
【状況別】「好きなタイプは?」と聞かれた時のベストな答え
更新日: 2018年10月27日
会社や学校などで、ふとした時に異性から聞かれて困る質問ってありますよね。例えば、「あなたの好きなタイプは?」といったもの。
では、こうした質問をするとき、相手は一体どのような気持ちで聞いてきているのでしょう。また、その際にはどのように答えるのがベストなのでしょうか。
今回は、「男性が女性から聞かれた」という視点で見た、「好きなタイプは?」という問いのベストな答え方について、相手の状況別に応じていくつかまとめてみました。
1.あなたに好意があるが「彼女持ち」か探っている場合
まずは、相手の女性があなたに「好意を持っていて、積極的にアプローチしようかどうか迷っている」という場合です。
こうしたタイプの女性は、周囲とうまくやっていきたい、波風を立てたくない、といった真面目で平和主義、慎重派であることが多いです。
「本気で恋人になりたい」という気持ちから質問をしているため、その際になんと答えるかによって運命が変わってしまうため要注意です。
答え方としてはおおよそ、以下のいずれかから選べば無難であると言えるでしょう。
外見の特徴を「1つだけ」挙げる
男性もそうですが、好きなタイプを聞いた際に、「身長が180cm以上で二重で黒髪短髪で、細マッチョでちょっと色黒な人が好き。」というような、「注文の多すぎる」女性に対して好印象を持つでしょうか?
多分、NOですよね。そしてそれは女性だって同様です。
しかし、好きな特徴を「1つだけ」に絞ると、相手に効果的に作用する場合があるのです。例えば、「黒色でセミロングくらいの長さの髪の人」と答えたとします。
その際、「質問してきた人にやや近い外見の特徴」で答えると、相手は自分に対して好意を持ってくれているのではないか、と考えることが出来ます。
また、もし外見的特徴が合わなかった場合でも、そのように自分を近づけてみようと思ったりするというわけです。
内面的特徴を挙げる
女性というのは多かれ少なかれ、自分の容姿に対してコンプレックスを抱いているものです。そのため、外見ではなく内面のタイプを答えることで、「それなら自分でも大丈夫かもしれない」という安心感や期待感といった感情を与えることが出来るわけです。
例えば「好き嫌いしないでなんでもおいしそうに食べる子が好き」と言えば、相手はあなたに対して寛容さのある男性だ、という認識を持つでしょうし、「家族を大切にする人」と答えれば、温かみのある人だと親近感を抱かれることでしょう。
こちらの場合も先程同様、質問してきた女性の内面に合致するものを答えると、より好印象をもたらすことができます。
「好きになった人がタイプ」という
最も無難な答えがこちらのものです。
この答えを告げる際にぜひ行っておくべきことが、「過去の具体的エピソードを話す」
ということです。
「前付き合った人はこんな人だったけど、その前に付き合った人はこんな人で、全然共通点がなかった」などと、あなたがどんなタイプの女性と付き合ってきたかを話すことで、質問者の女性により強く興味関心を抱かせることが出来ますし、そのタイプに統一性がなければ、「この人はどんな人でも好きになったら受け入れてくれるんだ」という「器の大きさ」を感じてもらえるのです。
また、過去の女性が一貫したタイプであった場合には、質問者の女性があなたから好印象を抱かれるような人になろうと歩み寄ってくれる可能性も考えられます。
2.質問をすることで、「自分を意識させよう」と考えている場合
前項の女性同様、こちらもあなたに対して好意を持っているというパターンですが、女性の性格面において先程とは差があります。
真面目で慎重派な女性が先述した方ならば、こちらの女性は「策略家」の面を持ち合わせていたり、恋愛経験が豊富だったりする場合、あるいは経験はあるが自分に対して自信をあまり持っていない女性であることが多いです。
こうしたパターンの女性に対しても、1のものと同様「外見的特徴を1つ」「内面的特徴」「好きな人がタイプ」のいずれかで答えれば問題はありません。
また、2の女性に関しては、質問時にあなたの目をじっと見つめて聞いてきたり、タイプを問う質問のあと平然を装って普通に会話を続けるといったことも多いので、そうした言動が見られた際には上記のように対応すればよいかと思います。
3.特に意味は無い場合
ここから先は、残念ながら女性側があなたに対して恋愛感情を持っていないという場合になります。
まず一つ目が「質問に特に意味は無い」という場合です。
話題の流れでたまたま「好きなタイプは?」と聞いたけれど、特に深い意味もなく興味もない、ということも女性にはしばしばあります。
これは、「好きなタイプは?」という話題を、一つの「話のネタ」としてとらえ、社交辞令的に聞いているからに過ぎないのです。
こうした女性の人物像は、次の通りです。
社交的だけど、人の中心で話題を盛り上げるのが苦手である。話の引き出しがあまり多くない。恋愛経験がそれほど豊富ではない。
この3のタイプの女性は、質問をしてきた際に他のことを考えているような素振りがあったり、答えても軽く流して全く関係のない話題にすぐ進んだりする傾向にあるため、その場合には深く考えず、あなたも当たり障りのない答えを述べればよいでしょう。
4.あなたをからかいたい気持ちがある場合
女性というのは、男性が思う以上に「恋バナ」が好きなもの。
世間にこれほどまでに恋愛ドラマや映画が多いのも道理でうなずけます。
ですから、女性によってはあなたに対して恋愛感情がなくても、「好きなタイプは?」と聞くことでドギマギしているあなたを見て楽しんだり、その質問を皮切りにあなたの恋愛遍歴を聞き、過去の恋愛話を聞きたかったりしたいという人もいるのです。
このような女性は、ユーモラスであったりポジティブな性格の人が多いです。
特に悪気があるわけではなく、その後もあなたの恋愛事情に関して様々な質問をしてくる可能性のあるタイプと言えるでしょう。
こうした4のようなタイプの女性は、基本的にあなたがどのように答えても面白がってあれやこれやと聞いてくるため、特に考え込む必要はなく、気軽に答えればよいのではないでしょうか。
5.本当は自分のことを話したい場合
人間には、相手にされたことを相手にも返したいと考える心理作用が存在します。
そのため、そうした心理を利用して、自分に「好きなタイプは?」と聞いてほしいがためにあえて先にあなたに対して聞いてくる、という女性もいるのです。
まれに、問い返した後に「私の好きなタイプは、あなた。」と、恋愛漫画さながらに返してくれる人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合はこの5のパターンの女性もあなたに対して恋愛感情を抱いてはいません。
むしろ、あなたとは全く関係のない男性の話に話題が逸れていき、やがて恋愛相談へとずれこんでいく、といったことすらあるのです。
こうしたタイプの女性は、話をするのが好きで寂しがり屋な場合が多いです。そのため、「話を聞いてくれそうな人」だとあなたを認識すると、一瞬あなたに話題をふるような素振りを見せ同様の質問が返ってくることを誘い、そこから先は自分の話を延々続けていくのです。
こうしたタイプに対しては、どんな答え方をしても、むしろ答えなくても最終的には相手のペースに飲まれがちなため、特に考える必要はありません。
あまり深入りしすぎないよう、ほどほどに距離感を保って聞いてあげればよいでしょう。
以上、5つの状況別に応じた「好きなタイプは?」という質問に対する答え方について、その女性の性格や心理も踏まえた上での例をまとめてみました。
好きなタイプを聞かれたからといって、必ずしも相手が恋愛感情を持っているわけではないということをお伝えできたかと思います。
ですが、この文章をきっかけに、もう一度ご自身のタイプを見直すきっかけとしてもご利用いただけるとありがたいです。