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夜遊びが苦手な人

夜遊びが苦手になってしまう5つの原因と対策

PR 投稿日: 2023年10月30日

夜遊びには向き不向きがあり、どうしても暗い時間帯に出歩くのが苦手で抵抗感があるという人も世の中には大勢います。

しかしその一方でナイトタイムレジャーと呼ばれるような酒席・観光・風俗といったものを一切体験せずに過ごすのは人生における損失であることも間違いのないところでしょう。

その悪感情を克服してみたいと考えるなら、まずは自分が具体的にどんな理由でナイトタイムレジャーを避けているのかを分析する視点が必要になってきます。

この記事ではナイトレジャーを専門に取り扱ってきた風俗ライターの筆者が、夜遊びが苦手になってしまう原因とその対策について詳しくまとめています。

新たな夜の世界に踏み出してみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

夜遊びが苦手になってしまう5つの原因

苦手な夜の街

まずはなぜ夜遊びを避けたいと感じてしまうのか、その原因について分析していきましょう。

ここでは主要な原因のうち、男女に関係なく特に多くの人に当てはまるであろうものを5つ紹介していきます。
自分がどのタイプに当たるのか、なるべく近いものを探してみてください。

1.夜間の雰囲気が怖い

夜歩きを回避しようとする人の心理には、単純に「夜が怖い」との感情が隠されている場合が少なくありません。
そもそも人間には闇を恐れる本能が備わっているので、たとえネオンの光に煌々と照らされていても夜間の街並みが本質的に恐ろしく見えるのは当然といえるでしょう。
ナイトレジャーの魅力とは、そんな恐ろしい場所に「怖いもの見たさ」で入り込んでいくスリルと背徳感にこそあります。

しかしジェットコースターやお化け屋敷にどうしても耐えられない人がいるように、本能的な恐怖に逆らえないタイプの人は一定数存在します。
また夜の薄暗さだけでなく、夜の繁華街特有の喧騒や暴力的な雰囲気に強い嫌悪感を持つ人もいるはずです。
そうした人々にとっては敢えて「不快な場所に遊びに行く」などという矛盾した行動を取る理由がまったく思いつかないというのが正直なところでしょう。

2.お酒や外食をあまり楽しいと思えない

夜の醍醐味は昼間の仕事から解放されたあとの時間をたっぷりと使って、お酒や食事を思う存分楽しむことにもあります。
しかし多くの人にとってご褒美となるお酒や外食を、あまり楽しいと感じないタイプの人達もいます。

アルコールに関しては体質の問題が大きくなりますが、最近は夜の食事についても「家でリラックスして楽しみたい」といった理由で外食を避ける人が増えています。
また経済的な事情で、外でお酒や食事を楽しむと高くついてしまい落ち着かないというケースもあるでしょう。
特に夜の飲食店はランチタイムと比べて数割増しの値段になることもありますから、倹約家ほど夜に食べ歩くことを嫌がる傾向があります。

さらに風俗店やナイトクラブともなると浪費をすることが一つの目的のようなものです。
キャバクラやホストクラブでお酒を飲んで楽しむにはそれなりの資金を有していることが前提となるため、その時点で振り落とされてしまう人は多いといえます。

3.夜に出歩くことに対する負い目やトラウマがある

子どもの頃に厳しい躾を受けたり深夜徘徊に対しての悪い情報を与えられると、大人になってもその印象が消えずにネガティブな感情に支配されたままになってしまうことがあります。
自分が直接的に指導されたわけではなくても、たとえば深夜徘徊をしていた子どもが補導されたといった噂話を聞いたことがあるだけでも、「夜に遊び歩くのはいけないこと」という刷り込みがずっと抜けなくなってしまうことも珍しくありません。

