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国立西洋美術館

国立西洋美術館の見どころとデートで120%楽しむ方法を紹介

更新日: 2023年02月16日

大切な人と過ごすデート。みなさんはどんな場所に行きたいですか?
せっかく二人ででかけるのであれば、特別な場所でいつもと違う雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

都内からアクセス抜群の国立西洋美術館は世界遺産に登録されている大変貴重な建物で、中に入るとルノワールモネなどの印象派の作品やロダンの彫刻など、貴重な美術品と出会えますよ。

アクセスの良さが魅力

国立西洋美術館は上野公園内にあり、都内からのアクセスは抜群です。

周りには上野動物園や国立科学博物館などもあり、一日中素敵な時間を過ごすことができますよ。

成田空港からもスカイライナーに乗れば40分で乗り継ぎなしで到着できます。遠距離恋愛中のふたりにもおすすめのスポットです。

建物前に広がる芸術的な庭

国立西洋美術館と書かれた門をくぐるとまず驚くのが独特な構造と彫刻が並ぶ庭。ロダンなどの著名な彫刻作品がいきなり現れ、初めて訪れたカップルはきっと驚かれると思います。

 

*風子*さん(@fuko244k)がシェアした投稿

迷路のようなカーブを描く通路とや丁寧に手入れされた木々、教科書で見慣れた「考える人」、そして圧巻の「地獄の門」。

 

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夕方にはライトアップもされ、何とも言えない雰囲気を醸し出します。まずはここで記念撮影などしてみてはいかがでしょうか。

世界文化遺産に登録された本館

庭をじっくり見た後は、いよいよ本館へ。

国立西洋美術館の本館は、ル・コルジュジエによって設計された日本で唯一の建物で、1959年に開館しました。そして「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として、2016年7月17日に世界文化遺産として正式に登録されました。

 

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外観は一見シンプルな緑色の四角い箱のようですが、近くで見ると独特さがよくわかります。緑色の部分はタイルではなく、緑色の玉石が敷き詰められたコンクリートのパネルなのです。

建築様式をよりじっくり味わえるのは、入り口から入って右手にある「19世紀ホール」です。

 

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天井が広く、見上げると吸い込まれそうな感覚に襲われます。

三角窓の天井からは太陽の光が自然に入り込み、優しい明るさの広がる空間となっています。

ホール内には「考える人」で有名なロダンの彫刻作品がずらりと並んでいます。

企画展は基本的にカメラの撮影は許可されていませんが、常設展やこの19世紀ホール内ではカメラの撮影が許可されていますので、不思議な彫刻と一緒にぜひ二人の思い出の一枚を撮りましょう。

彫刻のポーズをまねて楽しむカップルの姿もたまに見られて楽しいですよ。

スロープで2階に上がると、本館展示室に到着です。ここでは常設展の展示が行われています。

常設展だからといって侮るなかれ

常設展と聞くと、「いつも展示されているものなんだからどうせ大したことないんだろう」と思われる方もいるのではないでしょうか。

たしかにとても小さな美術館や博物館、科学館ではそこまでたくさんの著名作品は並んでいないかもしれませんね。

ですが、この国立西洋美術館は違います。

あの有名なルノワールやモネなどの印象派の作品や、フランダースの犬にもでてくるルーベンスが描いた作品などが常設展コーナーにずらりと並んでいます。

これらの作品は、なんと一人の日本人が集めたコレクションというのですから驚きです。

松方幸次郎という川崎造船所の社長がフランスで収集したコレクションで、その名も「松方コレクション」。

美術作品は戦争や盗難などで行方不明になったり、焼失してしまったりすることが歴史上よくありましたが、このように収集され、大切に保管されてきたというのは歴史的にも非常に価値のあるものです。
これらが世界遺産建築の中にあるというのは素敵なことですね。

充実した企画展

公式HPで展覧会情報をチェックすると、今どのような企画展が行われているのかを知ることができます。複数の企画展を並行して開催することが多いです。

企画展の入場料は常設展とは別途支払う必要があり、値段は上がりますが、本来は海外に行かなければ見られない作品がやってくるわけですから、ここは奮発して入場を。

企画展でおすすめなのは音声ガイドを借りることです。

企画展中は、平日の昼間でも大混雑しています。チケットを買うにも大行列ができるほどです。そんな人ごみの中、絵を見ながら解説も読んで…というのはかなり至難の業。恋人との会話も弾みませんね。

