
夫婦で一緒に寝るべき?一緒に寝なくなってしまう原因や改善法を紹介
PR 更新日: 2018年10月27日
今では、お互いに働いていて就寝時間がバラバラな夫婦が多いですよね。そのため一緒に寝る夫婦が減っているのです。
夫婦で一緒に寝るべきなのか?
メリットはあるのか?
を今回はまとめました。
どうして一緒に寝なくなってしまったのか、さらに一緒に寝るための改善方法もまとめました。お互いが納得し、質のいい睡眠をとれるようにしていきましょう。
1.夫婦で一緒に寝れない理由を明確にしよう
夫婦で一緒に寝れない理由は、どのようなものがあるのかまとめました。
どちらかが、理由を言わず一緒に寝るのを拒むと夫婦の雰囲気が悪くなることもあります。
一緒に寝ていたのに、別々で寝ることになった場合は理由をしっかり理解・把握しましょう。そして理由が分かれば改善していくことができます。夫婦での話し合いが大切です。
1-1.子どもが産まれたから
一番多い原因が、「子どもが産まれたから」です。子どもと一緒に川の字で寝る、という家庭が多いのではないでしょうか。
一緒に寝られているのであれば、夫婦で寝る場合と同じようなメリットがあります。
ですが、父親だけが別の寝室で寝ることも少なくありません。
- いびきがうるさくて赤ちゃんが起きてしまう
- 夜泣きで起きているのに、寝ている旦那にイライラしてしまう
- 帰ってくる時間が遅いので、赤ちゃんが起きてしまう
などの理由で、別々に寝るケースが増えているのです。
すでに、妊娠した時点で「寝相が悪くて怖い」などの理由で別々になる夫婦もいます。
1-2.寝る時の環境の違いで別々に
一緒に住んでおらず週に1回程度なら、いつも寝る環境と違う状態でも耐えられます。
ですが毎日一緒に寝るとなると、自分の寝るときの環境が違い、我慢して寝ようとするとストレスになってしまいます。
- 旦那は真っ暗派、私は豆電派
- エアコンをつけっぱなしなのが耐えられない
- 一緒に寝ると、広々と寝られない
などの理由で、別々に寝ることになります。
毎日続くことなので一緒に寝ることになったらしっかり話し合いをしましょう。
1-3.年を重ねたため
結婚生活が長くなり、年を重ねると一緒に寝なくなる夫婦が増えてきます。
さらに子どもが大きくなり、一緒に寝なくなるとそのまま夫婦も別々の寝室へ。なんてこともあります。
逆に、おばあちゃんおじいちゃんになっても一緒に寝るという夫婦もいます。
ですが、珍しいケースで環境や就寝時間の違いで一度一緒に寝なくなると、再び一緒に寝る!と言い出しにくいようです。
2.夫婦で一緒に寝るメリットは?
一緒に寝ない原因を知り解決し、ストレスのない状態が理想的です。
話し合いをし、一緒に寝ることは必要なのでしょうか。
夫婦で一緒に寝るメリットについてまとめました。
2-1.コミュニケーションを取る時間が出来る
一緒のベットで寝ることで、話す時間が増えます。
そのため毎日のコミュニケーションとなり夫婦仲がよくなります。
お互いの普段の生活や悩みも知る機会になります。
不安や悩みを話すことで、安心して睡眠をとれるようになります。
1人で不安を抱え眠るより、一緒に共感し密着し寝ることで安心感を得られます。
2-2.一緒に寝ると、恋愛ホルモンが上がる
一緒に夫婦で寝ると、恋愛ホルモンの「オキシトシン」が増えることが分かっています。
オキシトシンとは、下垂体から分泌されるホルモンです。「幸せホルモン」とも呼ばれています。
オキシトシンの働きは、
・幸せな気分をもたらす
・ストレス緩和
などの働きをしてくれるため、オキシトシンが増えるととても充実した気持ちになります。
さらに、ストレスホルモンの「コルチゾール」が下がります。
コルチゾールとは、炭水化物や脂肪、タンパク代謝を止める働きをしています。私たちの身体の中で必須のホルモンです。
しかしコルチゾールが増えてしまうと、免疫を下げたり不妊症を発症したり、うつ病になったりとマイナスな症状が出てしまいます。
