
浮気を許す彼氏の心理とは?本音は何を考えてる?
更新日: 2023年02月16日
付き合っている彼女の浮気が発覚すれば、ほとんどの男性は怒るでしょう。怒りにまかせて「許せない。別れよう」という男性もいるに違いありません。
しかし、中には、彼女の浮気を責めることはしても、最終的に許す男性もいます。ほとんど責めることもなく、許すケースもあります。
ここでは、彼女の浮気を許す男性について、どんな心理を持っているのか見ていくことにしましょう。
自分に自信がないから彼女を失いたくない
たとえば、恋愛経験がまったくなく、初めて彼女ができたら、その彼女に浮気をされたとしましょう。
経験がない、あるいは経験のきわめて少ない男性は恋愛に対して自信がないため、彼女に浮気をされても、「それを責めると、かえって彼女に嫌われてしまうのではないか」と考えることが少なくありません。また、ある程度経験があったとしても、男としての自分に自信がないという場合も同様です。
彼女の浮気を責めることによって、彼女に嫌われ、結果として彼女を失うことが怖いというのが、このケースでの浮気を許す男性の心理ということになるでしょう。ですから、本音では許しているわけではありません。
彼女のことが好きでたまらない
どんなに経験豊富な男性でも、「今の彼女にはこれまで経験したことのない強い恋愛感情を抱いている」ということもあります。
人間、これ以上ないほどの恋愛感情を持っていると、相手のことをすべて許したくなるものです。
もちろん、相手のことを強く愛しているからこそ、「浮気はぜったいに許せない」と思うこともあるでしょう。
しかし、「だからこそ、許す」というケースもあるのです。
この場合、男性は心の底から彼女のことを許していると考えられます。浮気をすることを含めて、彼女のことが大好きなわけで、「浮気したのは、それだけ彼女が男にモテる証拠」と、ポジティブにを考えることも少なくありません。
これで自分も浮気しやすくなった
彼女の浮気が発覚した時、表向きは怒って見せながら、心の中では「しめしめ」と思っているケースもあります。
この場合、男性は「彼女も浮気したのだから、自分が浮気しても怒ったり責めたりすることはできないだろう。これで浮気がしやすくなった」と考えているのです。
浮気願望の強い男性は少なくありません。実際に浮気している男性もいるでしょう。
そういう男性にとって、彼女の浮気はむしろ歓迎すべきことであるケースが少なくありません。
遊びのつもりで付き合っている
もともと、彼女にそれほど強い恋愛感情を抱いていないため、彼女の浮気を許すという男性もいます。
女性の方は本気のつきあいでも、男性はそう思っていないというケースです。
このケースでは、そもそも恋愛感情が希薄なのですから、彼女に浮気されてもそれほど腹は立ちません。
あまり腹が立たないから、ムリなく許すことができるのであって、このケースでは心底許していると考えていいでしょう。
気持ちが冷めている
最初のうちは強い恋愛感情を抱いていたのに、だんだん気持ちが冷めてくるということもあるでしょう。
気持ちが冷めたタイミングで、彼女の浮気が発覚しても、それほどショックを感じないに違いありません。
つきあっている彼女の浮気ですから、もちろんいい気はしないでしょうが、「どうしても許せない」というほどの怒りは感じないでしょう。
気持ちが冷めてしまっているため、浮気されてもあまり腹が立たず、浮気を許すということもあるのです。
寛容な男と思われたい
男性は見栄っ張りな生き物です。プライドが高いために、自分をより大きく、より強く、より優れた人間であると人にアピールするケースが少なくありません。
彼女の浮気が発覚して、大ショックを受け、猛烈な怒りを感じているとしましょう。
その怒りをそのまま彼女にぶつけ、わめき散らすように彼女を責め立てれば、彼女から「一度の浮気ぐらいでそんなにうるさく言うなんて、度量の狭い男」と思われてしまうかもしれません。
自尊心の強い男性は、人からそんなふうに思われることを避けようとします。
