするのです。
どんなに長く一緒にいる夫婦でも、脳は1つではありません。
もちろん、いつもの習慣から、日課のように、言わなくてもできることはたくさんあるでしょう。でも、あなたが考えていることを、相手が常にわかっているとは限りません。
言わなきゃ伝わらないことの方が、おそらく多いのではないでしょうか。
以心伝心という言葉を過信してはいけません。