一緒に寝ることで、病気を予防することにもなるのです。
2-3.体調の変化に気付ける
毎日一緒に寝ていると、呼吸の仕方やいびきがおかしいと気付くことができます。
疲れた時や体調の悪いときの、小さな変化も発見できるのです。
睡眠時に表れる症状で、大きな病気も早期発見することができます。
睡眠時無呼吸症候群
眠っているときに、呼吸が止まってしまう病気です。寝ているときにしか症状が表れないため、気付かず治療が遅れてしまうケースがあります。
睡眠中は脳も身体も休めている状態です。
ですが、無呼吸症候群を発症していると呼吸が止まり酸素不足になります。
心拍数も上がってしまい脳も身体も、覚醒していることになります。
起きたときに疲労感が残ったり、集中力が続かなかったりと普段の生活に支障をきたします。
- いびきがとまり、その後急に大きないびきをかく
- 呼吸がとまっている
- 息苦しそうに寝ている
- 汗をかいて寝ている
などが代表的な症状です。
毎日一緒い寝ているからこそ、気付くことができる症状です。
大切なパートナーの将来にも大きく関わってくるのです。
睡眠障害
睡眠障害とは、睡眠に問題があり日常生活に支障をきたす病気です。
眠れないという不眠症は代表的な症状です。
昼寝をしすぎて遅刻してしまったり、仕事中に寝てしまって怒られるなど日中生活でトラブルが出てきます。
- 寝つきが悪く何度も起きてしまう
- 寝る時に、脚がむずむずしたり落ち着かない
- 寝ぼけたり、寝ているときに叫んだりする
- いびきが急に大きくなる
このような症状が表れます。
こちらも一緒に寝ているからこそ気付くことができます。
早期発見して、睡眠障害を自覚させ病院へ受診するように促してあげましょう。
本人は、睡眠時の症状に気付けないので病院へいかない場合があります。
携帯やビデオなどで撮影して見せてあげるのもいいでしょう。症状を自覚させるのが大切です。
3.夫婦で寝るためのポイント
さまざまなメリットがあり、夫婦で一緒に寝ることはいいことだという事が分かりました。次に一緒に夫婦で寝るためのポイントをまとめました。
お互いがストレスなく眠ることが出来るように、考えていきましょう。
3-1.ダブルベッドにしない
ダブルベッドだと、敷布団も掛布団も1つになります。
布団をかけて眠りたい人、挟んで眠りたい人などそれぞれ違いがあります。
そのため1つの布団だと、寝心地が悪く一緒に寝るのが嫌になってしまいます。
セミダブルを2つ並べたりシングルを2つ並べるのがいいです。
もしダブルベッドをすでに購入・使用している場合にはシングルの掛布団をそれぞれ用意しましょう。
もちろん、枕も長いものを一緒に1つ使うのではなく別々の枕を使用しましょう。
寝る時の布団はとても大切なものです。気を遣って身体が疲れてしまうことがないように準備しましょう。
3-2.寝るときの明るさを調節する
豆電や真っ暗などの、寝るときの環境の違いで一緒に寝なくなってしまうことがあります。
真っ暗がいい人は、豆電があると明るくてなかなか寝付けないことがあります。
そして豆電がいい人は、真っ暗だと不安で安心して寝ることができません。
その場合には、小さな電気を用意しましょう。
コンセントに差し込む小さなライトから、立てられるライトなどさまざまな商品が販売されています。
少し明かりが欲しい人の場所へライトを設置しましょう。
そしてどのくらいの明るさならお互いが納得し、ストレスなく寝ることができるかを話し合いましょう。
まとめ
夫婦で一緒に寝ると、さまざまなメリットがあることが分かりました。
お互いの寝る時の環境や、悩みを理解しストレスなく一緒に寝ることが大切です。
おばあちゃんやおじいちゃんになっても、夫婦で一緒に寝ることができたら嬉しいですよね。
もし別々に夫婦別々に寝ることがあっても、普段のコミュニケーションが大切なのではないでしょうか。