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LINEの返事を考える奥手男子

LINE未読無視する男女の心理とは?駆け引きそれとも脈なし

更新日: 2018年10月26日

気になる人とLINEできること自体がすでに喜びですよね。とはいえ仕事や何かの事情によるのではなく、こちらが送信したメッセージを未読無視された!
なんて、せっかく得られたお相手とのコミュニケーション空間なのにがっかりですよね。

今回はなぜ人々は未読無視するのか、あるいはしてしまうのか。その背景にある心理や事情について、対処法も含めて掘り下げてみます。

沈黙というメッセージ

人間のコミュニケーションというのは、言葉だけで成り立つものではありませんよね。
だからこそ私たちはこうして「読んだけど返信しない既読スルー」や、そして本題の「そもそも読んでないスルー」に悩まされているのです。

つまり「自分に与えられるべき返信が与えられない」。どこか期待が裏切られているような感覚。でもそもそも、どうして私たちは与えられた誰かの言葉に返信しなければならない/与えられるべきと考えてしまうのでしょうか?

たしかにLINEは便利なツールです。でもそれを使うのは人間であり、そこには原動力が必要です。それは、例えば仕事であれば義務であり、恋愛関係であればお互いを思う気持ちであったり、これまで培ってきた二人の歴史です。精神はシステムと違っていつも同じ動作ができるとは限りません。
つまり、もし既読無視や未読無視に直面した場合、物理的な事情(前述した仕事などの理由)によるものではない、相手の気持ちを汲み取る必要が出てくる、というわけです。

未読無視:ケース①困惑している

スマホを見て困る女性

あなたが送信したメッセージに対して、どう返信したらいいのか考えあぐねいているケースです。

この場合、まずは時間をかけましょう。最低でも2,3日は待ちましょう。相手の方が何らかの困惑や戸惑いを抱えていて、それをうまく言葉にできないだけかもしれません。

それ以上待ってみても事態が進展しない場合は、残念ながら脈はないかもしれません。そこでもしまた、あなたの方からメッセージを送るとしたら目先を変えることが肝要です。

もし実空間で会えるような関係なら、「この間おしえてくれた〇〇食べてきたよ?」でも良いし、映画でもなんでも良いのですが、「自分は前回送ったLINEだけで止まっている存在ではない」と相手が思えるようなメッセージを送ってみましょう。

お相手の方にしても、自分が未読無視していることは気付いているし、そこに気まずさがないわけではありません。その気まずさをあなたの方から打ち消してあげましょう。それが優しさです。

気軽に接してもらえるよう、当たり障りのない内容を送ること。「どうして未読無視し続けるの?」と追及するような内容では、「そんなこと言ったって…」となるだけです。
あるいはうっかり気づいていないだけかもしれないし、その場合「なんで怒られなきゃならないんだろう」となって、相手はますます遠のいてしまいます。

やはり必要なのは、身軽さ、気楽さ、そして優しさと思いやり。この4つです。

未読無視:ケース②背中で誘ってるだけ

もうひとつ考えてみましょう。つまり相手が駆け引きを仕掛けている場合のことです。
わざと読まないで、相手の気をひくこと。これってどういうことでしょうか。

まず考えられるのは、相手はあなたに対して気持ちがあり、もっと深い関係になりたい。でも真正面からデートに誘ったり、気持ちを伝えたりするのは気が引ける。
だから関心のない様子を装う。これが考えられます。
この場合も、やはり待つことです。

彼、ないし彼女はきっと、自分の仕掛けた罠を自ら解いてきます。だって相手はあなたに気があるのですから、何かしらのアクションは向こうからあるはずです。

未読無視:ケース③振り回したいだけ

スマホを見てにやける男性

駆け引きタイプの場合、もう一つ考えられるケースは愉快犯です。

前述したとおりただ勇気がないだけ、ただそれだけであなたのLINEを未読無視してしまう人ならば、絶対に誘いは来ます。
もしあなたの方で、お相手のそのツンデレ性を見抜けたらしめたものです。優しく見守ってあげましょう。