一定以上の年齢になると夜のスリルを逆に楽しむのと同じように、子どもの頃には禁止されていた「悪い遊び」に対する快感は強まるのが普通です。
しかし真面目なタイプの人だと、いつまで経っても先入観が消えずに夜に遊び歩くことに負い目を感じてしまうこともあるでしょう。
そして自分の良心との葛藤を避けるために夜間に出歩くこと自体を控える傾向が強くなります。

また実際に危険な目に遭ったりトラブルを体験してしまうと、それまで楽しかったはずの夜の遊びが一気に苦痛になってしまうこともあります。

遊びはあくまで「心の余裕」が存在するがゆえに楽しめるものです。

何かのきっかけで一度トラウマを負ってしまうと、それ以降の趣味嗜好がまるで変わってしまったとしても不思議ではありません。

4.仕事疲れや加齢で体力が持たなくなっている

残念ながら深夜に遊び歩く体力が続かなくなり、夜の楽しみを断念するようになっていく事例は少なくありません。
基本的には加齢によって深酒や食べ歩きが徐々にキツくなっていき、最後は性欲も減退して風俗店からも足が遠のくというのが特に男性によくあるナイトレジャー離れのパターンになります。
また中年以上の世代になると男女を問わず、たとえ自分自身の体力が残っていても一緒に遊ぶ仲間が1人また1人と減っていくことで結果的に街から遠ざかってしまう事態もよく起こります。

若いうちでも仕事があまりに忙しいと夜間残業で時間と体力が削られてしまい、遊ぶどころではなくなってしまうこともあります。
意識の高いビジネスパーソンだと夜の自由時間は遊びではなくスキルアップに費やすべきとの考えから、自主的に習いごとやジム通いばかりをして夜の遊びには目もくれないで過ごしてしまうこともあるでしょう。
若い頃の自由時間を追加仕事やスキルアップに使うことは確かに大切ですが、そうして無心に働き続けてるだけで遊びに使う体力を失っていくのはいかにも寂しい結果ともいえます。

5.そもそも夜間に遊びに出かける環境・施設がない

恵まれた環境にあると気付きにくいことですが、そもそも夜の遊びに行けるような施設が揃っている地域というのは日本国内にそう多くはありません。
ある程度の人口密集地で主要駅へのアクセスに優れているといった諸条件が揃った場所で初めてナイトレジャーは成立するので、遊びたくても遊べない人達が世の中には意外に多いことは認識しておくべきでしょう。
そして街で遊び歩く経験を積めないままでいると苦手意識ばかりが育ってしまい、都会に出る機会があったとしても一歩を踏み出せなくなってしまいます。

先輩や上司、あるいは悪友など夜の遊びを教えてくれる存在に巡り会えるかどうかも重要なポイントです。
いきなり1人で夜に遊び歩くのは相当にハードルが高く、やはり最初の頃には誰かにアドバイスを受けながら安全な遊び方を学んでいく必要があります。
そうした世界を知る先輩と知り合えない環境で過ごしていると、いつまでもマイナス認識が抜けないのも当然といえます。

【タイプ別】苦手な夜遊びを好きになる方法はある?

夜遊びをする紳士

ここからはナイトレジャーを避けようとする心理の原因となっているパターンごとに、対策となる方針を紹介していきます。
すべてのパターンを網羅しているわけではありませんが、後ろ向きな気持ちを少しでも克服するきっかけ作りには繋がるはずです。

対応できる飲食メニューを日頃から増やしておく

お酒が飲めずに夜の飲食店から遠のいてしまっている人は、日頃から居酒屋メニューの中で自分が楽しんで食べられるものは何かを探しておくといいでしょう。
最近は居酒屋系のお店もランチ営業していることが多いので、その際にメニューを確認して「これなら食べられそう」というメニューを事前に頼んで試食してみるのがオススメです。

メニューを把握しておけば付き合いで夜の飲食に連れ出された際にも臆することなく臨めますし、相手方を不快にさせないよう配慮しながら嫌なメニューを避けることも可能になります。