音声ガイドは絵の横についている番号を入力すると解説を聴くことができますので、集中して絵を見ることができます。

音声ガイドならではの解説や音楽も入っていますので、ぜひ借りることをお勧めします。作品が生まれた国や作者のことを知るうちに、二人の会話も盛り上がり、「いつか一緒に行ってみたいね」と海外旅行計画にも発展するかもしれませんよ。

疲れたときはレストランで至福のひと時を

常設展に企画展に、じっくり見て回ると2時間ぐらいはあっという間に過ぎてしまいます。足が疲れたりおなかが空いたり、そんな時はぜひ館内のレストランへ足を運びましょう。レストランは美術館の中庭に面していて、天井は高く開放的な雰囲気です。広い窓からは太陽の光がはいり、非常に明るい空間となっています。

ランチプレートセットの人気が高く、お昼時は行列ができてしまいます。

 

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ゆっくりしたい場合は16時ぐらいがおすすめです。企画展開催中は、企画展の内容に合わせた期間限定メニューが登場します。

ケーキも一つ一つがかわいらしく、高級ホテルに来ているかのような気分を味わえますよ。素敵な作品を見た後に、このレストランでお互いの感想を伝え合うと、距離がぐっと縮まること間違いなしです。

また、こちらのレストランは観覧券がなくても入場できますので、近隣の国立科学博物館や上野動物園を訪れた際にも利用可能です。ワインやビールも飲むことができますので、夜デートにもおすすめの場所となっています。

ミュージアムショップでお買い物

ミュージアムショップには、国立西洋美術館で一番人気があるモネの「睡蓮」や、その他松方コレクションなどのオリジナルグッズを多数取り扱っています。

美術品が描かれているものが大半ですので、大変お洒落です。おそろいのマグカップやキーホルダーを買うのもいいですね。

また、過去に開催された展示会のカタログも売っていますので、行きたかったけど行けなかったという展示会があれば、諦めずにまずはここへ立ち寄ってみましょう。もしかしたらお気に入りのカタログと出会えるかもしれません。

書籍コーナーでは美術の専門書も多く取り扱っていますので、より深く勉強したい方、現在研究職に就いている方、将来美術の専門家を目指している方にはぜひおすすめです。

イベント参加もおすすめ!

美術館でイベントと聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?

国立西洋美術館では毎年数多くのイベントが開催され、講演会、家族で参加できるファミリープログラムなどが開催されています。

中でもカップルにおすすめなのはクリスマスプログラムです。

プログラムでのギャラリートークでは常設展にある作品のなかからいくつかを取り上げ、ボランティアスタッフが解説をしてくれます。

絵に隠された意味、描かれた歴史背景、作者のことなど、じっくり30分ほど聞くことができますよ。せっかくの機会ですから質問などしてみると彼女からの印象もアップするかもしれませんね。

クリスマスキャロル・コンサートでは、クリスマスにちなんだ曲のアカペラコンサートが行われます。

美術館の中で行われるコンサートは、音楽ホールとは違った音の響き方をしますし、非日常を味わえます。

二人の気分が盛り上がったところで、ワークショップルームに立ち寄って、クリスマスカードやリースを作れば思い出作りは完璧です。一生忘れられないデートになるでしょう。

まとめ

天候を気にせず楽しめる国立西洋美術館で、世界遺産建築や美しい芸術作品に囲まれながらぜひ素敵な思い出作りを!
上野駅からは少し歩きますので、雨の日は傘を忘れずに。

名称:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7番7号
営業時間:常設展
火~木曜日・日曜日 9:30~17:30
金曜・土曜日 9:30~20:00
※時間延長期間の場合は9:30~21:00
企画展
火~木曜日・日曜日 9:30~17:30
金曜・土曜日 9:30~20:00もしくは21:00まで
※時間延長期間は企画展により異なる
開館時間
火~木曜日・日曜日 9:30~17:30
金曜・土曜日 9:30~21:00
ただし、時間延長期間は、9:30~22:00
定休日:月曜日・年末年始(12月28日~翌年1月1日)
※月曜日が祝日の場合や、祝日の振替休日の場合は開館し、翌火曜日を休館とする
URL:http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html