しかしいくら待っても一向に動きがない!
それはただ駆け引きを楽しんでいるだけ。
人を振り回すことで自己肯定しているだけの悲しい人です。

あるいはただ異性に追われるのが好き。そういうタイプです。

きっと他に本命がいて、その相手に「どうだ自分はこんなに人気があるんだ」と言いたいだけの可能性もあります。そんな場合はさっさと忘れましょう。

「いや、自分はどうしてもこの人が好き!」というのなら、相手のその魔性性、悲しさごと全部まるごと愛してあげましょう。どちらかが疲れて倒れるまで。それも素敵な恋愛です。

未読無視:ケース④LINE自体がなんとなく面倒くさい

面倒と感じる女性

男性でも女性でも、「会えば済むことなのに、なんでわざわざスマホいじらなきゃならないんだ」、そんな風にワイルドな考え持つ人は一定数いるものです。いわゆる筆不精ですね。

この場合、あなたへの気持ちとLINEでの振る舞いは連動しません。
つまり相手があなたに気があったとしても、LINEを使うとは限らないということです。

さらに言えば、あなたがLINEでしっかりコミュニケーションを取りたいと思っていても、その表現手段が性にそぐわない。そんなケースが考えられます。

この場合に有効なのは、あなたと相手の間には、別の表現方法も存在するよ、ということを教えてあげることです。

何らかのグループに属するもの同士なら実空間での会話をしてみる、デートに誘ってみる。LINEはあまりやりたくないけどMessengerならよく使う、かもしれません。

つまりこのケースで肝要なのは、相手のコミュニケーション手段の得手・不得手を把握することです。

自分の表現手段を強要するのは優しさに欠けます。機械が苦手なだけかもしれません。SNSでの人間関係の構築、それは仕事や友人などの場で仕方なく使っているだけ、恋人にするならそうしたツールではないところであなたを求めているだけかもしれません。

まとめ:脈ありか脈無しか。やっぱり必要なのは時間!

これまで述べてきたように、やはりお相手の真意、気持ちを見極めるのは何と言っても時間です。

あなたに気があるのなら、今は未読無視でも絶対に返信は来ます。未読から既読へ、そして返信なり電話なり、現実的なアクションが絶対にあります。

しかし稀に、ものすごく内気な方もいます。その方は、あなたのLINEを未読無視し続けてしまった罪悪感と、あなたへの気持ちを正直に吐露できない歯がゆさの中で苦しんでいます。この場合、とりあえず待ってみて、先述したように目先を変えたLINEを新たに送って助けてあげましょう。そして反応を見ましょう。

何週間も未読無視が続くならば、残念ながら今回は脈はないということを受け止めましょう。それは一つの設定です。直接会って確かめるもよし、もう一度何かメッセージを送ってみるもよし。なにか自分の中で「これに返信がなかったら諦めよう」と設定して、最後のアクションを起こしましょう。
少しでもあなたに気があれば、やはり何かしら返信があるでしょうし、それもなければバッサリ。次の恋へ進んでいきましょう!
気持ちもないのに何となく付き合っちゃったカップルって、意外と多いものです。そうならなくてよかったと、発想を変えてより良い恋愛を目指しましょう。

こうして掘り下げてみると、LINEというシステムがひとつの表現方法だということが再確認できます。

その一方で恋愛というのは様々な表現方法を取ることができる自由な空間です。LINEは日常や仕事、他愛もないコミュニケーションのためならばとても便利で素敵なシステムです。しかし恋愛において、絶対に必要なものではありません。

LINEでもしっかりと結ばれている、それは確かに理想ですがあくまで二人の関係を楽しむスパイス。楽しむための道具です。それに振り回されてしまうのは悲しいことです。

自分をそこだけに縛らないで、「単なる手段のひとつ」と捉えてみてはいかがでしょうか。余裕をもつこと。そして「脈ありか脈無しか」という今の状態を楽しむこと、これも大事です。

自分以外の人に興味・関心、そう、恋をすることはただそれだけで素晴らしい人生の1ページなのですから。そして今の状態がお相手との関係の最初の章となり、素敵な経験となりますことをお祈りしています。