そのため、心の中では怒っていても、表にはそれを出さず、寛容にふるまって見せるということがあるのです。
つまり、「彼女から寛容な男だと思われたい」というのが、このケースでの浮気を許す男性の心理であり、本音ではまったく許していないと考えていいでしょう。
自分に対する彼女の気持ちを信じている
最初に、「自分に自信がない」という心理を紹介しましたが、それとはまったく逆の心理を持っている男性もいます。
彼女と自分の関係に自信があるとうケースです。
男性としての自分に自信があり、そんな自分に対する彼女の恋愛感情にも確固たる自信を持っています。
そのため、「今回のことは、ハプニング的に起こった一時的なあやまちに違いない。たしかに彼女は浮気をしたけれど、それはあくまでも浮気にすぎず、彼女の本命はまちがいなく自分なのだ」と考えるのです。
このような自信があるため、浮気に怒りを感じたとしても、最終的には許せるということになるでしょう。
彼女のことを信じたい
そのような自信はもっていなくても、「彼女のことを信じたい」という心理から、彼女の浮気を許すというケースも少なくありません。
彼女の人間性を高く評価していて、「たまたま、今回は浮気に走ったけれど、それは相手の男から強く迫られて断れなかったからだろう。彼女はけっして浮気性な女性ではない」と考えています。
「そういう彼女のことを信じたい」という心理から、彼女の浮気を許すのです。
この場合は、浮気がくりかえされると、彼女に対する信用が壊れますので、二度目は許さないと考えていいでしょう。
自分も浮気しているからうしろめたい
「これで浮気がしやすくなった」という心理を先ほど紹介しましたが、実際に浮気をしている男性が、「うしろめたい」という心理から、浮気する彼女を許すというケースもあります。
すでに浮気をしたことがあるとか、今現在浮気しているという場合、男性は「彼女に悪いな」と思っているケースが少なくありません。
男性は彼女に対し、罪悪感を抱いているわけです。
そんな心理を持っている場合、彼女の浮気が発覚しても、うしろめたさからそれを責めることが出来ません。
表向きは、憤って見せることはあるでしょうが、怒ったあとで、結局は許してあげるのです。
「これで主導権を握れる」と喜んでいる
女性の方が強く、何かを決めるにもデートをするにも、彼女の方が主導権を握っているというカップルがよくいます。
受け身で弱気な男性であれば、そういうつきあいを好ましく感じることもあるでしょう。
しかし、「できれば自分が主導権を握りたい」と思っている男性も少なくありません。
そういう男性は、彼女の浮気が発覚した時、「彼女に貸しを作った」と感じることがよくあります。彼女は自分に対して裏切り行為をしたのだから、これからは自分の方が強く出られると考えるわけです。
「これで自分が主導権を握れる」と喜んでいるため、彼女の浮気を許すことができると考えていいでしょう。
「女は浮気するもの」とあきらめている
過去の女性経験から、女性に対して一種のあきらめの気持ちを抱いているというケースもあります。
これまでつきあってきた女性の多くが浮気をし、それが発覚した経験があり、「女は浮気をするもの」とあきらめているケースです。
最初のうちは、浮気をされて「許せない」という気持ちになったに違いありません。
しかし、それがくりかえされるうちに、「女はみんな浮気をするんだから、責めてもしかたない」と思うようになったわけです。
そうしたあきらめの境地から、彼女の浮気を許すということもあるのです。
淡泊な性格でジェラシーを感じない
男性の中には、ひどく嫉妬深い人もいれば、それほどでもない人もいます。
中には、「生まれつき淡泊な性格で、ほとんどジェラシーを感じない」という男性もいるでしょう。
こういうタイプの男性は、つきあっている彼女に浮気をされても、それほど傷つくことはありません。
ジェラシーを感じない性分なために、彼女の浮気をムリなく受け入れることが出来るのです。
「ジェラシーを感じないから、怒る気になれない」というのが、このケースでの浮気を許す男性の心理ということになるでしょう。