防犯グッズやライトで夜の危険に備える

夜の暗闇に恐怖心があって出歩くのが怖い人は、防犯グッズでガチガチに固めて心理的な安心感を確保するように努めましょう。
実際の効果のほどはともかく、いざというときの備えがある事実は心に余裕を与えてくれます。

ただし防犯グッズといっても警棒やスタンガンといったアイテムは相手に接近する必要がある上に、一撃で無力化できないと相手に奪われてしまうリスクもあるなど実用性の面ではあまりオススメはできません。
誰にでも扱えて実用性が高いのは催涙スプレーや高光度ライト、それに防犯ブザーといったアイテムになります。

スマホアプリでも一部機能は代用できるので、暗い街中で迷わないためのマップアプリと一緒にすぐに起動できるようにしておくといいでしょう。

夜景観光など1人でもできる簡単な遊び方から慣れていく

夜に出かけること自体に価値を感じられないタイプの人は、まずは1人で「夜にしかできない体験」を積み重ねていくのがいいでしょう。
簡単なのは夜景のきれいなスポットに遊びに行くことです。
夜の澄んだ空気や非日常的な光景に心癒される体験を味わえば、ナイトレジャーへの違和感も徐々に消えていきます。

少し難易度は上がりますがキャンピングやグランピングで泊りがけの体験をしてみたり、夜釣りや天体観測に挑戦してみるのも面白いかも知れません。
世の中には飲み歩きや風俗以外にも夜にしか楽しめないレジャーはたくさんあります。
今まで気付かなかった夜の魅力を発見していくことができれば、世界は2倍楽しくなるといっても過言ではないでしょう。

付き合ってくれる友人や恋人を作る

遊びを満喫するために結局のところ一番必要なのは、一緒に大騒ぎをしてくれる仲間です。
これまでナイトレジャーに連れ出してくれる仲間や先輩を持てなかったなら、いっそのこと自分からそうした相手を探しに動いてみるのも一興でしょう。

身近で相手探しが進まない場合には、マッチングアプリや相席バーなどを利用して気の合う相手を募集してみるのもいいでしょう。
夜の遊び相手というと性的な関係が必須と考えてしまいますが、実際には純粋な「飲み友達」や「遊び仲間」をマッチング系サービスで探している人は想像以上に多くいます。
また下心のない状態で出会った方が意外とそのまま恋人関係に発展しやすい傾向もあるので、とりあえず遊びをきっかけに人間関係を広げておいて損はありません。

健康管理に気を遣って夜間活動に慣れる

体力の衰えによって夜間に動き回ることが難しくなってしまった人は、まず体調を整えて健康をこれ以上悪化させないよう努力しましょう。
その上で自分の現在の体力に見合ったナイトレジャーの楽しみ方を模索していくのが有効です。

深夜まで飲み歩くのではなく21時程度で必ず切り上げるようにする、お店はハシゴせず1日1軒に集中する、といった制限を設けることで結果的に人生のより長い時間を余興に費やすことができるようになります。
また帰宅後にバタバタせず即就寝できるように、出先でシャワーを済ませておいたり翌日の準備を事前に済ませておくといった対策も取っておきましょう。
21時まで飲んだとしてもすぐに帰宅して22時には眠るようにすれば、毎日7時間睡眠を維持することは十分可能になります。

まとめ

ナイトレジャーでの遊びを不得手とする理由は人それぞれです。
もちろん嫌いなことを無理にやる必要はありませんが、仕事の付き合いなどでどうしても避けられない場合に備えておくに越したことはないでしょう。

また夜の時間は単純に1日の半分ほどを占めています。
その時間を使った遊び方を知らないまま生きるのは、やはり勿体ないことも確かです。
自分の人生を変えるヒントが昼ではなく夜に待っていることも多いので、自分の可能性を少しでも試したい人は苦手な夜遊びにも積極的にチャレンジしてみることをオススメします。