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美人を嫌いと思う男女別の心理とは?

美人で性格がよさそうな女性

男性でも女性でも、美人な人が嫌いという人がいます。どうして、美人を嫌いと思うのでしょうか。それは、自分自身に対するコンプレックスと深くかかわっています。

自分の容姿に自信がないと、美人な人が嫌いに思えてきます。たとえ容姿が普通でも、自分に自信があると、相手が美人であるかどうかはさほど気にならないように思われます。

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美人が嫌いというのはなぜ?

私たちが会話をするときによく聞く表現が、「自分は美人が嫌い」というものです。これは必ずしも女性に限ったものではありません。男性の場合も、彼女にするならあまり美人じゃないほうがいいと、あえて言う人もよく見かけます。

そのため、すごく美人で頭もよく、異性にもてそうなのに、意外にも相手がいないなんていう女性もいます。

それでは、どうして美人が嫌いという人がいるのでしょうか。いくつかの角度から、美人が嫌いと思う心理について、考えてみたいと思います。

容姿に対するコンプレックス

フェイスラインを気にする女性

まず、美人が嫌いと思う理由のひとつが、自分自身に何らかのコンプレックスがあり、それが美人が嫌いと思わせていることです。コンプレックスの内容は、自分の顔や体形など容姿にかかわるものである可能性が高いです。

人間は、小さいころから、容姿を意識せざるを得ない状況に直面することが多々あります。保育園や幼稚園に通っている時期でも、「あの子はかわいい」とみんなに言われる子供がいます。かわいい子には、みんな無意識に集まってきます。そういうことを、小さいころから、なんとなく感じ取っているものです。

それが、小学校、中学校、高校に進むにつれて、意識する機会がどんどん増えていきます。場合によっては、男の子に、「かわいい」「かわいくない」ということを、はっきりと言われる人もいると思います。

美人といわれる子が、まわりにちやほやされているように見えたり、自分を下に見ていると思われたり、ほんとうにそうであるかはわかりませんが、自分から距離を置くようになります。それが、美人が嫌いという発言の根底にあると言えます。

過去の恋愛玉砕の思い出

告白をする男性

また、男性に多いかもしれませんが、小学校や中学校などで、美人な女の子を好きになって、恋愛が成就しなかった思い出を持っている人が多いこともあると思います。

実際に告白しなくても、クラスのアイドル的な存在の女の子に、みんなが夢中になったという話をよく聞きます。

とくに、おとなしい内気な男の子ほど、小学校の6年間、ずっとその子を思い続けていた、なんてこともあるでしょう。

さらに、思い切って告白したら、「そういう対象としてみていなかった」と、はっきりと断られたという思いでもあるのではないでしょうか。そのような思い出は、意外にも、大人になっても引きずるものです。

それにより、自分は美人が嫌い=美人に近寄るといいことがない、という図式がインプットされているのかもしれません。ですので、男性で美人が嫌いという人は、本当は美人な女性がすきな場合が多いのかもしれません。

内面を見ているのかどうか

加えて、美人が嫌いという人は、相手の心のなかを、しっかり見ることができない人であることもあります。

美人と一言で言っても、その基準は、千差万別です。日本でも、1000年前の平安時代、美人とされた女性の容姿は、ふくよかで顔がまるく、おたふく顔とされる人でした。
それは、昔の絵巻に登場する女性を見れば、明らかでしょう。

また、日本人の女性が欧米に行くと、日本にいるときよりモテるという話もよく聞きます。それは、日本人の女性は、対応がきめ細やかで、欧米の女性よりも言葉やふるまいがやさしいと感じられるからです。
東南アジアにいくと、日本人の男性がモテるという現象もあります。それは、お金持ちのイメージもあるからかもしれませんが、しっかり働く誠実な人と思われるから、モテるということを聞きました。

自分が、この人は美人だから嫌いとくくっている人は、実はその人にとっての美人であり、さほど根拠はないのかもしれません。そのため、自分が苦手だと思って、最初から距離を置くのではなく、その人の内面をきちんと見ることで、その人に対する見え方が大きく変わる可能性も少なくありません。

美人=人を不幸にする図式の定着

人を不幸にする女性イメージ

美人は、その容姿により人を翻弄し、不幸にするというイメージが定着していることもあるのでしょう。そのイメージを作ったのは、小説や映画、テレビ、マンガなどの娯楽文化であると思います。

昔から、絶世の美女が男性を翻弄し、奈落の底に落とすというパターンが、繰り返し語られ続けてきました。そのような絶世の美女が不幸にする相手は、男性だけではなく女性も含まれます。
その女性の登場により、婚約者を取られてしまった、父親が浮気をして家庭が崩壊した、だまされてお金がなくなり破産したなど、ストーリーのパターンをあげたらきりがないほどです。
それは大人向けのドラマに限らず子供向けのものにも入り込んでいることが多いです。そのようなストーリーを小さいころから見て、無意識に美人に近づいたらよくないことが起こる、という意識が出てきてしまうのではないでしょうか。

あまり真意はないことも

このように、どうして人が美人を嫌いというのか考えてみましたが、実はたいして意味がない、あいさつ代わりなのではないか、とも思っています。というのは、美人が好きというと、この人は私のことは相手にしないんじゃないか、仲良くなれないんじゃないか、と思われることもあります。
そのため、自分はみんなと仲良くする人ですよ、分け隔てなく接する人ですよ、それを伝えるために美人が嫌いと言っているようにも感じます。

美人が嫌いといった方が、同性同士でも共感できることもあります。この人は、私と仲良くなれるタイプの人なんだ、自分のことを見下すことはないんだと、相手に安心感を与えることができます。

人間は、相手とのコミュニケーションを円滑にすすめるために、あえて美人が嫌いという表現を言っているとも考えられます。

場合によっては、美人に対するコンプレックスが根底にあり、そのような発言を促している可能性もありますが、あいさつ代わりに行っていることも少なくないように思います。というのは、今は、メイクの方法も発達してきて、美人の境界線がそれほどなくなってきています。
そのため、あの人は美人、自分はそうではないという線引きが、昔ほどはなくなってきているからです。

美人と感じる人との付き合い方

ここまで、美人に対して何らかのリアクションをする人の視点で書いてきましたが、このようにしてみると、美人とカテゴライズされる人も、小さいころからとても苦労している可能性が高いです。

かわいい、美人といわれて、友達がいなくなったり、彼氏をとったといがまれたりすることもあったかもしれません。
また、みんなが美人であると思っていても、本人なりにコンプレックスがあり、人によってはそれに苦しんでいることもあります。ですので、自分の目線だけで相手を見るのではなく、相手の立場に立って考えている習慣をもつことも大切かもしれません。

美人という枠にとらわれるのではなく、その人の言動をきちんとみて、その人がどのような人か考えてみましょう。

実際に、美人でプライドが高くて、付き合いにくい人もいると思います。容姿がよくてちやほやされている人も当然います。ですが、容姿がよくて、性格がよくて、自分と友達になれたり、交際できたりすることもあります。

そのような相性がいいこともありますので、最初から思い込むのは真の友人や恋人を逃していまうことにもなるかもしれません。ときには、結婚相手になる人もいるかもしれませんよ。

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