セックス前の食事で勃起や性欲は改善可能?男女別おすすめ食材を紹介
PR 投稿日: 2023年08月07日
セックス前の食事には本番に向けた気分を盛り上げるだけでなく、肉体に活力を与える直接的な効果があります。
日本ではよく「スッポン」や「うなぎ」といったスタミナ系料理がセックス前に相応しいとされていますが、高級な食材を使わない食事でも十分な効果を得ることは可能です。
ただしセックス前の食事に関しては男性と女性で注意するべきポイントが異なっているなど、意外と難しい選択を迫られることも理解しておく必要があるでしょう。
この記事ではセックス前の食事について、意識しておくべき要素を男女別に紹介しています。
パートナーとの時間をもっと盛り上げたいと願う方々の参考となれば幸いです。
【男性向け】セックス前の食事での注意点
男性がセックス前の食事を採る際にまず気をつけるべきなのは、「勃起力の強化」と「ED対策」の食材を混合しないことです。
簡単にいうと「勃起力の強化」は直後に行われるセックスでの持続力を一時的に高めるための短期ドーピングのようなものです。
それに対して「ED対策」とは加齢などの要因で下がってきた基礎的な勃起力を回復させるために、継続して行うべき食事改善となります。
本番を直前に控えた食事でED対策に向いた食材を摂取しても意味がないので、両方の食材が持つ特徴をしっかり覚えておくようにしてください。
一時的に勃起力を向上させたいなら「血流促進」の食事が有効
勃起というのは男性器に血液が集まることで起こる現象です。
そのためセックス直前の食事で血液の流れを促進させる効果を持つ食事を摂ると、短時間の勃起力アップが期待できます。
血流を促進させる食事の代表格は「激辛料理」です。
唐辛子などに含まれるカプサイシンは発汗を促し、血流を増大させる効果を持っています。
また辛さによって経口内の痛覚を刺激することは、全身の触覚を鋭敏にして直後のセックスの快感を高めることにも繋がります。
カプサイシン自体も脳内の幸福物質である「βエンドルフィン」の分泌を促すため、多幸感に満ちた時間を過ごすには最適な食事といえるでしょう。
辛いものが苦手という人には「ハイカカオチョコレート」がおすすめです。
カカオに含まれるポリフェノールには血圧を下げる効果があることが広く知られています。
血圧を下げると聞くと血の流れも弱まってしまいそうに感じますが、実はポリフェノールは「血管を広げる」作用によって血圧を下げているため血の巡りはむしろ良くなります。
ED対策を意識するならナッツ類がお手軽
継続的な勃起力の改善を目指すなら、毎日「ミックスナッツ」を食べるようにしましょう。
ナッツには「アーモンド・くるみ・カシューナッツ」など非常に多くの種類があり、そのどれもがED対策に有効な成分を秘めています。
しかし特定のナッツだけを毎日食べ続けるのは大変なので、複数の種類が適度に混ざっているミックスナッツを日々のおやつにするのが一番確実といえるでしょう。
ナッツ類に含まれる栄養素の中でも男性の性生活にもっとも影響を与えるのは亜鉛です。
ただし必要な亜鉛をナッツや他の食事だけで補うのはかなり難しいので、本格的な食事改善を考えているなら亜鉛サプリメントを併用することも検討してみましょう。
セックス中の「中折れ」対策にはエネルギー補給食
男性が抱えるセックスの悩みとしては完全なED(勃起不全)よりもセックスの中盤で勃起が維持できなくなってしまう「中折れ」の方が一般的です。
中折れの原因には血流不足やメンタルの問題などが挙げられますが、意外と見過ごされがちなのがセックス中のエネルギー消費の激しさでしょう。
一般的に30分間のセックスで男性が消費するカロリーは100kcal程度とされています。
軽いジョギング程度と表現されることもありますが、ジョギングをするなら事前に水分だけでなく栄養補給をしておかないと「ハンガーノック」と呼ばれる低血糖状態に陥る危険があります。
ハンガーノックほど極端でなくてもエネルギー切れによって頭がボーッとした結果、集中を欠いて中折れを起こしてしまうケースは珍しくないでしょう。
セックス中のエネルギー不足を避けるには「バナナ」や「ゼリー飲料」など、すぐに消化されてエネルギーに変わるタイプの食事をしておくのがおすすめです。
スポーツを趣味にする人達の間では本格的なハンガーノック対策として「薄皮あんぱん」や「羊羹」といった和菓子も人気ですが、セックス対策としてはカロリーが高過ぎる場合もあるので注意しましょう。
肉料理は赤身を中心にしてアルコールは控える
がっつりステーキを食べてセックスに備えるという判断はエネルギー補給の面からも正しいものですが、脂身の多い肉を食べてしまうと血流が悪くなり勃起力を弱めてしまいます。
そのためセックス前に肉料理を食べるなら赤身肉や鶏肉など、脂質の低いものを選ぶようにしましょう。
また肉料理にはお酒を合わせたくなりますが、お酒に酔った状態もセックスには悪影響を及ぼします。
気が大きくなってメンタル的には楽になるかも知れませんが、その代わり肉体はアルコール分解に忙しくなり勃起どころではなくなってしまう可能性があります。
アルコールによる酩酊状態は神経伝達も抑制するので、セックスの快感も弱まってしまうことでしょう。
ニンニク料理は最後の手段
ニンニクはスタミナ料理には欠かせない食材です。
