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長く育む為の夫婦生活のあり方

シニア夫婦のポートレート

結婚というのものはいかにもゴールインという最終地点のように思われがちでもあるのですが、実はそこが出発点です。

人間関係は長く続ければ続けるほど、お互いの情というのも深まるものではありますが、逆に相手との暮らしにおいて一致しない部分が出てくる場合もあります。夫婦生活のあり方というのは、その人の状況によって全く違うものになってしまうのです。

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特殊な考えを持つ夫婦のあり方も世の中にはある

日本の決まり事では一夫一妻制となっていますから、お互いに浮気などは許されません。秩序もある程度国によって決まっています。ですが、お互いにメリットがあれば、夫婦として日常的に寄り添っていても、他の人との交際を許すという場合も少なからずあります。
例えば、非常に身分が高くお金を持っている人は、たくさんの女性を養うことができます。

本来は夫婦はお互いがお互いを思いやるべきなのですが、自分の役割の負担を減らす為に他の女性に面倒を見させる、さらにはこの逆の場合もあります。

夫婦というのは、絶対的に秩序がなければいけないというわけでもないのです。お互いが同意していればどんな形の夫婦にもなれるのです。
それでも、やはり子供ができてしまうとなると、夫婦でありながら他の人と付き合うというわけにもいかなくなるでしょう。なぜなら子供の模範になるのが親だからです。ですから夫婦としての貞操を守るということも必要になってきます。

さらに、人間付き合いの中で夫婦生活がうまくいかないのが見られてしまうと、やはり特殊な人だと思われがちになってしまいます。

社会生活においての秩序も夫婦のあり方には重要

ですが、ある程度秩序を守りながら夫婦生活を送るという事は非常に重要な課題でもあります。これを達成するためには、お互いの努力や尊重も必要になってくるのです。

現代社会ではどちらかというと核家族化しており、人に悩みを言えるというような状況でもありません。例えば夫婦生活がうまくいかないとしても、それを誰かに相談するという事は非常に難しいのです。

人間同士というのは、常にぶつかり合って生活しています。長年一緒に暮らしていれば、いくら好きな相手でも嫌な面が見えてくるものです。それと上手に付き合っていくというのも、いわゆる夫婦生活のあり方でもあります。
ケースバイケースで、ある程度うまくいくように工夫することも必要なのです。では、どうしたら夫婦生活を上手に維持することができるのでしょうか。人間には知恵がありますから工夫をすることができます。

お互いに近づきすぎると喧嘩をしてしまうようなタイプの夫婦は、適度に離れていた方がうまくいく場合もあります。人間には様々なタイプがあります。
束縛された方が安心できる人もいますし、逆に束縛されると絶望的になってしまうようなタイプの人もいます。
こういった内面が全く逆のタイプの場合は、夫婦生活自体が難しくなってしまいます。どこで折り合いをつけるのかということを、お互いが考え抜くことが非常に大切でもあるのです。

コミニケーションの取り方で夫婦のあり方も変わる

夫婦はいつも一緒にいなければいけないわけでもありません。それは、親と子が離れて暮らしていても親子縁がつながっているのと一緒です。

どんなに離れていても、夫婦関係はいつでも維持できます。長期間出張する仕事を持つ男性もいるでしょうし、漁師などの仕事をしている場合にもなかなか家に帰らないということもあります。
お互いの時間を設けることが夫婦関係において大切だとも言えるのですが、逆に言えば夫婦の時間そのものを愛しむことができれば、時間はそれほど必要ないともいえます。

現代では様々なコミュニケーションのやり方なども発展してきています。例えばスマホで電話をすることもできます。テレビ電話のようなシステムを使えば、相手の顔色や様子などもわかります。
離れていれば離れているほど、逆に愛情が湧くという場合もあるのです。

常に一緒にいるということの方が難しい場合さえもあります。
なぜなら人間というのは、自分独自でやりたいことがあるからです。それが必ずしも夫婦で一致するというわけではありません。

ですから、お互いに良い関係を築く為には、趣味を持つということも必要です。趣味を通じて親しい人ができれば、家庭内でのトラブルにも寛容になれます。また、ストレス解消ができる方法もある程度は考えておかなければなりません。

お互いのルールの中で自分の好きな時間を楽しむことができれば、夫婦関係の維持にも役立つのです。特に女性の場合には、外に出にくいという要素もあります。
さらに、女性の方が人に相談したいことがある場合が多いのです。様々な趣味の教室などに通えば、自分の夫婦生活自体も違った視点で見える場合も少なからずあるのです。

お互い過ごせる時間と思いやりを大切にする

家の中での夫婦の過ごし方というのも千差万別です。家族団欒で食事をとるという事はとても大切なことです。食事をする時間というのは長くてもせいぜい30分程度です。この時間に1日にあった事柄などをそれぞれ話すといったコミニケーションを毎日のように行なえば夫婦関係自体も良いものになります。
それでも、お互いの仕事で食事さえも一緒に摂れないと言った場合もあります。そういう場合には、LINEなどのシステムを使い、 お互いを労わるようなメッセージを送ることもできます。

その場など使わなくても、黒板やメモ帳に愛情を込めた言葉を書き綴ることもできます。コミニケーションのやり方というのは実にたくさんあるのです。

お互いが巡り会った日や誕生日、結婚記念日など結婚生活においてたくさんの記念日があるものです。そういった特別な日を祝うという事を頻繁に行っていれば、思いやりの感情がますます湧くものですし、長年過ごしてきた思い出を振り返ることもできるでしょう。

お互いが年齢を重ねた時の夫婦生活のあり方

また、夫婦生活を長く続けていくと、体調の不具合などが出てくる場合もあります。これは老いによって起こる現象でもあるのですが、時には介護が必要になってしまうこともあるでしょう。
こんな時にはある程度人の手を借りるということも必要になります。愛する相手をどうしても自分の手で介護したいという人もたくさんおられるかと思いますが、あまりにも自分に負担をかけすぎてしまうと心身ともに疲れが出てくる事にもなりますし、それを維持しようとすればするほど、自分を追い詰めてしまう事にもなりかねません。

誰もが生きている以上避けられない事でもあります。夫婦となる以前に人には寿命もありますし、お互いが生きた物である以上は迷惑をかけてしまうこともあります。この迷惑も当たり前だとは思わないことも大切です。

たとえ親子であっても、結果的には別々の体と意志で成り立っている者ですし、相手を自由自在にできるわけではありません。夫婦生活において、お互いの存在が当たり前だと思ってしまうことが一番よくないことなのです。

夫婦生活は枠にとらわれず納得する事も重要

夫婦生活の将来設計は人それぞれです。子供がたくさんいた方が良いという人もいるでしょうし、逆に子供を育てる余裕がないので夫婦だけで生活したいという人もいます。
寝室も一緒でないと気が済まないという人もいるでしょうし、逆に誰かと一緒に寝ると寝つきが悪くなってしまうという人もいます。
長く付き合っていけば、相手がどんな生活を送っていたのかということもわかるでしょうし、生活部分で不一致な部分があるのにも徐々に気づいてくるものです。

そうしたことが折り重なるように分かるようになってしまったとしても、お互いがある程度納得できる地点を探せるようにしておくべきです。
結婚したとしても相手を支配できたわけではありませんから、一人の人間として尊重するべきなのです。

そういった過程をいくつも体験すればするほど夫婦関係というのは良くなるものでもあります。夫婦関係のあり方というのは、必ずしも完全な正解を導く事はできません。むしろ、お互いが納得していることが一番で大切なのです。

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