意識改革!夫婦円満の秘訣は旦那に敬語で話すこと
PR 更新日: 2018年10月27日
長い時間を共に過ごす夫婦だからこそ、程よい距離感、程よい上下関係が時には大切です。敬語で話す。ただそれだけで、旦那に対する意識が変わり、心に余裕が生まれます。
結婚後長年タメ口の夫婦や、出会った頃からずっとタメ口の夫婦には始めるきっかけが難しいかもしれませんが、旦那へのイライラが止まらない、夫婦喧嘩が絶えないという方には是非実践していただきたいと思います。
私が敬語で話す理由
結婚生活9年目。私は旦那に敬語を使っています。
「めんどくさそう」「なんで旦那に敬語を使わなきゃいけないの」
そう思う人もいると思います。
でも私は、敬語こそ我が家の円満の秘訣だと思っています。
私と旦那は、もともと職場結婚だったので旦那に対して敬語を使っていました。
その後、付き合いが長くなり、結婚を機に私が仕事を辞め家庭に入り、自然とタメ口を使うようになっていきました。
結婚当初、私は「夫婦なんだからタメ口で話すのが当たり前」「もう上司と部下でもないのに敬語なんて使いたくない」そう思っていました。
しかし、私は気づいたのです。タメ口で話すようになってから少しずつ喧嘩が増えてきたということに。
私は、全ての夫婦喧嘩が悪いとは思いません。
一緒に生活を始めればぶつかり合うことが出てくるのは当たり前のことですし、理解を深める為にも、話し合い、時には感情的になって気持ちを伝えることも大切だと思います。
ただ、私が気づいたのは単純に喧嘩の頻度が増えたということではなく、喧嘩になるきっかけのレベルが下がった、つまりお互いのイライラの沸点がどんどん下がっているということでした。
どうしてこうなったのだろう?
どうして前は許せたことが、許せなくなったのだろう?
ぐるぐると考え私なりに原因を探った結果、たどり着いた答えは「旦那への敬意の喪失」でした。
私は「夫婦は対等な立場であるべきだ」と思い過ごしているうちに、旦那との距離を詰めすぎ、上下関係がなくなり、少しのことでも許せなくなっていたのです。
このままでは、旦那に対してイライラが増すばかり。
話し合いをしたいだけなのに、感情的になってしまって結局喧嘩に発展してしまう。
喧嘩ばかりの夫婦生活なんて望んでいない。
こうなった始まりは、タメ口になってからではないか?
対等だと思っているから言葉を選ばずに思いをぶつけてしまうのではないか?
そう思い、無理矢理にでも旦那への敬意を復活させるために、なんとなく悔しい気持ちもありましたが、もう一度旦那に敬語を使ってみようと思ったのです。
実感!敬語を使うと喧嘩に発展しない!
再び旦那に敬語を使い始めて数日、何事だと若干戸惑う旦那に「気にしないでください(笑)」とごまかし、旦那は目上の存在だと自分に言い聞かせました。
人間なんて単純なもので、慣れてしまえば敬語なんてどうってことありません。意識しなくても自然と旦那に敬語を使うようになり、「はいはい」と適当にしていた返事も「わかりました」と軽く笑顔のサービス付きで言えるようになりました。
旦那にイライラすることはもちろんあります。
しかし、すぐに指摘して喧嘩に発展ということはほとんどなくなっていきました。
敬語を使っているせいか、私が自然と言葉を選ぶのです。
余計な一言を言わなくなったのです。
感情的になって、傷つける言葉をぶつけて後悔したり、余計に旦那を怒らせたり。そういうことが格段に減り、以前より実りのある話し合いができるようになりました。
旦那も敬語を使う私に対して、あまり棘のある言葉を使わなくなりました。
これは単なる「優しさ」ではなく、私が敬語を使うことで旦那の中で私という存在が、「自分に対して敬語を使う=自分に敬意を払っている」と認識され、自分の方が上の立場だと思うことで、対等な相手に対する対抗心のようなものが薄れたのではないかと思います。
敬語の力ってすごい!