実際にその効果は抜群で、食べた直後から血流促進や疲労回復が期待できます。
単純に効能だけを見ればセックス前の食事としてニンニク料理ほど相応しいものはないと思えるくらいです。
しかしニンニクには「悪臭」という絶対的なデメリットが存在します。
どんなに口臭ケアを徹底したとしてもセックス直前に食べたニンニクの臭いは必ずパートナーを苦しめることになるので、お互いにセックスを楽しみたいなら自分だけが一方的にニンニク料理を食べて臨むのはマナー違反と心得ておきましょう。
【女性向け】セックス前に食べたいおすすめ食材
パートナーとの相性にもよりますが、女性の場合は男性ほど肉体の維持を意識した食事を摂る必要はありません。
そのため女性にとってセックス前の食事で重要になるのは、リラックス効果や快感促進といった要素になってくるでしょう。
女性はまず「お腹を満たす」ことが大事
「セックス前に満腹になってしまうと動けなくなってしまうから食事はしたくない」という意見は特に女性からよく聞かれます。
また「お腹がぽっこり膨れるのを見られるのが嫌」という女性も多いことでしょう。
しかしさまざまな研究から女性の性欲は満腹感と深く結びついていると考えられています。
その理由については「女性の方が脳内の満腹中枢と性欲中枢の位置が近いため」、あるいは「安全に子育てができる環境を認識することで女性の生殖本能が刺激されるため」といった諸説があります。
しかし統計データから見て満腹感を覚えた女性の方がセックスに積極的になることは間違いのない事実です。
また単純に空腹状態ではイライラしてしまいパートナーとの時間を素直に楽しめなくなってしまう可能性も高まるため、事前の食事はしっかり採っておくようにしましょう。
リンゴやぶどうなどのフルーツを使った料理
「エストロゲン」は女性らしい体を作るために重要な女性ホルモンですが、実はフルーツなどの植物の中にも「植物性エストロゲン」という形で含まれています。
特に植物性エストロゲンが豊富なのはリンゴで、腟内を潤す効果や女性の性欲を高める効果が期待できるとされています。
セックス前に少し食べた程度で明確な効果が出るとは限りませんが、多くのフルーツには肌の艶を良くしたり筋肉の収縮を助ける効果もあるので食事に含めておいて損はないでしょう。
リンゴ以外では定番のバナナの他、ぶどうもおすすめです。
ぶどうに含まれる「ボロン」にもエストロゲンを分泌させる効果があるのに加えて、ポリフェノールによる血行促進も同時に起こすことができます。
ただしボロンは熱に弱いので、ぶどう料理を食べるならフルーツパフェなど生で摂取できるものを選びましょう。
大豆を使った料理もフルーツと似た効果あり
植物性エストロゲンは大豆料理にも多く含まれています。
納豆は悪臭の問題からセックス直前に摂取することは難しくなりますが、豆腐料理なら比較的簡単に食べることができるでしょう。
また大豆から生まれる食品には「味噌・きな粉・おから・油揚げ・枝豆・大豆もやし・豆乳」など実に豊富な種類があります。
毎日食べてもバリエーションをつけて飽きないように工夫ができるので、たとえば継続的な「妊活」に励まなければいけないときには大いに役に立つことでしょう。
セロリやアスパラガスを使った料理
セロリには体内で消化される際にフェロモンを発するという効果があります。
このフェロモンは汗腺から放出される際に男性を惹きつける独特の匂いとなることから、女性が性的魅力を増強するのに向いた食材といえるでしょう。
またアスパラガスに含まれるカリウムとビタミンBは女性のオーガズムを高める効果を持つとされています。
ただし野菜料理はサラダ以外では栄養素を壊さないように摂取するのにコツが要るため、あくまで補助的に食べるようにするのがいいでしょう。
他にもバジルの香料など野菜類には直接食べなくても性欲を引き立てる効果のある食材が多いので、調べて上手く利用していきましょう。
乳製品や揚げ物など避けた方がいい食事も知っておく
健康に良いイメージの強い乳製品ですが、ホルモンバランスに影響を与えやすいことからセックス前の食事にはあまり向いていないといわれています。
特にチーズや生クリームなどはフルーツなどと合わせてつい食べ過ぎてしまうことがあるので、少し注意しておくようにしましょう。
他にセックス前の食事に向いていないのは揚げ物全般です。
揚げ物に含まれるトランス脂肪酸は食後に気怠い感覚を引き起こし、性欲を減退させてしまいます。
また高脂質の食事がセックスに限らず悪影響を与えるのは男性も女性も変わらないので、健康的な性生活を維持するためには摂取量をコントロールした方がいいでしょう。
とはいえ好きなものを食べずにストレスを溜め込むのがメンタルには一番悪影響なので、何ごともバランスが重要です。
まとめ
セックス前の食事で気をつけるべきなのは以下のポイントになります。
- 男性は直後の勃起力アップと長い目でのED対策を分けて考える
- 女性はお腹を満たして心身の受け入れ準備を整えることを意識する
- 男女ともに臭いのキツい食事やお酒、高脂質はNG
セックスを楽しむには自分自身の体調も重要ですが、それ以上にパートナーのことを考えた食事を摂るようにしましょう。
男性が勃起力を取り戻すのも女性がリラックスするのも、自分のためというよりは相手のためであると認識することがまず大切です。
そして可能なら一緒に食事をすることで、体の前に心を許す時間を作っておきましょう。