単純に私はそう思いました。
恋愛経験は決して多くはないですが、今までの人生でお付き合いをした男性や深く関わった男性のほぼ全てに当てはまること。
それは、男性は頼られたり、尊敬されることが好き。
「すごい!」「さすが!」「へぇ!知らなかった!」が大好物。
こんな言い方をすると男性から怒られてしまうかもしれませんが、旦那を上手く転がして、自分のイライラを軽減し、夫婦生活を円満にするには、この習性を利用するのが一番簡単で、賢い妻の腕の見せ所ではないかと思ったのです。
つまり、旦那に敬意を払いながらも、心の中では旦那を転がし自分が優位に立っているのです。
敬語を使うことで自然と生まれる程よい距離感、程よい上下関係。これを上手に使いこなし、キープできれば、無駄なイライラを軽減し、自分自身が気持ちよく夫婦生活を送っていけるのです。
旦那に敬語を使ってみよう
結婚する以前の私は、旦那に対して元々敬語を使っていたので、ある程度すんなり敬語に移行することができました。
しかし、結婚後長年タメ口の夫婦や、出会った頃からずっとタメ口の夫婦は、急に旦那に対して敬語を使おうとしても、なかなかできないのではないかと思います。
自分の中での葛藤や抵抗感もあるでしょうし、何より旦那に「なんで急に敬語?」と警戒されるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、いきなり全ての会話を敬語に変えるのではなく、まずはイラっとした時、直して欲しいことに直面した時に、敬語で注意してみるということです。
さらっと「~してくださいね。」と言うのです。
なんでこちらが下手に出なきゃいけないんだと思うかもしれませんが、そこは違います。
これは旦那を転がし自分が優位に立つための作戦なのです。正直、心の中では敬意なんて払っていなくていいんです。
「仕事のできる自分が、出来の悪い新入社員に、大地のような広い心で優しく諭してあげる」そんな感覚です。
敬語を使うようになる前、旦那が靴下を脱ぎ散らかしていた時に私は旦那に言いました。
「もう!靴下は洗濯カゴに入れてっていつも言ってるでしょ!ちゃんとしてよ!」
旦那はこう返します。
(いかにも面倒臭そうな顔で)「はいはい」
もしくは
(イラっとしたことをアピールするような態度で)「はいはい」
そして険悪ムードの始まりです。こうなるともう悪循環。
相手の言動、挙動がいちいち気に触る。黙っていてもお互いのイライラが伝わってくる。
痺れを切らして口をひらけば、無駄に嫌味な言い回し、余計な一言の言い合い。
どんどんヒートアップし、険悪ムードはどこまでも…。
こんな夫婦の日常を望んでいた訳ではありません。
少なくとも一度は好きになった人。結婚しようと思った相手です。
出来るだけ笑顔で過ごせた方がいいに決まっています。
頭ではわかっているのに、止まらないこのイライラ。
旦那がある日突然優しくなるなんてことは、浮気でもしていない限りほぼありえません。旦那の変化を期待できない以上、こちらがアクションを起こすしかありません。
私はこう言うようになりました。
「もう!靴下は洗濯カゴに入れてって前も言ったじゃないですかー!次からはお願いしますよ!」
言っている内容は以前とほぼ同じです。
しかし、旦那はこう返すようになりました。
(やっちゃった、と言うような顔で)「はーい」
どうでしょう?旦那の態度、ちょっとましになっていませんか?
欲を言えば、初めから洗濯カゴに入れて欲しいところですが、以前はここから険悪ムードが始まり悪循環の無限ループ突入でしたが、少なくともそれは回避できるようになりました。
すぐイライラに支配されていた私の心の中に、少しずつですが「もう、しょうがないなー」と思える余裕が生まれたのです。
私は「実は優位に立っている賢い妻」になるためには、この心の余裕が何よりも大事だと思うのです。
そしてその心の余裕は、悲しいことに旦那から与えてもらえるものではありません。自分で生み出すしかないのです。
自分の夫婦生活を豊かにし、自分が幸せになるために、私は旦那に敬語を使うと決めたのです。
旦那に敬語を使う時の注意点
旦那に敬語を使うようになる上で大事な注意点があります。
唯一にして最大のデメリット、それは「あまり下手に出すぎると男は調子に乗る」ということです。
ここがこの作戦の難しいところであり、賢い妻となれるかどうかのキーポイントです。
どのくらいで調子に乗るかは人によるので、これと言う正解はありませんが、少なくとも大事なことは「敬語で話していても、言いたいことは遠慮せずにはっきり伝える」と言うことです。
程よい上下関係のバランスが崩れると、厄介です。
旦那は調子に乗り、自分の意見を押し付けるようになります。そのうち「俺が食わせてやっている」なんて言い出して、俺様気分になり、浮気なんてことも…。
そうなっては意味がありません。この作戦は妻である自分が幸せに過ごすためのものであり、旦那を調子に乗らせるためのものではないからです。
敬語を使っていても、必要以上にヘコヘコしてはいけません。遠慮もしてはいけません。自分の意見や要望ははっきり伝え、芯のある妻であることを心がけましょう。
イライラを溜めない夫婦生活
旦那に対してイライラしてしまうのは、ある程度仕方のないことだと思います。長い時間を共に過ごせば、良い面も悪い面も見えてきます。
たとえ今の旦那が嫌になり他の人と再婚したとしても、結局は同じことになるのです。
自分の人生は自分でより良いものにしていくしかないのです。
私は今のところ、敬語という手段で穏やかな夫婦生活を送ることができています。しかし、世の中にはいろんな夫婦がいます。全員に当てはまるわけではないかもしれない。
でも、もしも今、旦那に対するイライラに心を支配され、喧嘩が絶えないという人がいるならば、一度試してみて欲しいのです。
旦那に敬語を使う。
簡単なようで、実は難しいことなのかもしれません。
きっかけ作りや、上下関係のバランス、変に気を遣いすぎて疲れてしまう人もいるかもしれません。
しかし、ちょうど良い上下関係を作ることができれば、心に余裕が生まれ笑顔で過ごせる時間を増やすことができます。
幸せになるために結婚したはず。
イライラばかりを溜めていては、自分がかわいそうです。
そんな状況から抜け出す一つの手段として、敬語の力を試してみてはいかがでしょうか?